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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#433)。

 かねてから「NHKから国民を守る党」は、お金にならない存在だと言い続けておりますが、もはや尊師・立花孝志の「Xデー」が来ても、僕がテレビに出ることはないし、僕の時代が来ることもありません。かつては国民的な大問題として扱われる日が来てもおかしくないと考えたこともありましたが、おそらくニュースで1日扱われて終わりでしょう。ここには金の鉱脈は存在しないのです。
 ということで、まったくお金にならない「NHKから国民を守る党」の現在の姿について、今日はますますお金にならない「無料記事」にて、最新の動向をお伝えしたいと思います。

 尊師・立花孝志が「Xデー」を迎えた時に、少しだけ売れるかもしれませんが、あんまり売れる予感がしなくなりました。出版社の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 どうしてこんなことになっているのかを、解説したいと思います。


■ もう国政政党として扱われることはない

無職のオジサンになったことで、Xデーを迎えても選挙ウォッチャーちだいは儲からない

 相変わらず、アホの尊師・立花孝志は、まるで自分たちに代表権が戻ってくるかもしれない話をしていますが、3月21日をもって、正式に代表者が大津綾香党首であることは認められると思われます。
 理由は、これまでの記事でさんざん説明しているので割愛しますが、立花孝志に勝ち目はなく、司法の場でも正式に「代表者は大津綾香」だと認められると、その瞬間に、立花孝志は「借金まみれの無職のオジサン」になります。
 浜田聡については、既に離党しているという扱いになっていて、齊藤健一郎も「代表者ではなかった」ということになれば、「みんなでつくる党」の所属議員でもありません。「みんなでつくる党」の所属議員は1人もいないということになり、かねてから大津綾香党首が懸念していた「国政政党になる資格を持っているだけのゾンビのような政治団体」になります。この裁判を受け、おそらく「政党支持率調査」からも外されるのではないかと思われますので、「みんなでつくる党」の動向がテレビや新聞で報じられる機会はほとんどなくなると考えていいでしょう。
 一方で、立花孝志は再び「NHKから国民を守る党」という弱小政治団体の代表となります。ここに浜田聡や齊藤健一郎が属したとしても、国政政党として認められるわけではありませんので、東スポとデイリースポーツしか扱わない弱小政治団体に過ぎず、参院選や衆院選に挑戦しようと思った時には、また億単位のお金が必要になります。

