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【選挙ウォッチャー】 宜野湾市長選2018・分析レポート。

沖縄県知事選に立候補するにあたり、佐喜眞淳さんが宜野湾市長を辞任したため、9月30日に宜野湾市長選が行われることになりました。この市長選には、佐喜眞淳さんの後継者となる前副市長の松川正則さんと、玉城デニーさんと共闘し、「翁長雄志知事の遺志を継ぐ」と明言している仲西春雅さんが立候補し、完全なる一騎打ちとなりました。ご存知の通り、沖縄県知事選では玉城デニーさんが勝利し、沖縄県議補選のうるま市選挙区では山内末子さんが勝利しましたので、ここでも仲西雅春さんの勝利が期待されたのですが、そう簡単なものではありませんでした。

松川 正則 65 新 自民・公明推薦
仲西 春雅 57 新 オール沖縄

仲西雅春さんは、いわゆるイケメンのオジサンだったため、そこらへんのオヤジ感満載の松川正則さんとは決定的とも言えるほどビジュアルが違ったので、マダムをメロメロにして仲西春雅さんが勝ったりするかと思われたのですが、意外と票を取れませんでした。選挙後半に失速したと見られ、松川正則さんほど票を伸ばせなかったと言わざるを得ません。その選挙戦略も含めて分析します。


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