不妊治療後の小さな奇跡

こんにちは
先週、不妊治療を終えてから初の婦人科の定期健診に行きました。
内診台に上がり、子宮の状態を見てもらっている時、先生の一言

「あっ。卵が育ってますね。」
これまで何年も婦人科の定期健診に通ってきて、自然に卵が育つことはなかった。見えないくらいの大きさで、卵巣もかなり小さかったという。

それが、今回初めてしっかりした大きさで確認できたという。
もう理不妊治療は終えたのでもちろん排卵誘発剤は打っていない。

先生「もしかしたら、今後は薬を飲まなくても生理が来るかもしれないですね」
私はずっと女性ホルモンの薬の力を借りないと生理が起らず排卵もしていなかった。
もし、自然に生理が来て薬が不要となったら、とても助かる。
そして、もしかしたら今後、自然妊娠の可能性もゼロではないのかもしれない。

先生「あ、まだあまり期待しない方がいいかもしれませんが。。

私があまり嬉しそうな様子を見せたためだろう、先生にはそう釘を刺されましたが、だって嬉しかったんですもん。期待してしまう。

不妊治療は昨年末で終わりにした。
悩んだが約一年半、人工授精を三回実施してやるだけのことはやったと
納得はできていた。
仕事復帰の目途もつき、これからは仕事を頑張ろうと決意した。

けれど、やはり外で小さな赤ちゃんや親子連れを見るとうらやましく思ってしまう。
先日も電車に乗った時、胸の大きなポケットに赤ちゃんを包んで抱いているお母さんを見かけた。そんな温かな光景を見て、ほっこりとした気持ちと同時にちょっぴり感じた胸のチクンとした痛み。

薬無しで自然に生理が起こるか、来月末まで様子を見ることになりました。
どうか起こりますように。



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