とても縁起が悪い名前のバーが入っている銀座8丁目の雑居ビル

 現状、尊師・立花孝志は、銀座の「アズライール」という死神の名前がついた縁起の悪いバーでアルバイトをしながら、N国信者の来店を待ち、いつもの「ホラッチョ武勇伝」を語りながら、スポンサーになってくれる人を探している状態です。
 ただ、普通のバーにしては料金が高く、ほとんどスナックと変わらない金額を取られる上、立花孝志がウザいということで、ネットのクチコミ評価は最悪で、「星1つ」の酷評が続出しています。しかも、アンチが嫌がらせのためにつけている評価ではなく、ガチのお客さんがつけた評価であるところがポイントです。
 初月は多数のN国信者が来店し、それなりに好調だったという銀座のバーですが、店内のデザインも含め、あまりにもN国臭が強すぎるため、よほどのN国信者以外は来店しない店となっており、早くもその経営が息切れしかけているのではないかと噂されています。
 1ヶ月ほど前までは、立花孝志の口から、強めの口臭とともに「ビッグスポンサー」という強気な単語が飛び出していましたが、最近はこの「ビッグスポンサー」という言葉も聞かなくなり、東京都知事選で30人の候補者を擁立し、選挙に挑むという話も、「ポスター掲示板を使った広告の募集」をしていることからも、実際にはビッグスポンサーがお金を出してくれるのではなく、「選挙ポスターを使って宣伝する人がお金を払うシステム」であることがわかりました。「子どもが通っている小学校の目の前の掲示板に、子どもが伝えたいことをポスターで表現してもいい」みたいなことをホザいていましたが、そんなことをしたら、新たにイジメが発生するのではないでしょうか。
 つまり、東京都知事選で資金提供してくれる「ビッグスポンサー」とやらは見つかっていないのではないかと考えるのが普通であり、資金繰りにも苦戦していることが推測されます。
 資金繰りに苦しんでいると言えば、先日、立花孝志が「NHKに既に受信料を払っている人たちの『受信料不払い代行サービス』を展開する」と発表しました。実際には不払いを代行された結果、料金の滞納が発生し、本来なら割引が受けられたはずのNHKの受信料を、延滞利息をつけてお支払いすることになるので、むしろNHKに通常より高い受信料を支払うだけになるのですが、ここまで手を広げるのは、信者が少しずつ離れ、お布施の金額が伸び悩んでいるからではないかと考えられます。
 そもそも「NHKから国民を守る党」というのは、異常にランニングコストのかかっている組織なので、兵糧攻めにされている今、その運営は少しずつ苦しくなっているはずなのです。
 そんな中で、先日、教団幹部のメンバーで、フロント企業の「ネット選挙株式会社」の代表取締役を務める松田亘の妻・松田美樹が「離脱」を表明しました。それまでは必ず尊師・立花孝志の裁判を傍聴に来ていたのに、あの表明の後から、完全に姿を見かけなくなりました。最近は、さらなる異変が起きており、松田美樹のみならず、夫の松田亘の姿も見なくなりました。
 党から謎のお金の貸し借りをしていた「株式会社くえり」の本間明子もSNSの発信を突如として止めていますし、今日も元気に活動しているのは末永友香梨ぐらいではないでしょうか。
 こうしたことからも、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」が没落する日は近いと考えられますが、とりあえず、3月21日の代表権争いの裁判の判決日がすべての境目となるでしょう。逆に言うと、それまではシャバで社会に迷惑をかけまくるとみられ、年末頃に事情通らしき人が「尊師のXデーは近い」と話していましたが、またしても期待させられるだけ期待させられて不発だったという感じです。


■ 立花孝志は「破産」を目指している

本当に債権者の支払いを拒否しているのは、大津綾香ではなく立花孝志である(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、「代表権は自分たちにある」と言いながら、大津綾香党首を代表者として「破産」をさせようとしています。この時点で、まったく矛盾しているのですが、アホのN国信者たちは「ガチのアホ」なので、この矛盾には気づきません。
 本来は、齊藤健一郎が代表者であって、この借金もまた齊藤健一郎が代表をする法人で背負っているものとしなければならないところを、この借金だけは大津綾香党首らが背負っていることになっていて、「返せないんだから破産しろ」という話になっているのです。
 これもまたロジックとして筋が通っておらず、仮に大津綾香党首が代表者だから返済の義務を背負っているのだということを前提にしても、それならなぜオマエらが積極的に破産させようとしているのか、という話です。
 実は、立花孝志が債務をチャラにするのは、単純に自分たちが作った借金をチャラにしたいからだけではありません。もっと深い理由があり、このことについては、後日、「N国マガジン(2月号)」の中で説明をしてまいります。警察も検察も国税庁も、なぜか立花孝志のことは「聖域」のように取り扱いません。もし僕が脱税でもしようものなら、すぐすっ飛んできて、すべてを差し押さえるでしょうに。
 誰の入れ知恵なのかは知りませんが、大津綾香党首を悪者にしながら、あえて「破産」という手続きを取ることは、立花孝志にとって大きなメリットがあり、加えて、立花孝志がブタ箱に行くリスクを低下させられるので、ただでも警察や検察の腰が重いところに、この「破産」が認められるようなことになると、ますます被害の規模は大きくなるという話です。


