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海外で子どもを産み育てることへの不安

ここ数年で自分の友達から妊娠、出産の報告を良く聞く様になった。コロナで夫婦関係が良くも悪くも変化したというニュースを良く見るこの頃。

自分の周囲ではどちらかと言えば、妊娠した友達が多く、人生における次のステップを歩み始めている子達が増えた気がする。

そう言う私も、年齢的にはそろそろ子どもを考える時期である。子どもをもつことは夫婦ごとに選択があり、様々な在り方があっていいと思う。

親からは、「子どもはどうするのか」よく聞かれるけど、親だからといってデリケートな話題について踏み込んでくるのは少し違う気がするし、正直ほっといてほしいと思う。

友達の妊娠出産の報告を聞く度に嬉しい反面、自分の中に焦りも感じる。でも、自分の不安な気持ちに素直でいたいし、無理に自分を急かしてする決断ではないと思うので、「焦らないで、大丈夫。」と自分に言い聞かせては、気持ちを落ち着かせている部分がある。

コロナになってから将来に対する漠然とした不安が増して、子どもをもつことで精神的、身体的、経済的に更に余裕が無くなるのではという心配にフォーカスしてしまう。

自分の場合、海外に住む事で、頼れる家族も親しい友達もいない中で、自分の身体が変化したり、自分が安心できると感じる周囲のサポートがない中で、子を産み育てる事に対しての不安が大きいのだと思う。更にコロナの関係で国境を行き来するのが大変になったのも理由の1つである。

勿論、周りの先輩ママさん達はそんな中でも逞しく出産子育てをしている人も沢山いるし、友達には「なんとかなるよ」「覚悟なんていつまでたっても出来ないし、それができるのは、子どもが出来てからだったよ」とアドバイスをもらう。

経験者からの言葉には重みがあり、本当にそうだろうなと思う。しかし、まだ自分の心の準備ができてないとも思う。

女性は、母親になることにホルモンの変化等による精神的な変化、身体的負担や出産の苦痛に耐えるなど様々な制約がある。自分はクライミングが趣味でジムや外岩へ行くのが大好きなので、妊娠中は身体に割とハードな負荷がかかるので我慢する事になるだろう、、と思うとしょうがないと感じる反面フラストレーションも溜まる。

世の中のママさん達は様々な制約を受け入れ、ライフスタイルの変化に対応しながら、逞しく子を産み育てているんだよなと思うと、本当に尊敬の念を抱く。

ありがたいことに、今はインターネットの発達のお陰で世界中の色んな人と繋がれるし、経験をシェアできる。だから、もう少し情報を集めながら、夫婦でコミュニケーションを取りながら、決めていこうと思う。

ポジティブにもネガティブにもならずに自分の気持ちをフラットに受け止めて、向き合って自分なりの決断をして行けたらいい。


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