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アメリカ在住お母さん、チャーリープースのコンサートに行く!

チチです。

先日、チャーリープースのライブに1人で乗り込んできました!ジョングクが好きだからってチャーリーのライブに行くの?と眉をひそめますか??ノンノン。
お母さんとチャーリーの付き合いは、バンタンよりも長いのです!詳しくは下記参照。

まあ、レフライリリースのタイミングと曲の素晴らしさによって会食のどん底から引き上げてもらった感謝も相まって、愛が加速したことは確かです。
いつかお母さん州にライブに来ることがあるなら、必ず参戦しようとずっと思っていました。

でもね、やっぱりこっちには来てはくれないわけよ。なんで?田舎だから?

ツアースケジュールを睨み、チケットは常識的な値段で席にも余裕があり、行こうと思えば行けなくはない距離の場所を探し…強行スケジュールで迷いましたが、チャンスが巡ってきた時がその時!

ガソリン休憩入れて約4時間、車ぶっ飛ばして行ってきました!そんな真夏の大冒険のお話です。

本題の前に。最近ますますチャーリーが熱い

もともとヒット曲をたくさん持っている世界的なアーティストだけれど、韓国や日本における注目度は近年特に高い感じ。

先日もYOASOBIのお二人がラジオでチャーリーに言及したとか。

要約すると、お二人ともKポ、BTS好き→レフライきっかけで現在チャーリー沼と。TikTokで制作過程を見せてくれるような身近なところも面白いし好きだと。

余談だが、この文字起こし記事の中でayaseさんがジョングクを「Kook」と呼んでるの斬新。可愛いけどあんまりいないよね?え、タイポ?実際の音声が聞けてないのだけど本当に「クック」って言ってたとしたらayaseさん面白い。好き。
英語圏のアミが時々 Kookyyyy!!!って叫んでるあの感覚だろうか。

また、これはチャーリーファンの方のツイートで知ったのだが、YouTube『Cheating on You』MVコメント欄に

「この傑作が過小評価されてるのは納得いかない」

「藤井風さん」がコメントを残してたりしている。
この2人は風さんファンの間でピアノ超絶技巧、カバー上手、YouTube出身、クルクルヘアなど多くの共通項を持って語られることがあるようだが、何より風さんご本人がチャーリーをお好きなようだ。

韓国においては『I Don't Think That I Like Her』を使い、TikTokで多くのKPOPアイドル達がダンスチャレンジをした。その効果で、このタイトル曲でもない、MVもないアルバム曲が長らくチャートインしたり、最近だと2016年のデビューアルバムの中から『Dangerously』も何がしかの理由でバズってる?

セブチのホシくんやトゥバのテヒョンくんは、リムジンサービスで楽曲をカバーしてる。そういえば先日のブルーノマーズのソウル公演にも、ナムやテテはじめ多くの有名人が集結したようだけど、同じくらい韓国セレブから信頼が厚そうな感じだ。

我らがジョングクも『That's Hilarious』が好きとインタビューで答えたり、Wラで歌ってくれたり。ついこないだも『That's Not How This Works』2回くらい歌ってなかったか?『We Don't Talk Anymore』カバーの頃から変わらずに、プースヒョンニムへの尊敬と愛情を持ち続けている。

そうそう最近だとジミンが共に参加した『Angel Pt.2』もリリースされたね。

琴線に触れてくる理由をド素人が分析

お母さんは最新アルバムの中だと『Smells Like Me』がお気に入り。イントロのメロディからして過去のどこかで出会ったような、懐かしくて切ない、けど多幸感に包まれる感じ。

メロディで一番ピンときたのがCHAGE and ASKAの『天気予報の恋人』である。(貼るのに適当な動画がなかった。ご存知ない方はぜひ検索を!)
そうお母さん、チャーリーには風さんというより、ASKAみを感じるのだ。

どうだろう似てない?
ねえチャーリー、チャゲアス聴いてない?(聴いてません)

ASKAさんメロディも歌詞も歌も天才。
近年の事件は色々アレだったし、若い人はピンとこないかな?パンPDあたりはわかってくれそうな気がするが(唐突な呼び出し)。
とにかく、今聴いても音楽モンスター、それは規格外の才能という気がする。

チャーリーは若いこともあるし、ザ・カリスマなASKAさんと比べるともっと純朴で気さくなイメージの青年なんだけど、音楽家としては同じような凄みと共に、繊細さも感じるのよね。

ライブの話!

