【仲良し夫婦サークル】年に一度の特別料理

今回の仲良し夫婦サークルのテーマ
特別な料理
特別な料理といって思い出すのはいくつかあった。
旦那の好みの味になるよう、試行錯誤したハンバーグ
これまた市販の素の味が好きでない旦那のために調味料を配合した麻婆豆腐
柔らかい食感が好きな彼のための、毎年恒例のバレンタインのチョコトリュフ

が、今回取り上げるのは私の手料理ではない。
それは、年に一度、年末に旦那が私の実家に挨拶に来てくれるとき、母が用意してくれるおかずである。
それは大葉とチーズの挟まった
ミルフィーユカツ

母お手製ミルフィーユカツと彩りよいサラダ

初めて母が旦那にふるまってくれた時、今まで自分の実家でも、外でもあまり食べる機会のなかった旦那は大感激だった。これ、めちゃくちゃ旨いたくさん食べる旦那の様子に、母も嬉しそうだった。それから、年末の挨拶の時期は、決まって母がお手製のミルフィーユカツをふるまってくれるようになった。母は今、一人暮らしをしている。そのため、大したおかずは作らない適当に済ませてしまう。と言っている。けれど、私や旦那が来ると腕をふるってごちそうを作ってくれる。特に年末の1日は、男性である旦那がお腹いっぱいになるようにと、ミルフィーユカツを山程つくってくれるのだ。おかげで旦那は毎回、お腹がパンパンになっている。ご飯の後は旦那がお土産に買ってくれるデザートをみんなでいただくのも恒例定番は駅近くにあるミスドのドーナツだが、昨年はクリスマスが日曜日と被ったため、年末のあいさつを早め、お土産にケーキを選ぶちょっと奮発したいちごのプレミアムショートケーキ、母は大喜びしてくれた。もちろん、贅沢なケーキ自体もだけれど、私と旦那とみんなでクリスマスを過ごせることを。年に一度旦那を連れて自分の実家に帰省する日、母の心のこもった手料理はなによりのご馳走で、3人で団らんする時間は幸せ以外の何物にでもない。

母のミルフィーユカツは私にとっても、旦那にとっても特別な料理なのだ。

ちなみに話はそれるが、実家には私一人でよく帰省している。

子供の頃は当たり前に思ってた母の料理。自分のために作られた料理のおいしいこと。
毎日自分で料理をするようになり、身にしみて感じている。



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