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シャンプーは『アミノ酸系』を選ぶべし!美容院帰りのように傷んだ髪も生き返るヘアケア術

こんにちは!美容ライターchicoです!

冬の冷たい空気、暖房によって肌が乾燥しやすくなってますが、乾燥しやすいのは肌だけではありません。髪の毛も水分がどんどん奪われパサパサになってしまいます。

こんな悩みはありませんか?
・髪の毛が綺麗にまとまらない
・カラーをしてもすぐに色落ちしてしまう
・パーマの仕上がりや持ちが悪い
・手触りが悪く、ツヤがない

これは髪の毛からのSOSかもしれません!お肌と同様、髪の毛も日々のお手入れがとても重要で「人の印象は目と髪の毛で決まる」と言われているほど髪の毛は大事なんです!そこでポイントとなるのが「シャンプー」です。シャンプーを変えるだけで髪質は劇的に変えることができます。

今回は髪の毛が傷む原因や、正しいヘアケア。そしておすすめシャンプーをご紹介していきたいと思います。これを読めばあなたもサラサラ美人髪に!ぜひ最後まで読んでくださいね。

そもそも「髪の毛」ってどういうしくみ?

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髪は、ずっと伸び続けているわけではなく、ある期間成長を続けると自然に抜けていき、そしてしばらくたつと、新しい髪が生えてきます。1本の髪が生まれてから抜け落ち、やがて同じ毛穴から次の髪が生えてくるまでを、ヘアサイクルといいます。肌でいうターンオーバーのことです。一般的に3~6年で生え変わると言われています。

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(出典|シャーディーヘナ

私たちの髪の毛は、頭皮から出ている「毛幹部」と、頭皮の奥にある「毛根部」にわかれています。普段、私たちが目にして、お手入れをしているのは毛幹部です。一方、髪の毛がつくられ、成長に欠かせないのは毛根部です。

毛根部の先端に「毛球」とよばれるふくらんだ部分があります。私たちの髪の毛をつくり出しているのは、ここです。毛球のなかにある、毛乳頭が毛細血管から血液を取り込んで、毛母細胞に渡され、細胞分裂を繰り返すことで、それが押し出されるかたちで髪の毛がつくられているのです。

薄毛や抜け毛に悩んでいる人はこのサイクルが上手くいっていなかったり、血液中の栄養がしっかり届いていないことや、年齢によるものが原因と言われています。

■髪の毛の中の構造は全部で3つ!

髪の毛を輪切りにすると「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」の3つの層になっています。

【髪の毛の表面!キューティクル】
一番外側にあるキューティクルは、硬いタンパク質が主成分です。半透明のうろこ状のものが4〜10枚重なっていて、外の刺激から毛髪内部を守り、コルテックスのタンパク質や水分が失われないように守っています。それと同時に髪につやも与えてくれる大事な部分。健康な髪の毛は、キューティクルのウロコが規則的に整った状態ですが、傷んだ髪は乱れています。硬いので丈夫だと思われがちですが、摩擦に弱いため、無理なブラッシングやゴシゴシと力のはいったシャンプーだけでも剝がれてしまいます。
【しなやかさのカギとなるコルテックス】
コルテックスは、キューティクルの内側にあり、毛髪の85~90%を占めています。主な成分は繊維状のケラチンタンパク質。このタンパク質の脂質や水分量が1人1人違っていて、太さ・硬さ・強さなど、その人の「髪質」となっています。通常12~13%の水分を含み、この水分量が髪の毛のしなやかさを左右します。メラニン色素を含み、その種類によって生まれつきの髪の毛の色が決まります。
【毛髪の芯となるメデュラ】
メデュラは、髪の毛の芯にあたり、空気を含んでいるため空洞となった蜂の巣状の細胞が並んでいます。鉛筆の芯のように完全につながったものや、ところどころ切れているもの、まったくないものなど、そのカタチはさまざま。一般的に太い髪の毛ほどメデュラが多く、うぶ毛や赤ちゃんの毛髪にはありません。

髪の毛が傷む原因は大きく分けて6つ!

