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【選挙ウォッチャー】 鳥取県知事選2019・分析レポート。

日本で最も存在を忘れられがちな鳥取県で、県知事選が行われることになりました。どこにでもある何のヘンテツもない「自民系の現職vs共産系の新人」という構図で、特に珍しいことは何もないのですが、全国11知事選すべてを追いかけると宣言した僕なので、鳥取県知事選も手を抜かずに取材してまいりました。正直、鳥取県知事選を買ってくれる人がどれだけいるのかと心配ですが、鳥取県と言えば、瀧本美織ちゃんの出身地。ピュアで可愛い女の子が誕生する所なので、見逃すわけにはいきません。

平井 伸治 57 現 立憲民主党推薦
福住 英行 43 新 共産党推薦
井上 洋  70 新 無所属

ぶっちゃけた話、選挙をやる前から結果が決まっていると言っても過言ではございません。現職の平井伸治さんは、自民・公明・国民民主・立憲民主の4党が推薦しており、盤石の状態となっております。対するは、共産党の福住英行さんと、無所属の泡沫候補である井上洋さん。この写真は鳥取駅前の掲示板なので井上洋さんのポスターがありましたが、ほとんどの掲示板で井上洋さんのポスターは貼られていませんでした。ポスターが貼れない候補はかなり厳しいと思いますので、実質的には平井伸治さんと福住英行さんの対決なのですが、その結果も決まっている状態です。


■ 完全なる無風選挙

鳥取県の平井伸治知事といえば、バラエティー番組に出ては「星取県」やら「蟹取県」などとダジャレを言ってPRをしている印象がありますが、宮崎県知事だった東国原英夫さんがトップセールスで宮崎県を盛り上げていたように、存在感の薄い鳥取県を盛り上げようと平井伸治知事は積極的にトップセールスをしているのです。人口の少ない県でもあるので、積極的に県民の声を聞く現場主義を貫き、県民からの信頼も厚い平井伸治知事。それだけに平井伸治知事を変えようという動きはなく、福井県のように新幹線が通るわけでもないので利権戦争に巻き込まれることもなく、ほとんど無風のまま、選挙戦に突入したのでした。


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