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オモコロ合宿でした

合宿とはいいつつ、何かおもろについて議論を交わしたり記事を作ったりとかはせず、普段インターネット上でしかやりとりのない人たちも巻き込んで、遊ぼうや!という毎年恒例の催し。1日目の昨日は目的地の旅館を目指して珍道中を各自繰り広げ、満を持してBBQ。みくのしんカレーも振る舞われて腹いっぱいになったところでボードゲームをしたりスーパー銭湯に行ったりおしゃべりしたりそれぞれ楽しんだ。みんなパワフルで4時〜5時ぐらいまで起きてたな。

俺はドライバーで長時間運転(終盤は山道攻略)をしていたので2時ぐらいには布団に入ったけど、行きの山道で向こうから車線を越えて追い越ししてきたアホ車とマジで衝突寸前になるというガチ肝冷え事件があって同乗してたみんなと怖がりながら「これ寝るときフラッシュバックしてくるやつだ!!」と叫んで、案の定それを思い出して怖くなって寝付けなかった。ぶつかった時のことまで想像を巡らせてさらに怖くなった。かわいそう。あとお酒を全く飲まなかったのに1時間ごとに大量のおしっこをするために起きてしまったし、朝起きたらクーラーの風で乾燥して全く声が出なかった。踏んだり蹴ったり。


二日目は小田原で人気の回転寿司「禅」に行った。寿司屋なのにフランス料理がメニューとしてあって、かなり謎めいている。


大トロ。食べたら溶けて無くなっちゃいました。


何故かメニューにあるTボーンステーキ。うまかったな〜。隣に座ったたかやは「こんなん食べたことないっす!」と泣き、しょう油が白いTシャツにとんでも「良い店のしょう油だからいいっす」と言っていた。不思議な店だったけど確かな味わいだった。


そのあとはポーラ美術館へ。いま展示してるお皿のプールの展示がめちゃ良かった。

・床にくり抜かれた円形の浅めのプール(底面は青)
・床と同じ高さまで水をはり、そこに大小様々な陶器を浮かべる
・一部分から緩やかに水を出して流れを作り、陶器が水面を静かにたゆたうようにする
・その時に陶器がぶつかり合う音が不規則性ながら実に綺麗

分かります?これ。妻に説明したら全く伝わらなかったんだけど。

一応こんな感じなんだけど、良さわかる?陶器がゆっくりと水面を移動していく静謐さが心地よく、時折陶器のぶつかり合う音の響きも自然に曲を奏でているような神聖さに満ちあふれて、ず〜〜〜〜っと見ていたくなるような心の洗われる作品でした。写真撮影、動画NG、これの関連グッズも作らない、「見たければここまで来い」と言わんばかりの強気のメッセージも惚れる。ポーラ美術館は道が険しいけど正直これだけでも見に行く価値はあったな。

他にも色々あるけど帰り道の運転がまだまだ長くて体力を回復させたかったので、ちょうど休めるスペースがあったこともあり、少し仮眠。



気配を感じて目を開けたらキショ松が見つめてて、怖かった。

あとは大渋滞に巻き込まれるも、助手席に座ってたモンゴルナイフとともに90年代J-POPを歌いまくって何とか無事に帰還。事故が無くて良かった。本当に…。また来年も行きたいね。敬具

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