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髪の毛の構造がわかったところで、キューティクルが剥がれてしまったり、髪の毛のタンパク質が減り、髪の毛が傷む原因とはなんでしょうか?

1.シャンプーでキューティクルが傷つく!?

毎日欠かせないシャンプーですが、洗い方によっては髪を傷付けてしまう原因にも。髪の表面を覆ってつやを出すキューティクルは、髪が濡れると開き、乾くと締まる性質を持ちます。つまり、シャンプーのときはキューティクルが開いた状態となるのです。この状態で髪を強くこすって洗うと、キューティクルは傷つき、ひどいと剥がれしまう可能性も。そうなるとツヤが失われ、パサついた髪の原因になってしまうのです。

ゴシゴシ乱暴に洗うのではなく、シャンプーはあくまで頭皮の汚れや皮脂を洗い流すことが目的なので、優しく頭皮をマッサージするのが正しい方法です。美容師さんのシャンプーを思い出してみてくださいね。

2.自然乾燥や乾かさずに寝てしまう

濡れてキューティクルが開いた状態の髪を放置すると、髪に必要な潤いやたんぱく質がどんどん失われてしまいます。さらに髪が濡れたまま横になって寝てしまうと、枕と髪の毛がこすれキューティクルはさらに傷ついてしまうのです。

1日のおわりにお風呂にはいったものの、疲れてベットに倒れこんでしまう気持ちはわかりますが、髪の毛の健康のためにもしっかり乾かしてから寝るようにしましょう!

3.ドライヤーやヘアアイロンなどの熱

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(出典|価格.comマガジン

キューティクルは、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱をあてるだけでもダメージを受けてしまいます。ヘアアイロンが原因でキューティクルが溶けてしまい、内部のタンパク質が流れ、切れ毛や枝毛の原因に。ドライヤーやアイロンなどを使うときはなるべく短時間で済ませ、ヘアアイロンなどの温度は160度以下がベストです。

お風呂から上がって、スキンケアなどを済ませたらタオルを押し当てながら優しく水分を吸収し、なるべく早くドライヤーで乾かすことがポイントです。髪の毛の根本から順番に乾かしていくと、早く乾かすことができます。

今は高性能なドライヤー(ダイソンなど)も販売されているので、髪の毛を傷めず、早く乾かすこともできますよ!

4.カラーやブリーチ

カラーやブリーチは、カラー剤やブリーチ剤を髪の内部(コルテックス)へ浸透させて髪色を変化させていきます。これらの薬剤にはキューティクルをはがす成分も含まれているので、つやが失われて髪が傷みやすくなるのです。

とくにブリーチは髪の毛がかなり傷むため、避けた方がいいでしょう。カラーをした場合は髪の毛を保護するトリートメントをしっかり行い、ダメージを軽減させることが大切です。

5.パーマや縮毛矯正

パーマや縮毛矯正は、髪を作るアミノ酸の結合を切断し、髪の形状を整えるという施術。アミノ酸の結合を一度切断すると、髪はやわらかい状態になり、ウェーブにしたりストレートに伸ばしたりすることができるのです。
カラーやブリーチと同じように、この施術もキューティクルをはがすため、髪が傷みやすくなってしまいます。髪の毛の内部であるコルテックスは薬品の作用を受けやすく、パーマ剤やカラー剤の影響でタンパク質が溶けだし、つやや水分が失われてしまうことも。

パーマの頻度を減らしたり、アミノ酸系のシャンプーを使用するなどして、髪の毛をダメージから守ってあげましょう!

6.髪の毛も日焼けする!紫外線

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(出典|HAIR SALON CHOUETTE

髪の毛も、お肌同様、紫外線を浴びるとダメージを受けます。人の体の部位で最も太陽に近い髪や頭皮は、肌が受けるダメージよりもかなり大きいのです。特に、紫外線の量が多い夏に日焼け対策を怠ると、ダメージが蓄積され、秋になると空気が乾燥して髪の毛がパサつくという負の連鎖が続いてしまいます。

髪の毛用の日焼け止めスプレーなども販売されているので、しっかりと紫外線対策をしましょう!

