自由研究と失敗

もう夏休みも終わり、今さらですが自由研究についてのお話です。

去年長男は小学一年になって、初めての夏休みでした。

そして初めて直面する夏休みの宿題でした。


長男の夏休みの宿題への思い

長男の学校はドリルの他に、読書感想文、自由工作、自由研究、ポスター…のどれか一つでもしようというものでした。

ドリルは終わりがわかるので、スムーズに取り組み始めましたが、課題は長男はどれもめんどくさそうと渋りました。

長男は失敗を嫌い、そもそも自分には無理だとあきらめて工作などあまりしない傾向です。

失敗したらなかったことにするため隠したり、中途半端にほったらかしにして私が処分するという感じでした。

おそらく本人の中で完成図はきちんとみえてるのに、早くしたい一心で行程をとばしたり雑にやってしまい、やっぱり自分には無理だとあきらめてしまうんでしょう。

そんな時、毎年夏休みに入るとすぐ、近くの科学博物館のイベントで先生が自由研究のやり方を指導してくださってると聞いて行ってみました。


科学博物館の先生に聞いた自由研究の主なまとめ方

先生方は、親切に色々教えてくださいました。

地方の提出内容にもよりますが、うちは八切り画用紙に本のようにまとめるもので、まず最初に

①表紙
②目次
③研究の動機
④使った道具
⑤手がけた研究の方法(写真で解説),気づいたことなど
⑥結果、まとめ

といったことを書くと教わりました。


その他自由研究で大事な2つのこと

あと、先生が強調されていたのは、

①失敗をちゃんと書くこと
②次に繋げるまとめ方をすること

の2つでした。


この①の失敗について聞いたとき、意外に思いました。

私も自由研究を手掛けるのは初めてなので、てっきり成功体験や発見しか書いてはいけないものかと思っていました。

でも先生は「失敗にこそ気づきがあり、その失敗をすることで新たな疑問が生まれることが大事」と教えてくださりました。

②も、無理に完結させなくていいことを教えていただき、何も発見できなくても「次は発見できるよう頑張ります」で終わってもいいということで、自由研究へのハードルが私たちの中でかなり下がりました。

失敗も肯定的に受け止める、まさに今の長男にピッタリだと思い、自由研究を始めてみました。


自由研究の題材の選び方

まず長男が好きそうなもの(できそうなもの)を私が4つほどピックアップし、長男に選んでもらいました。(もちろん選ばない選択もあります)

大事なことは、長男主導でできること。

私はアシスタントにすぎません。

身バレするため、自由研究の内容は省略しますが、長男はある題材を「やりたい!」と選び、二人で手順を考えながら始めてみました。

やり方などは私が絵で描いたり、YouTubeの動画を見たりして、長男は一人で頑張って調査を始めました。

自由研究への取り組み

まず、長男は集中力がきれやすいので、スローペースで毎日10分くらいからやっていきました。

自由研究用のノートを用意し、なんでも気づいたことを描くように言ってみました。

長男は視覚優位なので、声かけや字の説明より、絵や動画を見ると手順通りしていくことができました。

途中、研究対象が破損してしまい、長男はいつもの癖でなかったことにしようと捨てようとしました。

でも先生の言葉を思い出させて、失敗した対象を長男が観察してみると、確かに新たな謎が発見できました。

自由研究をまとめる工夫

研究が終わって、八切り画用紙にまとめるのも大変でした。

とにかく長男の字がまだ小学一年生なので読みにくい。

私が「読んでくれる人のために書いてみよう」というと、そういう意識がなかったみたいで、ガイドの□を描くと、長男は一生懸命字を書いていきました。

付箋紙も大活躍しました。

長男の思考が次々と浮かんでいくので、その長男が思ったことを今度は私が次から次へと拾って、付箋に書いていきました。

その付箋をみて、張り直したり順番を替えて長男は文章を組み立ててみていました。

完成した時は長男は感激した様子で、「俺の初めての本や」と何度も見返していました。

(私も消ゴムかけを頑張りました(泣)


去年の自由研究の結果

去年、その自由研究を提出すると、努力賞をいただきました。

初めて最後まで仕上げた自分の作品が賞をいただき、長男の喜びもひとしおでした。

今もその賞状は、長男の宝物です。


自由研究を通して長男が成長したこと

今年もまた、長男はたくさん失敗しながらも、その失敗をまとめて、自由研究を書き上げることができました。

今年は去年と比べて、長男は進んで色々やりたいと提案して、積極的に自分で描いたりしていました。

そして失敗しても、ごまかすことはなくなりました。

長男は思考が次々と移り変わるADHDの特性がありますが、付箋やマインドマップがとても有効だったと実感しています。

やり方や、自分自身の攻略の仕方がわかっていると、長男はその力を十分発揮することができると改めて思いました。

自由研究を通して見えてくる、長男の成長がこれからも楽しみです。

読んでくださり、ありがとうございました。



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読んでくださりありがとうございます(〃⌒ー⌒〃)ゞ

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ちちゃこ

子供二人とも、頑張って成長していますヽ(´▽`)/ そんな子供達の日常の漫画をのんびりあげていきます。

親の私の個人的思い

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