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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#405)。

 実は今、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の周辺で巻き起こっている、いわゆる「N国劇場」が、のっぴきならない面白さになってきています。
 アホの黒川敦彦が「平将門の首塚」を初詣して以来、N国界隈は恐るべきスピードで崩壊してきましたが、まさか「今年の汚れ、今年のうちに」の精神で、今年中に尊師・立花孝志の「Xデー」が来るのではないかと思わずにはいられない展開になってまいりました。
 そこで本日は、今からでも楽しめる「N国劇場」をまとめ、ぜひ多くの皆さんに、この問題を見守っていただきたいと思います。


■ 斉藤忠行が大津綾香側に寝返った

わかりやすく「裏切り」という形でカルト政党を離れるネズミが現れた(引用元リンク

 もし、これがヤクザの世界なら、このバカがどれだけ言い訳をしたところで、指名手配がかけられ、見つかり次第、ひっそりと東京湾で魚の餌になることでしょう。組織人として、それくらい絶対にやってはいけないことをやったのが、斉藤忠行という男です。しょせん、立花孝志のような「物の善悪の判断がつかない反社会的カルト集団」に属していたような男なので、そもそも「倫理観」を求めるだけ馬鹿馬鹿しいのですが、間違いなく、斉藤忠行という男は「バイトでも雇ってはいけないレベルのヤバい奴」だということになります。
 斉藤忠行は、一体、何をやらかしたのか。
 もともと斉藤忠行は、N国党が言うところの「NHKの集金人」をしていました。NHKが業務委託していた外部の会社の末端社員だった男です。それがN国信者になり、会社を裏切り、立花孝志に内部情報を伝えることになりました。以来、斉藤忠行は特別枠で迎えられ、政党助成金から調査研究費として毎月30万円が支払われていたほどです。

 会社を簡単に裏切り、N国信者になった男は、また裏切りました。
 斉藤忠行には嫁がいて、N国信者同士の飲み会に夫婦で参加するようなこともありました。なので、ただでも前職を辞めた分ぐらいの生活費を稼がなければならないところに、給料の未払い問題が発生。正社員でもない斉藤忠行は、このままでは生活もままならなくなるため、あろうことか、大津綾香党首に泣きつきました。
 もちろん、ただ大津綾香党首に泣きついても、それでお金がもらえるとは思えません。そこで、斉藤忠行はエヌリンクスの時と同じように、内部告発を持参し、さらには大津綾香党首に促された通りに警視庁に行って情報提供をかまし、大津綾香党首から未払い分を精算してもらうことに成功。
 さっそく立花孝志を堂々と裏切って、トンズラをぶっこくネズミが現れたことになります。政党助成金は入ってこないし、給料は未払いだし、チューナーレスモニターはろくすっぽ売れないのに、尊師・立花孝志は久保田学と麻雀しながら、時にはキャバクラで楽しんでいるわけです。そりゃ不満を持つ人間が現れるのは当然です。

大津綾香は警視庁から相手にされていないとN国信者に説明する立花孝志(引用元リンク

 さらにマヌケなことに、立花孝志は動画で、大津綾香党首が警察に相談している8000万円の詐欺既遂疑惑が相手にされていないと説明していましたが、どうやらその情報源こそ、自首してきた斉藤忠行によるものだった可能性が高いです。
 というのも、斉藤忠行は警視庁捜査2課の刑事さんとみられる名刺を一部モザイク入りで公開しているのですが、それが立花孝志の動画の説明と完全に一致しているからです。そして、実際、斉藤忠行の印象として、警視庁が捜査に積極的だったわけではないのかもしれません。なにしろ、どいつもこいつも情弱すぎて、事の深刻さを理解している人なんて、警視庁の刑事さんであっても、ほとんどいないからです。
 だからこそ、一人でも多くの方に現状を理解していただくため、積極的に発信していくことが大切だと思っています。