賛同者ゼロの、チャーリー=ASKA説とかしょうもない分析はこの辺にして、そろそろ本題に入るね。

想像とはちょっと違う会場に到着

FESTAとか一時帰国とかでずっとバタバタだったのと、とにかく家から車で行けるところ、という「距離」だけで絞ったから到着するまでよく調べてなかったのだが、なんと会場は郊外のワイナリー!その広大な敷地内にある屋外のコンサートステージ。

シートエリアの周りは芝生になっていて、敷物や椅子を持ち込んでる人たちもいる。なんともアットホーム。ステージもいたってシンプルで、巨大モニターなんてもちろん無い。

なんか…思ってたんと違う…!

でも、お天気は最高で外は気持ちがいいし、そもそもこんな和気あいあい、こじんまりした会場で推しに会えるなんて最高じゃないか!

会場の特性もあるのか小さい子連れファミリー、カップルも多くいて、男女比も完全に半々。人種も年齢層もさまざまで、まさに老若男女が集っている。

自由すぎる人々と、壊れたお母さん

前座が終わってからだいぶ遅れて、チャーリーが奥からスタスタ走って爽やかに登場!
本物だ…いつも聴いてるあの人だ…ハイウェイ4時間爆走の緊張から解き放たれたお母さんは、オープニングでもう泣きそうなくらい胸いっぱい。

反射的にウェーーーイって立ちあがろうとした!けど!

1曲目の『Charlie Be Quiet!』が始まっても周囲は座ったままである。点在する強火ペンらしきグループが数組立ち上がっているのが遠くに見えるが、他8割は座ったまま。

ねえユンギ、これがライブにおける「人見知り」現象なのかな?
でもここアメリカよ。ここの人達そんな大和撫子的なマインド持ってるわけないよ(失礼)。観客がクワイエットでどうするよ。

いや、よく見るとクワイエットというより、なんか総じてユルく自由奔放、好き勝手なんである。叫ぶ人、引き続きワイン飲む人、イチャコラするカップル、ホットドッグ買いに行っちゃう人、おしゃべりしてる人、スマホイジる人、動き回る子供、たしなめる親。

この予期せぬ環境に戸惑っているうちに『Attention』のイントロが流れてきた。チャーリーわかるよ、序盤にこの曲を持ってくる意味(誰)。とりあえず一発ドカンとあっためたいよね。

チルく踊るのには最高の一曲。ようやく芝生エリアの多くの観客が立ち上がる。よし来た!とお母さんも腰を10cmほど浮かす!

が、シートエリアはまだほとんどが着席状態だ。大和撫子(おい)のお母さんは、腰の浮きを咄嗟に10cm→1cmまで戻し、かけっこのスタンディングスタートみたいなぎこちない体勢でリズムをとる。

左隣の若いアジア人男子二人組は微動だにしないし、右隣の中東系お父さんは完全にチャーリーファンの妻の付き添いといった風情で幼いお嬢さん2人の面倒を見るのに忙しそうだ。

結局Attention一曲丸ごとイスから1cm腰浮かしのまま、不完全燃焼で終わってしまった。

ツラい。
この状況いつまで続くのか。むしろリーズナブルな芝生エリアとった方が良かったのだろうか。

そしてラロイ君とジャスティンの『Stay』カバーのイントロである。チャーリーはこの大ヒット曲の制作に携わっている。

もう無理!
Stayで立たないとかほんと無理よ!!
踊りたいし、跳ねたいし、全力でFワード叫びたいよ!!!(そういう歌詞があるのです)

かくしてチャーリーが歌い出した瞬間、お母さんの中の大和撫子が完全消滅。

ネジが飛んで壊れたアジア人おばさんは1人スックと立ち上がり、お隣の子連れファミリーにも大変申し訳ないけども、これまでのフラストレーション全部吐き出す勢いでドスきかせて I'll be f***ed up!!!を叫んでやった。

そしたらね
なんということでしょう〜

周囲の人たち、次々と立ち上がり始めるではないか!
なによ!みんな立ちたかったの!?

お母さんフォローするムーブのが得意で、基本的に人前に立つのも目立つもの苦手。が、生まれて初めて切り込み隊長っていうかオピニオンリーダーになった気分(使い方違います)。
まさに孤独なバカがリーダーに変わって社会運動を起こすというアレである。

お母さんを起点に(なんか偉そうに聞こえるかもけど、そう錯覚しちゃうくらい追い詰められてたってことなのよ泣)スタンディングの輪が広まり、Stayは結構な盛り上がりを見せた。

畳み掛けるように『Left And Right』。
チャーリーも観客にマイクを向けながら煽ってくる。
もう周りのことなどどうでも良くなっていたお母さんは、もはや自分がジョングクになったつもりで(さすがにどうした)チャーリーとコラボしてるかの如く熱唱した!