一度傷ついた髪の毛は元に戻らない!?

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すごくショッキングな事実かもしれませんが、一度傷ついた髪の毛は元に戻りません!

髪の毛は毎日伸びているので、肌の細胞のように生きているように思えますが、実は髪は「死滅細胞」なのです。だからケガをしたら治る肌とは違い、自己修復はありえません。なので髪は放っておいても傷が治ることはなく、一度でも傷がついたらカットして切り落とすまで、ずっとその傷は残り続けます。

美容院でも自宅でもしっかりトリートメントをしてケアしてるから大丈夫だと安心しているあなた。それは違います。残念ながら、どんなトリートメントしても髪を元に戻すことなどできません。トリートメントでできることは「ダメージの予防と補修」であって、「修復」ではないのです。

では、どうすればいいのか?美髪になりたければ、しっかりとケアをしてダメージ部分を補い、髪の毛に余計なダメージを与えないように予防に力を入れることがポイントです!!

正しいケアをすればある程度のダメージまでは美髪を保つことが可能です。傷むからといって、カラーやパーマを我慢したり、おしゃれの幅を狭める必要はなし!必要なのは『正しいケア方法を知る』ことです。

ダメージから守るにはシャンプーが大切

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髪の毛をダメージから守るために、「ヘア用の日焼け止めを使う」「濡れた状態で放置せずしっかり乾かす」「ヘアアイロンは低温で短時間」などを紹介しました。しかし、最も重要で毎日使うものといえば「シャンプー」です。シャンプーを変えるだけで髪の毛のダメージは劇的に軽減し、合わせてトリートメントをすることで補修もバッチリ◎

■失敗しないシャンプーの選び方

シャンプーを選ぶうえで最も大切なのは「成分」です。シャンプーボトルの裏にある成分表を確認する際、注目してほしいポイントがあります。それは「洗浄成分」です。シャンプーは洗浄成分で良し悪しが決まります。

洗浄成分が雑なものだったりすると髪の汚れだけでなく、必要な栄養が流れてしまったり、キューティクルを傷つけてしまうこともあります。なので、優しいシャンプーを選びたいのであれば洗浄成分を必ず確認してください。

シャンプーに限らず成分表には、基本的に配合の多い成分から順から掲載されています。シャンプーの場合は「水・洗浄成分・トリートメント成分・その他」という順番が一般的です。

✔避けた方がいい成分
・ラウリル硫酸◯◯◯/洗浄力強い、刺激性
・ラウレス硫酸◯◯◯/洗浄力強い、やや刺激性
・スルホン酸◯◯◯/洗浄力強い

これらの成分は洗浄力が強く、中のタンパク質まで洗い流してしまうので注意が必要です。とくに「硫酸」がついているものは洗浄力がかなり高いです。シャンプーを洗い流したときに、顔や身体にも流れるので、肌の乾燥の原因になったりもします。敏感肌・乾燥肌さんはより注意が必要です。

✔おすすめの洗浄成分
・ココイルグルタミン酸◯◯◯/天然植物由来、低刺激
・◯◯◯ベタイン/天然植物由来、ベビー用シャンプーによく使用される
・パーム核脂肪酸◯◯◯/天然植物由来、きめ細かい泡立ち
・ココイルメチルタウリン◯◯◯/天然植物由来、毛髪保護作用

以上の洗浄成分で作られているシャンプーは優しいため、栄養分の流出の可能性は低く、安心して使えます。

髪のためには「アミノ酸系」シャンプー!

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さきほどもお話したように、シャンプーのボトルの裏を見ると「水、○○、○○・・・」と色んな成分が書かれています。「水」の次に書かれている界面活性剤が汚れを落とす大切な成分です。

界面活性剤は、大きくわけて「石油系・石鹸系・アミノ酸系」の3つに分かれます。

①石油系:泡立ちが良く、洗浄力が強い。
②石鹸系:アルカリ性で、洗浄力が非常に強い。
③アミノ酸系:マイルドな洗浄力。潤いも補充。

この中でも私がおすすめするのは「アミノ酸系」です。シャンプーで大切なのは「いかにダメージを与えずに洗い上げるか」ということです。強い洗浄成分だと汚れが落ちたとしても、同時に髪が痛んでしまいます。アミノ酸系シャンプーは、人体に影響の少ないアミノ酸からできているため、洗浄力は保ちつつも優しい洗い上がりになります。