■ 立花孝志の「Xデー」は遠のいている

 かつてのように億単位のお金を動かすことができず、経済的には先細りの運命を辿っている立花孝志ですが、これから立花孝志が勢いづくイベントが多数発生するとみられるため、新たに騙されるアホのN国信者が増え、安定を取り戻すのではないかと予測しています。
 今後、予想されるところでは、3月21日の代表権争いの裁判で、立花孝志らが負けることは目に見えていますが、実は、代表権争いの裁判で負けたとしても、立花孝志らにデメリットはありません。
 ここで「政治家でも何でもない無職のオジサン」であることが確定すれば警察や検察が動いてくれるのではないかと期待する声もあるかもしれませんが、これまでタイミングはたくさんあったのに、今日の今日まで動かなかった時点で「期待するだけ無駄である」と考えた方が合理的で、立花孝志はこれからも社会に迷惑をかけ続けることでしょう。
 その他、細々とした黒川敦彦や「つばさの党」を訴えている裁判などでも立花孝志が勝訴する可能性はあり、ポスター代の請求裁判などでも勝訴する可能性が残っています。これまでなかなか勝てなかった裁判で、1つでも2つでも勝つものが出れば、大々的に大勝利宣言動画を発信し、新たに「さすたち!」のN国信者が増えることになります。
 新たなN国信者が増えれば、新たにお布施する人が増えるということになりますので、お布施の金額が増えれば、立花孝志の生活は安定します。新橋や六本木のマンションから強制退去させられるのは、夏頃になるのではないかという見通しのため、しばらくは「立花孝志の大勝利時代」が到来することになると思います。
 もし党の破産が認められた場合、立花孝志には「借金をチャラにした」という実績ができます。本来であれば、立花孝志が返済しなければならなかったはずのお金を、その責任を大津綾香党首に被せるように見せ、立花孝志には何の責任もない形にして、結局、借金を返済しないのです。
 これにより、アホの債権者たちは、すべては立花孝志が仕掛けていることなのに、「大津綾香のせいで破産になった」と考え、立花孝志に責任を追及することはなくなり、かつ、お金を失うことになります。破産が認められれば、もう「お金を返せ!」と言える先はなくなるので、スズメの涙ほどのお金が戻って来ただけで、あとは泣き寝入りです。もし立花孝志に抗議をしても「大津綾香が悪い」と言われ、なぜか大津綾香党首が責められ、だからと言って、お金が返ってくるわけでもないので、ただシンプルにアホのN国信者が立花孝志に投資をしてお金を失うだけです。

 このような運命を辿ることは、前々から指摘していましたが、アホのN国信者たちは、元本割れを回避する方法が書かれていたにもかかわらず、まったく対応する様子もなかったことから、このようなことに見舞われ、今さらお金が戻ってくることはありません。
 もう一度立ち返ってもらいたいことは、「なぜ破産したのか」と言うことです。立花孝志の説明では「大津綾香と黒川敦彦がSMのような政治資金パーティーを開こうとしたから」ということで、返済の希望が殺到して、返済不能に陥ったという説明になっていますが、政治資金収支報告書にすべてが記録されています。あまりに支出が多すぎて、ただシンプルにお金がなくなってしまっただけです。当時の会計責任者は、立花孝志です。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

立花孝志の迷惑行為は止まらないが、N国アンチたちは和気藹々と記念撮影

 社会に迷惑をかけ続ける立花孝志との戦いは長丁場であり、いかにストレスを溜めずに戦うのかが重要になってくるわけですが、警察も検察も国税も野放しにしているせいで、立花孝志の大勝利時代が到来しそうです。
 昔に比べると、これでもN国党や立花孝志に対し、明確に「社会のゴミである」と認識する人が増えたことは間違いありませんが、それでも立花孝志を崇拝するバカが焼き畑農業のように生まれては育っているという現実を無視できません。今後も立花孝志のクソ加減を可視化する動きがますます必要になると思いますので、マニアックな話ではありますが、引き続き、この反社会的カルト集団の動向には興味を持ち続けていただきたいと思います。

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