多分ペンサもらったし

その後も基本的に観客は大変に自由で、ちょっと静かな曲になると全然座ったりもしちゃうわけだけど、まぁ楽しみ方は人それぞれだしね。

お母さんはStay以降ほぼ立ちっぱなしだった。

それで途中、スタンドマイクで歌ってる時(悔しいことになんの曲だったか思い出せぬ)、お母さんからステージまで前方20列ほどがほぼ座ってた時があってね。ほんと無意識だったけど、気づいたらステージ上のチャーリーとサシで向かい合い状態みたくなってた。

で、チャーリーは歌いながらあの大きい目をこちらに向け、手を差し出し、笑ってくれたのだ!!!

え、今見つけてくれた?
それともStayで壊れたオバさんだね面白かったよって意味?

もしくは目の錯覚かな?(はいそうです)

まあ良い。勘違いバンザイ。壊れた甲斐があった。
なんとも幸せな瞬間をありがとうチャーリー涙!

国民的ヒーリングソングで観客総立ち

セトリは最新アルバムをベースにグレテイストヒッツ目白押し、カバー曲と自曲のマッシュアップでその器用な音楽オタぶりを見せてくれたり、制作過程を公開しながら作り上げたアルバムの空気感そのままにチャーリーのスタジオ覗かせてもらってるような演出を挟む楽しい構成。

生歌のうまさ、歌声の心地よさは想像の約100倍。

ラストの『One Call Away』と、アンコールの『See You Again』では観客総立ちの大合唱に。これを待ってたゲストも多かったということか。

国民に広く知られてて大合唱できるヒット曲、を持ってるってアーティストとして非常に強い。

お隣のアジア人青年2人組も仁王立ちでOne Call Awayを熱唱してた。

チャーリーの生ピアノバックにして歌わせてもらえるなんてさ、贅沢すぎるよね。

ファミリーコンサート風、であること

おしゃれした小さな女の子が通路でクルクル踊ってたり、老夫婦がワイン飲んで肩寄せ合いながらゆったり鑑賞したり、っていうこのファミリーコンサートさながらのアットホーム客層。

ワイナリーの日程組んで調べたら、あら有名なひと来るじゃない行ってみましょうよ、的なお客さんも結構いたのかも?

チャーリーほどのスターにとって、少しやりにくくないのかなって最初は心配になったが、つまりは子育て世代にもおじいちゃんおばあちゃんにも信頼されてる証拠だし、音楽の素晴らしさをコアなファンダムだけでなくより広く伝えたいがための敢えての選択なのかも、とも思ったり。

お母さんも4時間もかからなければ家族連れて来たかったな。ライブ時間も1時間15分くらいでアッサリしてたしね!

ところで寝る前の息子らとテレビ電話してて、次男に「おかーさーん、That’s Hilarious やった?」と聞かれて、ハタと気づいた。

やってない! 

なんでだろFワードがファミリー層にふさわしくないから?いやいやStayでおもきし叫んだわ。
なんなら肝心のSmells Like Meもやらなかった。どちらも最新アルバムの曲だけど。いつかどこかで聴けるといいな!

お母さんにとって本当に久々のライブだった。色々と大変だったけども、数日たって気づいたことは、このちょっとした非日常の経験が自分にすんごいエネルギーをもたらしてくれたっていうこと!内側から元気になるというか。

チャーリー最高の時間をありがとう。次のツアーも絶対にまた行きたい!

ところでこの日、昼過ぎから何も食べてなかったお母さん、帰り道で夜の11時半にマックのドライブスルーに駆け込んでフィレオフィッシュセット貪るという暴挙にでたのはここだけの話。しかもマック結構混んでたし何事。コンビニおにぎりなんて素敵なものは手に入らないから仕方ないけど、ほんとアメリカの食事って…

チャーリー、SEVEN聴いたってよ

最後に。チャーリーちょっとこれだけどういうことか教えてもらっていい?

アミ「7.14にジョングクのseven出るよ応援してね」
CP「聴いたよ、すんごい良いよ!」

SEVEN の情報出てすぐ位に、アミのTwitterにもう聴いた、と返信したチャーリー。

このスポ大好きお兄さんに極秘情報渡すなんて、よほどHYBEからも信頼が厚いんだろうな。

まさかとは思うけど、SEVEN か、その先のソロアルバムに何がしか関わってるなんてことはない…?相思相愛の2人、いつかジョングクに1曲プロデュースしてくれないかな、って密かに願っていたりする。勝手な戯言ですが。


長くなってしまいました。
お読みいただきありがとうございます。



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