【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#320)。
ゴールデンウィークが明けましたが、結局、尊師・立花孝志が逮捕されることはありませんでした。それどころか、今度は「れいわ新選組」の支持者を攻撃するようになり、さらには俳優の綾野剛さんにも迷惑をかけ始めています。「ガーシー」を名乗る半ば反社のオッサンが海外に逃亡しながら暴露をするのは、この世から犯罪がなくならないのと同じなので仕方がないとしても、国政政党の党首が加担していることは看過できません。いよいよやっていることが、綾野剛さんやプロダクションに対する「業務妨害」の域に入ってまいりましたので、尊師・立花孝志の発言の一つ一つを注意深く見ていく必要があります。大丈夫です、立花孝志は必ずゲロります。いや、もうほとんどゲロっています。細かくチェックして、ご対応ください。
■ ガーシー砲と立花孝志の行動は別である
現状を整理しますと、先日、東谷義和が「震えてまっとき」という生配信で、綾野剛さんと関係を持ったとされる女性を潜伏先のカタールに招き、本人は「昔の出来事で17歳だったか18歳だったかわからない」と曖昧に答えていますが、その隣で「当時のやり取りを計算すると17歳だった」と断言した上で、「これは淫行だ」と断罪していました。
さらに、綾野剛さんから口止めをされたと暴露。今、こうしてドバイを旅行できることを喜んでツイートし、東谷義和の動画に出演してしまうような女性なので、綾野剛さんが「相手の手の内に入られることは避けたい」と思うのは当然で、ましてや「綾野剛に酒を飲まされた」としていますが、そこに同席していたオマエの責任はどうなんだという話です。ましてや本人は被害を訴えているわけでもなく、そいつを引っ張り出してきて「淫行だ、淫行だ」の大騒ぎ。これは一体、何の茶番でしょうか。
そもそも「週刊文春」と「ガーシー」には、決定的な違いがあります。それは「週刊文春」には社会的な正義が含まれているけれど、ガーシーには社会的正義が含まれていない点です。「7年前の出来事である」ということも社会的正義は薄くなりますし、何よりも一番は「動機」の部分です。「週刊文春」はあくまで社会問題として扱っていますが、ガーシーは芸能事務所の社長に対して宣戦布告をしています。これは「私怨」です。こうしたことを見れば、「ガーシー」とやらに正義はなく、迷惑系YouTuberと変わらないと扱われるわけですが、その理屈がわからないバカが国政政党の党首をしているために、迷惑系YouTuberの暴露が複雑・深刻化してしまいました。
■ 立花孝志は本件と関係のない第三者である
綾野剛さんが僕を訴えてくることはないと思いますが、これは記事を書く上での礼儀作法なので書いておきますが、もし仮にガーシーとやらに報じられたことが真実だとして、17歳と淫行をしていたとしても、ガーシーとやらが暴露するのと、立花孝志が拡散することは「別」です。
もちろん、僕たちには自由に論評する権利があります。このようなことを言っている人間がいた時に「本当だと思う」とか「嘘だと思う」とか、「酷いと思う」とか「べつに問題ないと思う」とか、いろんな人がいろんなことを言う権利は保障されています。しかし、立花孝志がやっていることは何かと言うと、「綾野剛さんのドラマやCMの出演を見合わせないと、政見放送を使って大々的に噂を流す」なので、こうなってしまうと威力業務妨害が視野に入ってきます。ましてや、その口で「この事件は大したことがない」とも言っているので、大したことがないと思っている事件をまるで大問題のように扱い、ただ自分の力を見せつけて謝らせたいだけである上、参院選の票につながると思ってやっています。政治とはまったく無関係。アホの浜田聡が国会で質問して、「個別の事件については答えられない」という当たり前の回答を引き出して大喜びしていますが、こいつらのやっていることはクソでしかありません。
これから「ガーシー」とやらが、どんな暴露をしようとも、立花孝志の言動はまったく別です。なので、立花孝志の「威力業務妨害」とも考えられる言動について、一つ一つチェックをして、証拠を積み上げていくことが大切なのだろうと思っています。
3億円の懸賞金をかけられてヒットマンに狙われていると豪語する迷惑系YouTuberのオッサンですが、ヒットマンに狙われている奴が、こんなにユルユルの女性を潜伏先まで招き入れている時点で簡単に足がついてしまうというものです。こんなことをしていると、本気で探そうと思ったら見つけ出すことができます。おそらくヒットマンの話は嘘でしょう。
■ 裁判所前からのパフォーマンス
