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ゆうちょの定額貯金が満期を迎え、アンニュイな思いをした話。

ゆうちょの定額貯金で預けたお金が、11月に満期を迎えた。
満期=10年。
この10年、結婚、妊活、出産、いろいろあったなぁとしみじみする。

2ヶ月くらい前から私宛に手紙が届き、満期になるから来てねーと連絡があった。満期とはなんぞや。
ネットで調べてわかったことは、手続きしに行かないとそのお金が消滅してしまうということ。もちろんすぐにではないが、忘れてしまったら一大事。11月のカレンダーにゆうちょ、と記載した。

10月、知らない番号から電話がくるようになった。
私のスマホは留守電機能を付けていないので、しつこくかかってくる場合は、その番号をグーグルで検索している。
「ゆうちょ銀行〇〇支店」からだった。
自宅から自転車で約20分くらいの距離だ。

テレワーク中にまたかかってきたので出ると、感じの良い担当者が満期の話をしてきた。そう、その前にもう一通手紙&名刺がきてて、手続きに来れる日を記載して返送してねーとなっていた。
忘れていたわけではないが、まだ11月に入ったばかりなのでそのままにしていた。担当者はそれに関して、ご丁寧に電話してきたのだ。

土曜でも月に2回は窓口があること、平日ならその日で手続きが完結することを教えてくれた。さらに平日であれば当日連絡でもOKだったりするとのこと。だったら手紙の返送は面倒なので電話することにした。
持ち物を聞くと、「定期預金通帳」「普通預金通帳」「印鑑」「マイナンバーカード」と言われた。結構多いのでメモする。
了解して、電話を切り仕事に戻った。

しばらくして、なんでマイナンバーカードがいるのか疑問に思って調べた。
ゆうちょの公式HPを見るとマイナンバー制度とあって、個人のお客さまは貯金申し込みの際に提示するようになったらしい。ふ~ん。あまり深く考えなかったが、その後の姉とのLINEで事態は急変する。

私:ゆうちょの満期になったことある?
姉:ないよ、どうした?
私:なんかさ、マイナンバーカード持って「〇〇支店」まで行かなきゃいけないみたいなの
姉:は?なんで?近所に郵便局あるじゃん。わざわざそんな遠くまで行くの?
私:確かに…。郵便局なら全国どこでもおろせるはずだよねえ

さっそく近所(歩いて5分)の郵便局に電話すると、あっさり「おろせますよ、都合の良い時にいつでもきてください」と言われる。
しかも持ち物は「定期貯金通帳」と「印鑑」の2つでOKとのこと。
マジか~~~~~~ッ!!!
予約不要、持ち物2点。こんな簡単にできるのに、頻繁に連絡が来てた「〇〇支店」はなんだったのか!そこで思う。お金引き出してそのまま帰らせず、きっと普通預金に入れて欲しかったんだろうな、と。

一気にアンニュイな気分になった。

結局私は近所の郵便局でおろし、札束を握りしめたままメインバンクへ移動し貯金した。あまりにも大きい額だと、当日いきなり来ておろすのは難しいようだけど、私のように銀行のATMで1回で入金できる額であれば問題なし。

これからゆうちょ銀行で満期を迎える方、思わぬアンニュイに要注意です。

 



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