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【選挙ウォッチャー】 横浜市議選2019・中区レポート。

当初はあまり取材する予定がなかったのですが、鶴見区で青島正晴さんを取材していた時に、現地で出会った選挙ウォッチャーと似たようなことをしているサラリーマンの男性が、ぜひとも見てほしい人がいるということで石川町まで案内してくれましたので、ひょんなことから横浜市中区の選挙も見ることになりました。横浜市の一部地域は、自民党と公明党でガチガチに固められているところがあり、野党が食い込む余地がなかったりします。しかし、ここに穴を開けていかなければ日本の未来はありません。

伊波 俊之助 48 現 自民党
松本 研   67 現 自民党
福島 直子  62 現 公明党
椎谷 猛   72 新 共産党
森 英夫   47 新 社民党

中区の定数は3で、ここに5人が立候補してきました。自民党2人、公明党1人、共産党1人、社民党1人という構図なのですが、ここはゴリゴリの保守地盤。衆院選で言うところの神奈川1区にあたり、ここからは松本純さんが選出されています。毎回、立憲民主党の篠原豪さんが惜しい戦いをしているものの、松本純さんの強さは圧倒的です。なので、共産党や社民党がどれだけ戦えるのかということになるのですが、現実はかなり厳しいです。


■ 「令和おじさん」が応援に駆けつけた

今回の横浜市議選には、神奈川1区の松本純さん、神奈川2区の菅義偉官房長官、参院選の神奈川県選挙区から選出されている三原順子さんが、自民党の現職・伊波俊之助さんの応援に駆けつけました。当時はまだ「令和」の額縁を掲げる前だったため、「令和おじさん」にはなっていませんでしたが、街頭演説では自分が新元号を発表するという話をドヤ顔で話していました。いまや「令和」の時代が訪れ、巷では女子高生なんかにも「令和おじさん」として有名になったので、これから菅義偉官房長官が応援に駆けつけるようなことがあると、噂の「令和おじさん」を一目見ようと、今まで以上に観衆が群がることでしょう。


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