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ホスピタリティの日曜日の記

今日は新宿で映画を見た。「生き人形マリア」というフィリピン産ホラーで、その名の通り亡くなった娘を模した人形が動き出してさあ大変、という話。むちゃくちゃチープだけど人形の造形がすこぶる気持ち悪い、終盤のお遊戯会みたいなわちゃわちゃ感、全く整合性の取れてない「悲劇はまだ終わらない」的ENDなど、どこか愛せる変な映画で味わい深かった。

その帰りにtwitterを見ていると、弊社の元インターンで今は編プロでライターとして頑張ってる神田匠が横須賀で遊んでいる旨のツイートをしていたのを発見。ここ数年わたくしは葉山(横須賀の隣)で田舎暮らしをしていて神田匠のUPした写真はガンガンに見覚えのある場所だったのでLINEで声をかけてみると、軍艦巡りのクルージングや横須賀海軍カレーなどを堪能して、今から美術館に行こうとしてる、とのこと。ほ〜〜〜〜なるほどなるほど。フム…ハンマーカンマー…と思考を巡らせて、今日はここから帰るだけであとは予定が無いし、明日は先週土曜に撮影で出社した分の振替休日を申請してたこともあって、せっかくなので車を出して美術館まで連れてってあげることにした。や、優しい…。わしゃ聖人か?

少し待ってもらって車で迎えに行くと、同じく元インターン(2週間しか体験してない)のしゅどんどんと、オモコロライターのかとみさんもおり、4人でドライブ。地元なのに横須賀美術館は存在を初めて知ったんだけど、海に面して佇む白基調のアーティスティックな建物に手前にはなだらかな芝生が広がって体育座りしながら海を眺められる実に良い場所だった。オススメ。中もすごく綺麗だし。目当てであった「ねないこだれだ」でおなじみの「せなけいこ展」も心が暖まる優しいタッチの原画が並んでて、神田匠が「これtwitterのアイコンにしたい」とずっと言っていた。「すれば」と思った。

その後は、せっかくだから葉山らしいところを案内しながらご飯も食べたい…と思い、道の駅「葉山ステーション」へ。昨日行ったパン屋さんブレドールがここにも出店してるので皆に買ってもらった。明太子フォカッチャが美味いんだ…。レンジであっためて食べてや?で、そのすぐ近くにあるプリン屋さん「マーロウ」にも。かとみさんは甘いもの情報のアンテナを張り巡らせていて名前は知ってたみたいで目を輝かせながら選んでいた。そして最終目的地は、わたくし御用達の「ステーキ宮」へ…。チェーン店とは思えない美味しさの割に東京23区内には羽田空港内にしか無く行きづらさがあったのでこれを機に堪能してもらったんだけど、みんな泣きながら美味しい、美味しいと言っていた。連れて行った甲斐があった…。

突発とはいえかなり完璧すぎるコース取りでの案内で皆めちゃめちゃ喜んでもらえて、「生き人形マリア」がかなりどうでもよくなる1日だったな〜。

敬具。しゅどんどん、いた記憶が無いな。


おまけ:今日見た映画「生き人形マリア」

前段で書いた通りの話。チープだけど一生懸命+楽しみながら作り込んでるのがよく分かる感じです。詳細はリンク先のFilmarksにて。

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