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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2019・中京区レポート。

この取材をするまで「中京区」のことを「ちゅうきょうく」と読んでおり、これが「なかぎょうく」であることに気付きました。わりと常識的な話だと思うのですが、人生で京都を訪れたのは修学旅行ぐらいで、大人になってから京都を散策する機会もなく、普通に知りませんでした。選挙ウォッチャーを通じて、どんどん日本の地理に詳しくなってきているのですが、難しい地名をどんどん読めるようになっていくと、少しカッコイイかもしれません。さて、京都市中京区の定数は5でした。いろいろとユニークな発見がたくさんあったので、皆さんと共有したいと思います。

平井 良人 41 現 共産党 
山田 愛毅 60 新 共産党
加藤 昌洋 31 現 自民党
大津 裕太 36 現 地域政党京都党
青野 仁志 60 現 公明党
高間 響  35 新 立憲民主党
澤田 長利 53 新 日本維新の会
津田 大三 49 現 自民党

僕が密かに注目していたのは、立憲民主党から立候補した劇作家の高間響さんです。演劇界でどれくらい有名な人なのかは知りませんが、シナリオライターであることをゴリゴリに押していて、ポスターもなかなかダサいことになっています。そもそも劇作家でメシを食っていくのは大変だし、「どうせ議員報酬が目的なんでしょう?」という穿った目で見ていました。せっかく左京区を取材するつもりだったので、ちょっと足を伸ばして中京区も覗いてみました。


■ 平井良人候補の主張

平井良人さんは共産党の現職です。議会での質問は100回を声、民泊問題では15の町内から相談を受け、取り組んでいたそうです。公約は、ホテルや簡易宿泊所の増加抑制、高すぎる国保料の引き下げ、子どもの医療費を中学校卒業まで完全無料、京都市独自の給付型奨学金制度の創設、保育料の引き下げ、全員制の中学校給食の実現、敬老乗車証を守る、自衛隊への個人情報提供の撤回です。北陸新幹線より暮らしを優先するべきだと主張しています。いかにも共産党っぽい政策ですが、今の日本に必要です。


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