■アミノ酸系のシャンプーの魅力

\魅力その① 髪や頭皮をやさしく洗える/
アミノ酸シャンプーの1番の魅力は、髪や頭皮をいたわりながら洗えるということです。きめ細かい泡で包まれるので、まるでサロンで洗ったかのような洗い上がりに!美容院で使われているシャンプーはほとんどがアミノ酸系シャンプーです。

\魅力その② マイルドな洗浄力/
アミノ酸シャンプーは、汚れだけを取り除き、必要な潤い成分をキープしてくれるのも大きな特徴です。適度な洗浄力のアミノ酸シャンプーで、必要な油分を残して洗うことができます。

\魅力その③ 保湿効果でしっとりまとまる/
ツヤ感、まとまり、潤い、さらさらな指通り。そんな髪の毛は憧れますよね。アミノ酸系シャンプーは、髪の毛をしっとり保湿しながら洗い上げてくれるので、ずっと触っていたくなるような髪の毛を手に入れることができます。

・髪の毛にツヤやなめらかさが欲しい方
・シャンプー後のパサパサが気になる方
・髪にうるおいを与えて保湿したい方
・フケやかゆみが気になる方
・髪の毛が広がってしまう方

上記に当てはまる方はぜひ一度「アミノ酸系シャンプー」を使ってみてください!

おすすめアミノ酸系シャンプー6つ

ここからはあすすめの「アミノ酸系シャンプー」をご紹介します!毎日使うものだからこそ、コスパ重視・成分重視で厳選しました。

1.アミノメイソン「モイストシャンプー」

ボタニカルアミノ酸系洗浄成分とボタニカルクレンジング成分を配合。きめ細やかで弾力ある泡が、シャンプー時の摩擦から髪を守りながら、皮脂や汚れをオフ。地肌もスッキリと洗い上がります。(アミノメイソン公式HPより)

アミノ酸系シャンプーといえばこれ!洗浄力と潤いのバランスがとれた、万能シャンプーです。もっちりとした泡で、頭皮の汚れをしっかりキャッチしてくれるため、髪のベタなどを改善し、根本もふんわり。ブリーチなどで傷み切った髪の毛向けではないですが、はちみつやオイルなどの成分も入っているので、ダメージ補修には期待大◎

2.いち髪「ナチュラルケアセレクトスムースシャンプー」

乾燥や摩擦に敏感な地肌や髪もいたわりケア、さらさら軽やかな指通りの髪へ導くシャンプー。使う成分にこだわり天然由来成分90%以上使用。(いち髪公式HPより)

頭皮や髪の乾燥に悩んでいる人におすすめのシャンプーです。洗いすぎない優しい洗い上がりが魅力。泡立ちも良く、キメの細かいたっぷりの泡で優しく汚れをとってくれます。適度な潤いと、CMのようなサラサラヘアーに仕上がげてくれます。どんな方でも合う成分なので、シャンプーをどれにしようか悩んでる人にもおすすめです。

3.ディアボーテ「オイルインシャンプー」

プレミアムヒマワリオイルEX配合で、まとまりのよい髪に。うねりケア+ダメージ補修でゆがみを整えます。心地よいエレガントフローラルの香り。(クラシエ公式HP)

ドラッグストアでもよく目にするシャンプーです。価格もほかのアミノ酸系シャンプーに比べてリーズナブルなのにとても優秀◎うねりや癖毛に悩む人向きのシャンプーです。オイルインなのでロングヘアの方でもしっかりまとまります。仕上がりもしっとり、ツヤツヤ!乾燥する季節の髪の広がりや静電気予防にもピッタリです。

4.クレージュ「シャンプーD」

ナチュラルクレイ成分配合で地肌の汚れを吸着除去し、健康的な地肌へ整えます。4種のオイル成分とハチミツ成分配合で濃密な泡が髪に潤いを与えながら洗い上げます。(クレージュ公式HPより)

