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小説「ふたり」サブキャラ設定ラフ(おまけ)

最終回を迎えた小説「ふたり」の、ほぼ出番のなかったキャラクター達にも、簡単なビジュアルの設定がありました。作中で題材にした「写真」に関わる人たちです。

最終回で初めて登場した、作中現在の写真部の面々。伝統的に女子が多い部という裏設定があります。おっとりしていて慕われる部長、親友兼補佐役の副部長。そして純と薫子の同級生達。モブキャラですが掘り下げようと思えば掘り下げられるようなイメージを作ってます。


第5話で、野木氏こと野木睦美さんの口から語られた「野木写真館」のみなさん、というか家族。写真部の唯一の1年生でもある、末っ子「なな」は、キャラデザインを募集中なので姿を見せられません(第9話のあとがき参照)。メタフィクションな存在である野木氏の配慮で強制退場してます。


最後にこの人。

第5話で名前が判明。OBなので作中には登場しないのですが、薫子の不登校のトリガーになった存在です。
物語の進行上「憎まれ役」がどうしても必要でした。体格の大きいボス猿のようなポジションで、若気の至りゆえに予期せぬ結果を招いてしまう迷惑千万な役回りですが、物語は彼なくしては動き出しませんでした。その意味では一貫して悪役であり続けた最大のキーマンです。
女の園である写真部で後輩女子にパワハラじみたことをしてる時点で好かれる要素がないので、外見は逆にイケメンにしてもよかったのかもしれませんが、リアリティを重視してこのイメージに落ち着きました。

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連載小説 「ふたり」 全13話 - 目次

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#ふたり  #13girls #設定ラフ画

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