刑事でも問えそうな名誉毀損をかましたあげく、「警告書」が届くや、すぐさま自分から裁判を仕掛け、「綾野剛さんが今、被告になりました」と報告していた立花孝志。これこそ立花孝志の「いつもの手法」ですが、自分が悪者になりそうになった途端、大きな声で「相手の方が悪いんだ」と言うことで、全国のアホに「綾野剛さんは悪者」だと印象付け、自分こそが正義のヒーローだとアピールします。裁判所の前で動画を撮影することもまた「いつもの手法」で、裁判所を背景にすることで権威付けをして、隣に弁護士を置くことで、まるで自分たちが知的で戦術的であるかのような印象を与えようとしています。実際は「世界レベルのバカが2人で裁判所の前に立っているだけ」なんですけど、事情を知らない人たちが見ると、なんだか物騒なので興味をそそられるという仕組みです。
さて、立花孝志は4月20日の「綾野剛さんが本日【綾野剛被告】になりました。原告は「NHK党」と「立花孝志」で、被告は「(株)トライストーン・エンターテイメント」と「綾野剛」です。」という動画の中で、以下のように述べています。
普通のメンタルなら、こんなにガッツリと証拠が残っていたら「断言していない」なんてことは言えないはずですが、尊師・立花孝志は違います。どうしてこんなに堂々と嘘をつけるかと言ったら、この動画しか見ない情弱がほとんどであることを知っているからです。多くの人はいちいち検証したりしないので、立花孝志の発言に矛盾があるかどうかなんて、いちいち気にしないことを知っているので、とりあえず嘘をついた者勝ちです。だから、こうして検証することは大事なのです。
立花孝志の理屈は、「嘘じゃないならガーシーと対談すればいい」なんですが、なぜ「暴露系YouTuber」とかいうイカれ野郎と対談をしなければならないのでしょうか。ギャラをもらえるわけでもあるまいし、何のメリットもないことに巻き込もうとしているだけです。「そこで否定をすればファンは納得する」と勝手なことを言っていますが、そんなことする前からファンは納得しています。立花孝志の頭がおかしいということで結論が出ているのですから、立花孝志しか望んでいないことを強引に押し進めるために裁判まで起こしているという意味で害悪100%です。
そして、ここから国政政党による恫喝が始まります。自分で裁判を仕掛けておいて「手を打った方がいいですよ」と呼び掛けるのは、あまりにも悪質と言えるのではないでしょうか。以下、検証です。
■ 参院選の宣伝を見据えた国政政党による裁判
そして、ここからはある意味、国政政党による恫喝です。というのも、裁判を起こしているのは立花孝志であり、立花孝志の匙加減一つでどうにでもなることを「手を打った方がいいですよ」と言っているからです。以下、その検証です。
この発言を見る限り、立花孝志は真実か真実でないかに限らず、こうして裁判をされていること自体がイメージの毀損につながることを明確に認識をして裁判を起こし、そして、『手を打った方がいい』と述べています。なにしろ、そんなことを言うなら、オマエが裁判を起こさなければいいで、おしまいです。
ましてや「名誉毀損だからやめてください」と警告書を出され、自分に非があると思うなら「やめる」し、そうでないと思うなら「これは名誉毀損ではなく正当な行為だ」と反論文を送るかになりますが、真実か真実でないかに限らず、裁判を起こされているだけでイメージが毀損されると思って裁判を起こしているのですから、すべてテメエの匙加減です。それで「手を打った方がいい」と述べているので、これを「威力業務妨害」だと扱わずして何と扱えばいいのだろうと思います。
そして、もう一つ指摘しておくべき点は、自分から参院選の日程に触れているところです。本来、綾野剛さんの事件と参院選はまったく関係がありません。しかし、これまでにも立花孝志は参院選を見据えた行動であることを示していますので、党勢拡大のために綾野剛さんを利用していることは明確です。よって、より事件性が深まるという話です。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
さて、この「N国マガジン・5月号」は、5本保証となっており、これが5本目となりました。これからも立花孝志による綾野剛さんへの名誉毀損や威力業務妨害とおぼしき行為は繰り返されていくと思いますが、これは裁判に使えそうだという記録は、「N国マガジン・6月号」で残していこうと思います。
なお、最初にも書いていますが、これを有料にしている理由は、N国信者に読ませないためです。実際、このマガジンは「NHKの受信料より10円高い」という値段設定になっていることもあり、買っている様子はありません。「ちだい君のレポートに課金するのはお金の無駄だ」と思ってくれているからです。本当はN国党員やN国信者が買えば、何をチェックされているのかが読めてしまうのですが、N国党員やN国信者からあまりにも嫌われ過ぎているので、マジで読まれていません。すごく良いことだと思います。だからN国信者になってしまうのですが、今後も部分的に有料で考察してまいります。よろしくお願いします。
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