主成分が「水・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na・コカミドプロピルベタイン・コカミドメチルMEA」このオレフィンが少し洗浄力が高いものとなっています。人によってはパサつきが気になるかもしれません。オルフィンの次にくるコカミド系はベビー用にも使われている成分なので全体的にはマイルドな仕上がりになっています。洗い上がりがヘッドスパをしたかのようにスッキリするのでべたつきが気になる人におすすめです。夏場にも◎

5.haru「haru kurokamiスカルプ」

洗うだけでハリ・コシ・ツヤに自信がでる。フケやかゆみ、ニオイや紫外線ダメージが気になる方にも手軽なケアを。汚れを洗い流しながら、整えて栄養を与える。髪も頭皮もよろこぶシャンプーです。 (haru公式HPより)

パーマやカラーで傷んだ髪の毛の救世主!サロンでも取り扱われているシャンプーです。このシャンプー1つで「リンス不要、頭皮ケア、ハリ・コシ・ボリュームケア、フケ・かゆみ・ニオイケア、黒髪ケア、ダメージ補修・紫外線ダメージケア」と6つの役割を果たしてくれます。3500円とお値段お高めですがリンスが不要なので、その分シャンプーにお金をかけてもいいかもしれません。さまざまなダメージから髪を守り、たっぷり含まれた美容成分が髪の毛1本1本を補修。オレンジ油やイランイラン花油、アオモジ果実油などの天然オイルが配合されているので体験したことない最高級の仕上がりに!

6.ミクシムポーション『EXリペアチェリーブロッサム』

最近とても注目されているシャンプーです。美容師さんもおすすめなんだとか!泡立ちもよく、香りもすごくいいです。仕上がりはサラサラで指通りがよく、思わずずっと触っていたくなる髪に!ミクシムポーションのシャンプー⇒ヘアパック⇒トリートメント⇒ヘアオイルのフルコースでケアすれば、もう傷まない!ヘアカラーやパーマのハイダメージの髪にもおすすめです。限定のチェリーブロッサムは女性らしい上品な香りです。

今日からできる!正しい髪の毛の洗い方

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髪や頭皮に優しいシャンプーを使っても、洗い方によってはキューティクルに傷がついてしまうことも。正しいシャンプーのやり方を知って今日から実践してみてください。

①1分以上、しっかりお湯で洗う
髪や頭皮に付着した汚れのほとんどは、お湯のみでも落とすことができます。ノーシャンプーを実践している人もいるほどです。最初にお湯でしっかり洗うことで、泡立ちも良くなります。
②シャンプーは500円玉くらいの量
まずは1プッシュ(ロングヘアーの人は2プッシュ)多すぎるのはNG。泡立ちが悪ければ、途中でシャンプーを足しましょう。
③こめかみ、もみあげなどの生え際から
指の腹で揉みこむように洗っていきます。爪を立てて洗うと頭皮や髪を傷つけてしまうので、指でマッサージするイメージで。後頭部が洗えていないことが多いので生え際からトップに向かって洗うことを意識しましょう。
④頭のトップを洗う
トップまで洗ったら、もう一度生え際に戻ります。このように生え際→トップの順で繰り返し、徐々に全体を洗っていきます。
⑤全体が洗えたら、こめかみ、もみあげ付近と頭頂部を優しくマッサージ
こめかみ、もみあげの近くと頭頂部には大きな血管が通っているため、マッサージして柔らかくすることで、血行が良くなり、髪の毛にしっかり栄養が届きます。リフトアップや抜け毛対策にも。
⑦お湯でしっかりと洗い流す
最後にしっかりと洗い流します。ここで洗い残しがあると頭皮が傷んだり、かゆみの原因になってしまいます。目安としては、シャンプーよりも時間をかけるか、ヌメリが取れたらOK!

これでシャンプーは完了です!シャンプーのあとは水気をとり、トリートメントをして髪をしっかり保湿しましょう。トリートメントはシャンプーと同じライン使いがおすすめです。

トリートメントをしばらくおいておくと、フェイスパックと同じで髪の毛に保湿成分や美容成分がゆっくり浸透します。ぜひ試してみてくださいね!

