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越谷市長選2017・選挙レポート。

希望の党や立憲民主党が誕生し、大盛り上がりとなった衆院選の翌週、埼玉県越谷市では市長選がありました。埼玉県では熊谷市、ふじみ野市などでも市長選があったのですが、熊谷市は現職の市長以外に立候補する人がおらず、無投票で4選目が決まっています。全国で行われた衆院選の翌週ながら、選挙が行われるところはたくさんあるのですが、なぜ越谷市を見ようと思ったかと言うと、3選目を目指す現職で74歳の高橋努さんに、41歳の新人・畔上順平さんが自民党の推薦を取り付けて立候補し、若さに加えて自民党の組織票も加わるので、非常に面白そうだからです。

■ 高橋 努  74 現 無所属  
■ 畔上 順平 41 新 自民推薦

市長選は現職が有利ですが、高齢の場合には若くてフレッシュな印象のある新人の方が有利になる場合があります。残念ながら、市長の実績や政治手腕よりも年齢やポスターのイメージだけで戦いが決まってしまうことが多いのです。越谷レイクタウンがオープンして以来、経済的には好調なイメージのある越谷市ですが、それぞれの主張を見てみたいと思います。

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