■ もう8000万円からは逃げられない

 尊師・立花孝志は、いよいよ8000万円の詐欺既遂の疑惑から逃げることはできなくなっています。というのも、自分からどんどん嘘をついているので、立花孝志が喋れば喋るほど辻褄が合わなくなり、どうしてそんな嘘をついているのかが分からなくなり、立花孝志にとって、どんどん不利な状態が作られているからです。

8000万円について適当な発言をする立花孝志(引用元リンク

 立花孝志は、11月8日の党オフ会で「代表者が齊藤健一郎だと思っていた」という前提で話をしており、さらに、8000万円の根拠は「未払いの給料を補填したから」でした。
 ところが、立花孝志が簡易裁判所に起こした支払督促によれば、立花孝志ひとり放送局株式会社がお金を貸したのは3月14日であり、立花孝志が財政破綻宣言をする前の話です。つまり、職員の給料の未払いなんて問題は発生していない時代の話なので、「何を言っているんだ?」ということにしかなりません。
 それに加えて、今回、極限のアホである斉藤忠行が大津綾香党首に泣きついたのは、「給料が未払いだから」です。現在、大津綾香党首を労働審判にかけている神谷幸太郎も「給料が未払いである」と主張しています。
 つまり、立花孝志ひとり放送局株式会社から8000万円の貸付金があったはずなのに、大津綾香党首の管理する口座には1円も入っておらず、加えて、神谷幸太郎や斉藤忠行には給料未払いの状態が続いているという話になってくるわけです。だとすると、その8000万円は一体、何に使われたのかという話になります。
 そもそも「8000万円という貸付金は最初からなかった」と考えるのが自然ですが、百歩譲って、もし会社の資産と大きく乖離しながらも8000万円を本当に貸していたのだとすれば、それはそれで「なぜ給料の未払いが継続しているのか」という疑問にぶち当たることになり、少なくとも、それを知っているのは立花孝志だということになります。いずれにしても、立花孝志は詰んでおり、その説明責任から逃れることはできないと思います。
 そして、もう一つ。これは新たなスクープですが、立花孝志ひとり放送局株式会社が党に送った支払督促は、神谷幸太郎が受け取っているのではないかという疑いを報じましたが、さらに、神谷幸太郎はその支払い督促をどのような立場で受け取ったかと言うと、それは「大津綾香の使用人」という立場で受け取っていると思われます。
 言うまでもありませんが、「大津綾香の使用人」を名乗れるのは、大津綾香党首から使用人となることを認められている人だけです。「大津綾香の使用人」ということは、当然、その支払督促は立花孝志ではなく、大津綾香党首に渡さなければなりませんが、それをしませんでした。
 僕は何度も口を酸っぱく言っております。立花孝志に協力する人間は、もれなく「刑事責任を問われる犯罪者」となります。ガーシーこと東谷義和も同様です。もし、下手にN国党から立候補せず、暴露系YouTuberを続けていれば、今もしょうもないカスみたいな芸能ネタでそこそこお金を稼ぐことができたことでしょう。ところがどっこい、ドバイからも国外退去処分になってしまい、すっかり犯罪者です。立花孝志にナビタンに入っている個人情報を流出させた「集金人」も、不正競争防止法違反で懲役1年6ヶ月・執行猶予3年になりました。そういうことで言うならば、神谷幸太郎も覚悟しておいた方がいいでしょう。

N国信者の神谷幸太郎は、尊師を崇拝するあまり、芸風まで完コピ(引用元リンク

 極限のアホというのは、マジで極限のアホなので、「これって何の罪になるんでしょうかね?」と言いながら、犯行をゲロります。もう「これって何の罪になるんでしょうかね?」と言いながらチンチン出しているのと同じです。それぐらいアホなのです。
 神谷幸太郎は、8000万円の詐欺既遂疑惑について「知らずに参議院会館304に送り返していました」と言っています。もともと船橋の本店に届いているものは、参議院会館に転送するようにしているのでしょうが、ともかく神谷幸太郎が「やった」ということは認めています。それだけで十分なのです。

