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【選挙ウォッチャー】 参院選2019・NHKから国民を守る党の政見放送ファクトチェック2。

今、選挙に関心のある賢者たちは、誰かを当選させるために必死です。彼らが当選してほしいと願う人たちは、議員になったら活躍してくれると期待される人たちばかり。だから、ありとあらゆる自分にできることをして、選挙で「勝つ」ために全力を尽くしています。リソースのすべてが誰かを当選させるために使われています。これは当たり前のことですし、みんながそうするべきだと思うのですが、ほんの1%でいいから、反知性派カルト集団が僕たちの税金を大量に使い込む計画を立てているということに目を向けていただき、1票でも削るネガティブな努力に手をお貸しいただけないかと思います。リツイートするだけでも構いません。とにかく「NHKから国民を守る党」の計画を多くの人に知ってもらうことが大切です。


■ 政党助成金を獲得する計画について

立花孝志は、参院選で億単位の政党助成金を獲得することが目的であることをYouTubeなどで公言しています。現在の選挙情勢を見ると、全国の都道府県選挙区はもちろん、全国比例においてもNHKから国民を守る党が議席を獲得する可能性はほとんどありません。つまり、1人も議員を生み出せないのです。だったら安心じゃないかと思うことでしょう。しかし、まったく安心ではなかったのです。立花孝志の計画では、各都道府県の選挙区で2%以上を満たし、仮に比例区で誰も当選しなかったとしても、丸山穂高などの現職の国会議員を移籍させることで億単位の政党助成金を獲得し、自由にお金を使いたいと考えているようです。今のところ、NHKから国民を守る党が比例区で1議席を獲得してしまう可能性もあり、NHKから国民を守る党が「反知性派カルト団体」であることを知っている僕たちは、1票でも減らす努力をしなければなりません。


■ N国党の政見放送ファクトチェック

「スクランブル放送とは、NHKに受信料を支払わない人にNHKの番組をストップすることです。つまり、水道や電気、携帯電話と同じように料金を支払わなければ、その人にはそのサービスを止める、ストップする。NHKもそうすればいいのです。水が止まれば命が止まる。電気が止まって、熱中症になって、倒れる人が出ます。携帯電話が止まれば、仕事や日常生活、災害時にも影響が出ます。NHKの放送なんて見れなくても誰も困りません。だから国会議員はNHKを見たくない人の権利を保障するために、ただちにスクランブル放送の実現に取り組むべきだと考えます。NHKをぶっ壊す」

そもそもNHKのスクランブル放送化は避けられない運命にあります。これから「5G」がスマホのスタンダードになり、ネット環境が整うようになれば、みんながスマホでテレビを見る時代がやってきます。そうなった時に、テレビのアプリ化は必須であり、アプリにする以上、スクランブル放送以外の方法があり得なくなってしまうというわけです。つまり、立花孝志がそう騒がなくてもスクランブル放送化は避けられず、受信料を払っている人だけがIDとパスワードをもらい、スマホでも見られるようになるはずです。これは世の中の流れが既にそうなっているにもかかわらず、「自動車の自動運転化を実現する」と宣言しているようなもので、それを実現しようと技術開発しているトヨタや日産のお手柄を、さも政治家のお手柄のように語っているに過ぎません。つまり、詐欺みたいなものです。

「このインターネット時代に、すべての国民から受信料を払わせようとしている国会議員、あまりにも時代遅れです。というよりも、庶民の気持ちをあまりに理解できていません。NHKから国民を守る党は、今回の参議院選挙を「令和の百姓一揆」と銘打って、選挙戦を戦ってまいります。エリート国会議員がお代官様で、我々庶民が百姓です。デフレで景気が悪いのに消費税を増税する。ワンセグ機能付きの携帯電話だと、普通のテレビ、同じ、同額の受信料だ。インターネットからも受信料を奪い取る。ホテルの客室は全室受信料を払え。もういい加減にしてくださいませ、お代官様。そんな理不尽なお金、我々庶民は払いたくないし、払えないんです。さあ、令和の時代に生きている庶民の皆さん、クワやカマをスマートフォンに持ち替えて、投票という百姓一揆を起こしましょう。私が令和の大塩平八郎となって、皆さんの先頭に立たせていただきます。NHKをぶっ壊す」

