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春の妖精?

近所の公園の遊具がリニューアルしたので、子ども2人を連れて遊びに行ってみた。

新しい遊具にテンションがマックスになる子どもたち。
たまたま公園のアイドリングタイムだったのか、他に人もおらず貸切状態で遊具を堪能していた。


その時までは、、。

公園の遊具の上にいると、夏日に近いはずなのにダウンコートを着ている人が見えた。


あれ


ズボンめっちゃ短いの着てるのかな?それとも着てないのかな?


「安心できません。履いてませんよ。」の人が小粋に公園内を歩いている。


すぐに通報したい事案であるが、こちらに何かアプローチをしてくるわけでもないのでとりあえず


「今日は暑いから、変な妖精が見えてるのかもしれない。」と思い込む事にした。


そんな内心修羅場の状況で、本当なら一刻も早く公園から逃げ出したかったが


テンションマックスで遊ぶ切り替えの苦手な上の子+絶賛イヤイヤ期の下の子を連れて公園を出る事は難しいと判断。

2人を抱えて走っても逃げ切れないかもしれないと思い、なるべく妖精から距離をとりながら遊ぶという結論に達した。


妖精は公園のトイレの物陰に隠れて、一緒に遊びたそう(?)にこっちの様子を伺っている。
いや、チラチラ見るのやめて。履いてないのに控えめなのかと言いたくなる。


トイレ方面に走り出そうとする我が子たちを、必死で追い回す母。


連れて来た子どもは2人なのに、なぜ3人分のフォーメーション気にしながら過ごさないといけないのかと若干イラッとしつつも、後ろに立ってたら困るなぁと思いつつ距離をとる。


そんなやりとりをしていると思わぬところで助け舟が、


工事中の街灯に張り紙が貼ってある事に気付いた上の子。


「この張り紙なんて書いてあるの?」とナイスパス。


すかさず
「この街灯は工事中のため夜はつきませんって書いてあるから、夜は真っ暗で変な人が出ても見えないから危ないよって事だよ!(昼にも変な人出てまーす。と心で唱える。)」


と唱えたところ、小粋なステップで妖精は立ち去って行った。

もちろん警察に通報するが、なかなか子どもがいると上手に通報はできないなぁと痛感した。


もう出来れば会いたくない妖精との遭遇であった。

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