参議院会館304号室は、齊藤健一郎の部屋である(引用元リンク

 これはどういうことかと言うと、少なからず、齊藤健一郎(の部屋)が詐欺既遂疑惑に関与しているということです。齊藤健一郎本人が関与しているかどうかは警察の捜査に委ねますが、神谷幸太郎が「大津綾香の使用人」として受け取った支払督促は、少なくとも、参議院会館304号室に送られたわけです。
 だとすると、ここで質問状が効いてくるわけです。今、この支払督促の原本は誰が管理しているのか。残念ながら、立花孝志からの回答はまったくありません。11月24日を回答期限としておりますので、11月23日が祝日であることを考えると、YouTubeで回答していただくしかありません。ただ、隠すことは何もないはずなので、きっと答えてくれるはずです。ぜひとも回答をお待ちしております。


■ あくまで「取材対象」であるために

 今回、斉藤忠行のようなザコキャラのために、銀座で「のどぐろ」をご馳走したあげく、タクシー代として10万円を渡したというような話が出てきており、浜田聡との食事においても、同様に銀座の高級な飲食店が利用されているようです。
 今のところ、僕は大津綾香党首のことを記者会見か路上(政治活動、もしくは選挙運動中)でしか取材しておりませんし、飲食を伴う取材をしたことはありません。今後、ある程度の時間をいただいて取材することがあるかもしれませんが、あくまで「取材対象」から逸脱しないよう、飲食代は「取材費」として、こちらが支払うものとします。また、取材は都内になると思いますので、交通費はせいぜい数千円といったところです。皆さんもご存知の通り、僕の取材経費はクラウドファンディングによって、活動をご支援くださっている皆様によって賄われていることから、大津綾香党首や「みんなでつくる党」の関係者からいただく必要がありません。よって、経費として支出することはあっても、何某かのお金を受け取ることはありません。
 また、これまでも大津綾香党首をはじめ、周辺関係者の方々に取材をすることはありますが、取材のために必要な連絡以外はしません。飲みながら取材することもありません。選挙の取材の場合には、飲みに行って聞ける話がたくさんあるので、むしろ積極的に飲みに行った方が情報は取れますが、おそらくN国関連の話は、飲みに行かなくても普通に聞けると思うので、BBQなどのイベントに参加することもありません。
 ただし、唯一の例外を書いておこうと思います。
 もし、いわゆる「Xデー」を迎えることがあった日には、多くの方と喜びを共有したいと思っており、その中には、さまざまな誹謗中傷の中、コツコツと積み重ねてきた「みんなでつくる党」の関係者の方々も含まれます。なので、おそらく「Xパーティー」を開催させていただくなった場合には、声をかけさせていただくことにはなろうかと思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 浜田聡が、今頃になって2020年の資産報告書を何事もなかったかのように修正し、600万円の貸付金があることになりました。おそらく、この600万円は参院選に立候補するために自腹で用意した600万円のことを意味しているのだと思いますが、そのあたりの整合性が取れていないことを今さらになって修正しているのです。
 多くの人が「今さらかよ?」と思ったかもしれませんが、今になって修正するからには「何かがある」と考えるのが普通です。何もなければ「洗脳豆坊主」こと浜田聡が修正なんかするはずがありません。一体、何があるのかということは、今後、分析や考察が必要です。
 いずれにしても、尊師・立花孝志の「Xデー」は近く、こういうのには最も敏感だと思われる加陽麻里布先生が、「請求書受け取り代行サービスは中止」と宣言して、一目散にどっか行きました。浜田聡がコレで、斉藤忠行がコレですから、まだまだネズミは逃げ出すでしょう。次はどのネズミが逃げ出すのか。残っているのが、ゴリゴリの古参のN国信者しかいないので、逃げ出すネズミが残っていないという説もあります。ゆっくり見ていくことにしましょう。


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