よく恥ずかしげもなく「令和の百姓一揆」なんていうキャッチコピーを採用できたものですが、ただのモンスタークレーマーのくせに自分を大塩平八郎に例えるなんて、普通の人なら恥ずかしくてできないことをやってのける男です。もし僕が日頃から選挙戦略の重要さを説いているからと言って、「私は令和の諸葛孔明だ」と言い出したら、どんな顔でリアクションしたらいいでしょうか。「はぁ、そうですか」としか言いようがありません。

「国会では官僚や政治家が嘘ばかりついています。私は政治家ユーチューバーとして森友事件の取材をしています。事件発覚3ヶ月後に森友学園元理事長の籠池さんと面会し、昨年3月には安倍昭恵総理夫人から直接ご連絡をいただき、森友事件について意見交換をさせていただいております。事件の当事者と思われるお二人から直接お話をお伺いしても、まったく事件の真相に迫ることができません。おそらく森友学園の顧問弁護士だったSY弁護士が事件の真相を知っているはずなのに、国会も大阪府議会も森友学園の顧問弁護士だったSY弁護士を参考人として、いまだに呼び出しません。政治家が真相の究明をしないから、財務省ノンキャリアの真面目な議員が自殺をされてしまったと思います。悲しすぎます。昭恵夫人も悲しんでおられました。心の病を経験した私から一言。しんどい時は休んだらいいんです。必ず元気になって、世の中のお役に立てる日がやってきます。ゆっくり休んでください」

極めつけはコレです。立花孝志が国会議員としてどれだけ無能なのかを示しているのですが、立花孝志は森友学園問題について、安倍昭恵夫人と籠池泰典理事長の名前を出し、「事件の当事者と思われるお二人から直接お話をお伺い」と発言しています。世の中のテイとして、安倍昭恵夫人はあくまで籠池泰典理事長に騙された被害者ではあるけれど基本的には無関係な人ということになっていて、「本当は悪い人かもしれないな」と思いながらもしつこくされたので仕方がなく引き受けた形になっています。にもかかわらず、立花孝志は安倍昭恵夫人にも話を聞いた末に「当事者」だと断定しているのです。吉本興業の闇営業だったらクビになるレベルです。また、「政治家が真相を究明しないから」と言っていますが、政治家たちは真相を究明するために今なお必死ですし、連日にわたって真相究明に尽力していたために、世の中から森友問題ばかりやっているんじゃないと批判されていたほどです。つまり、立花孝志は国会中継もろくすっぽ見ていないのです。職員の自殺に安倍昭恵夫人も悲しんでおられたと言っていますが、いくらファーストレディーとはいえ、安倍昭恵夫人が悲しんでいたかどうかはどうでもいいです。そして、これらの話と「心の病」の話はまったく関係ありません。なぜ突然、しんどい時は休んだらいいと言い出したのでしょうか。会話の流れが支離滅裂なので、オマエがゆっくり休んだ方がいいです。

「私は14年前まで、このNHK渋谷放送センター、そのへんで働いていました。私が正義感に駆られ、NHKの数々の不正経理について「週刊文春」で内部告発したら、上司や同僚などに、このNHK局内でいじめられました。私は子供の時に親や学校の先生に、悪いことを見つけたら注意しないといけないとか、悪いことをしたら謝らないといけないと教わりました。なぜ大人は悪いことをしても隠すのですか。正直に謝らないんですか。どうして正直に謝ろうとしている人が心の病になって自殺しなければいけないんですか。大人になれよって上司や先輩から悪魔の囁きによって、正直に生きていた子供が嘘をつく大人に変わってしまうのだと思います。そして、嘘をつく人間が出世し、正直者が心の病になって自殺する。おかしいじゃないですか。私は「他人からありがとう」と言われると幸せな気分になります。「ありがとう」って言われるのが嬉しいと感じる人が政治家をすればよいと思います。私は大学を卒業していないバカな庶民ですが、エリートと言われる政治家や官僚よりも優れている部分があります。それは、弱い者イジメをしないという正義感であり、失敗を他のせいにしない責任感であり、公のために尽くしたいという使命感です。正義感、責任感、使命感の強い人間が今の日本の政治には必要です。私をはじめ、NHKから国民を守る党の人間は、NHKから被害を受けておられる国民を全力で命懸けでお守りさせていただきます。他人から「ありがとう」と言われると涙が溢れてくる人間の集まり、それがNHKから国民を守る党です。また、NHKから国民を守る党は、「ごめんなさい」と言える人間の集まりです。政治家は、失敗や悪いことをしても「ごめんなさい」と言わず、「遺憾です」とか「申し訳ございません」としか言いません。間違った時に素直に「ごめんなさい」と言える人が政治家をすればいいと思います。NHKをぶっ壊す」

