starlucks

どんな色もきらびやかに照らす
葛藤もなんそのすでに躍っている

名前のないものは
やはり名前が付かなかった
そうとしか伝えようがないとしても
それくらいのこと誰も案じてない

少し近づいて少し動揺する
待っている目のやり場が定まらず会釈して

冬が僕を包んでいくそれだけなのに
町や人は大袈裟だ
クリスチャンでもないのに
思い返せば染まっていくそれだけなのに
この話は厄介だ
まだ何も始まってないから

どんな空も突き抜けて届く
悪天候もなんのその常に動いている

形がないものは
本当はその形があった
書くことでしか伝えようがないとしても
それくらいのことむしろ都合がいい

少し出遅れてかなり動揺する
買ってきたチノパンについた染みを見えなくして

冬が僕を包んでいくそれだけなのに
町や人は大袈裟だ
実はクリスチャンだけど
僕も人も染まっているそれだけなのに
この話は暴論だ
言葉にして距離を量っている

目の前の不安どうにかするにしたって
そのもっと目の前には清んだ空気
人々の笑顔

冬が僕を包んでいくそれだけなのに
町や人は大袈裟だ
でも何かを信じている
思い返せば染まっていくそれだけなのに
この話は厄介だ
まだ何も始まってないから

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