ヘアオイルを使ってダメージ予防!

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ヘアオイルとは、髪のトリートメントやヘアセットの際に使われるヘアケア剤です。オイルが主な成分で、髪の毛の乾燥を防いでくれたり、水分量をキープしてくれたり、髪の毛にはいいことだらけ!今はスタイリングの時にベビーオイルを使ったりとおしゃれにも繋がるので注目されています。

■ヘアオイルの種類は2つ

ヘアオイルのベースとなるオイルには、大きく分けて2種類あり、精油やオリーブ、ホホバオイルなどの植物から採取したオイルをベースにした「植物性」オイル、もう1つの「鉱物性」オイルは植物由来以外のヘアオイルのことをいいます。成分にこだわるのであればもちろん植物性オイル!オーガニックのものをおすすめします。

ヘアオイルは薄い油膜で髪の毛を包んでくれるので、水分の過剰な蒸発を防いでくれます。秋から冬にかけて空気が乾燥する時期にも、ヘアオイルが大活躍!乾燥すると髪の毛が絡み合ったり、静電気の影響を受けたりすることがありますが、ヘアオイルを塗っておけば静電気を防ぎ、指通りの良いサラサラの髪をキープすることができます。

植物性のアルガンオイルやホホバオイルは肌と髪の両方に使えるタイプもあるのでスキンケアの最後にオイルを取って顔に塗り、そのまま髪の毛につけてもOK◎オイル1つで全身のケアができます。

■おすすめヘアケアオイル3選

1.ETVOS「アルガンオイル」

モロッコ王立認定の農園直輸入の希少なアルガンオイルを使用していて、優しい無添加。保湿力は抜群!オイル独特のベタつき感がなく、サラッとした使い心地。皮脂に近い成分が角質間細胞に浸透します。「肌・爪・髪・体」全身に使うことができるので、これ1本あればOK!油焼けしないので、紫外線が気になる日中も安心して使うことができます。

2.chant a charm「ディープモイストオイル」

太陽がたっぷり降りそそぐ自社農場で育てた無農薬ハーブをはじめ、植物の力と自然の恵みをあなたの肌に届けるオーガニックコスメです。スクワラン、温泉水、プロパンジオール、水、BG、グリセリン、マカデミア種子油、アボカド油、オリーブ果実油など天然由来成分だけを使用!スキンケアのブースターオイルとしても。スキンケアの仕上げとしても。ヘアケアにも使えるマルチな1本です!肌を柔らかくしてくれる成分があるので、ゴワゴワの髪の毛もしっとりまとまります。

3.john masters organics「アルガンオイル美容液」

オーガニック認証USDAを取得。数々のベストコスメ大賞を受賞したオーガニックアルガンのオイル。ご存知の方も多いと思います。毎日の髪やお肌のケアに最適で、縮れ毛や枝毛が気になる毛先の保湿ケアにも。年齢と共に弾力が失われる頭皮にもリフトアップマッサージとして使うことができます。馴染みがいいオイルなので、お手持ちのコンディショナーやスキンケアアイテムなどとブレンドして使うこともできます。

パサパサ髪とはもうさようなら!

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髪の毛の構造から、失敗しシャンプーの選び方、おすすめシャンプー、正しいシャンプーの方法などを紹介しました!

髪の毛は一度傷むと元には戻りません。とくに毛先はダメージが蓄積し、枝毛やパサつきが気になりますよね。元に戻せない分、ダメージの予防がとても大切です。

シャンプー、トリートメント、ヘアオイルなどなど、お肌と同様髪の毛にもゆっくり時間をかけてケアしてあげてください。忙しくて時間がない方でも『アミノ酸シャンプー』『自然乾燥せず、すぐに乾かす』『ヘアオイルをつける』この3つを守るだけで、パサつきがちな髪の毛も、まとまりのない髪の毛も劇的に生まれ変わります!朝起きて、しっとりまとまった髪の毛に感動するはずです♪

ぜひ、実践してみてくださいね!

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