立花孝志が正義感にかられて内部告発したと言っている件は、立花孝志のクソみたいな凡ミスのせいで、立花孝志がいる限りはハンコを押さないと言われてしまい、予算繰りに苦しんだプロデューサーが立花孝志のために思いついた悪知恵です。それを立花孝志は週刊文春に売って、立花孝志のために資金繰りをしたスタッフたちを裏切ったのです。イジメられたと言っていますが、そもそも致命的な凡ミスするような仕事のできない人間は職場でも生きづらいことでしょう。イジメられた気分にもなったのかもしれません。どうして大人になると悪いことを隠して謝らないのかと言いますが、立花孝志は他人に謝ることは強制するのに自分が謝るようなことはしません。摂津市議の渡辺慎吾さんに裁判で敗れ、慰謝料を支払わなければならなくなっても、ウダウダと御託を並べるだけで謝ろうともせず、慰謝料も払わず、結果的に歳費を差し押さえられています。どの口で謝れる人間だと言っているのでしょうか。しかも、「ごめんなさい」「申し訳ございません」はイコールです。「申し訳ございません」は謝っていることにならないのでしょうか。弱い者イジメをしないも嘘です。立花孝志は通称「熊さん」という元支持者のことを執拗に攻撃し、家に突撃するなどして、その人は今、消息不明です。中央区議の二瓶文徳に対しても、執拗に「二瓶文徳をぶっ壊す」と発言しているのは悪質なイジメ以外のナニモノでもありません。裏切り者であるという口実で、執拗に嫌がらせを続ける立花孝志。もちろん、僕に対する嫌がらせも継続しています。なので、これらもすべてデタラメです。

「私はNHKが大好きです。私がNHKが大好きだからこそ、NHKを叱っているのです。今のNHKは公共放送の役割や使命を果たしていません。NHK職員は公共放送の役割や使命を理解して仕事をしてください。NHKをぶっ壊す。今回の参議院選挙では、まだ選挙権のないお子様やお孫さんの意見も参考にしながら、ぜひNHKから国民を守る党の候補者に投票していただくよう、お願いを申し上げて私の挨拶とさせていただきます。それでは皆さんご一緒に、NHKをぶっ壊す。テレビの前の子どもたち、一緒に、おじさんと一緒にNHKを(野々村竜太郎議員のポーズ)、お茶の間の皆さん、ぜひこの「NHKをぶっ壊す」。けっして危険な言葉ではありません。NHKに対して、国民の思い、怒り、愛情を込めて、ぜひ「NHKをぶっ壊す」というワードを全国に広めていただきたいと思います。最後にもう一度、NHKを」

結局、立花孝志はNHKが大好きなのです。実際、葛飾区の青木区長を訴えているのだって「受信料を払え」です。NHKのために裁判までして受信料を払わせようとするなんて、NHKの集金人よりタチが悪いです。そして、さまざまな感情を込めて「NHKをぶっ壊す」と言いましょうと言っていますが、お経みたいなものなので、もはや宗教の域に達していると思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

今、多くの選挙民たちが誰かを当選させるために一生懸命なのですが、僕はNHKから国民を守る党から議員を生まないために一生懸命です。自分の議席のために女性の顔と裸を掘り起こして公開してくるようなセカンドレイプ野郎を国会議員にするなんて、日本の恥だからです。こんな劣悪な人間を議員にして良いはずがないので、日本の民主主義を守るためにも、可能な限りの落選運動をするしかありません。僕一人の力なんて微々たるもので、僕がレポートを書いたぐらいで世の中は変わりません。だから、僕の努力も虚しく当選してしまう可能性は十分あるのですが、それでも「やらない」というのは間違いなのです。

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