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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#72)。

国会議員なのに、国会議員にあるまじきことをガンガンやっていく立花孝志を面白いと言ってしまうアホが多いため、本来、国会議員が持ち合わせるべき品位や品格といったものが、どんどんぶち壊されている昨今のニッポン。だから、こうなる前に反知性派カルトを野放しにするべきではないと言い続けてきたわけなのですが、このままではNHKより先に「議会」が壊されてしまうでしょう。実は、めちゃくちゃ頭の悪い人たちが議員になり、国家のシステムをめちゃくちゃにされていくというのは、日本だけで起こっていることではありません。ネットの普及により、全世界的に起こっていることではあるのですが、それでもここまで酷いのは世界的にも珍しいと思いますので、日本のみならず、多くの人に知っていただきたいと思っているところです。ということで、今日もなるべく多くの人に伝わるように無料でレポートを書いてまいりましょう。


■ マツコ・デラックスさんを利用した炎上商法

今日の今日までマツコ・デラックスさんのことをほとんど知らなかった情弱の立花オジサンは、マツコ・デラックスさんを「権力者の犬」だと言いました。おそらく日本の芸能界の中で、最も「権力者の犬」から程遠いタレントだから人気を集めていると思うのですが、立花オジサンは情弱なので「NHKに出演したことがある=権力者の犬」ということのようです。安倍昭恵とFacebookで友達になった瞬間に「安倍晋三を応援する」と宣言していた最底辺のケツ舐めドッグの立花孝志が、どの口で「権力者の犬」と批判しているのでしょうか。

そして、マツコ・デラックスさんに対し、「ワンワンワンって言え!」と暴言を吐いた時の立花孝志の顔がコチラです。そりゃ「気持ち悪い」と言われて当然でしょう。そして、「文句があるなら、いつでもYouTubeでコラボしてやる」と言いました。なんでテメエのYouTubeに出て、テメエの売上に貢献しなければならないのでしょうか。要するに、マツコ・デラックスさんにYouTubeに出てほしいから、こうやって挑発しているのです。だいたいマツコ・デラックスさんが「そんなに言うなら出てやんよ!」なんて言うわけがない。テメエは僕にも「金を出してやるから参院選に出ろ」と言ってきたのです。出るわけねぇだろ! 「いくらでも対談してやるよ」とか言っているんですが、どう考えても「対談してください、お願いします」です。こんな言葉遣いしている奴が国会議員として、どうやって交渉するのでしょうか。まず、こんな奴にNHKをぶっ壊せると思っている人たちの頭の悪さ。ちなみに、マツコ・デラックスさんはテレビ局から金をもらっているから貧乏な人の気持ちが分からないんだと言っていますが、察するに、マツコ・デラックスさんのまわりにいるオネエたちの多くは、明日生きるのに必死です。NHKの受信料問題に対して腹を立てている人も多いことでしょう。しかし、立花孝志という下劣な人間にNHKを壊せるはずがないし、そんな奴に任せていたら逆効果になってしまうから、僕を含め、いろんな人が批判しているのです。もう既に裁判でNHKに有利な判決を次々に出し、何もしなかった方がマシだという状況を次々と作り上げているのですから、無能はしゃしゃるなという話なのです。立花孝志は「NHKの被害から守ってきた」と言っていますが、実際にやってきたことはNHKの集金人を追い返すコツを教えてあげただけです。食い逃げをしたい人に、逃げやすい道を教えてあげているだけで根本的な解決には何一つ至っていません。何一つドヤで語れる話ではないのです。


■ メシを食って動物に迷惑をかけるな

立花孝志は、人間には「食欲・睡眠欲・性欲・楽欲」という4つの欲求があり、このうち、食欲は動物や植物に迷惑をかけているから、極力、抑えなければならないという暴論をホザいています。その思想の行き着く先はベジタリアンであり、それを実践している人が「動物を食べるな」と主張するのは理解ができるのですが、ただマツコ・デラックスさんを否定したいだけで、食欲を抑えられない人間は迷惑だといい、あげくにグルメ番組なんてもってのほかだと言っているのです。ちなみに、視聴者がマツコ・デラックスさんの言う「おいしい」を期待しているため、番組制作サイドはマツコ・デラックスさんに何かを食べてもらう企画をやりがちですが、マツコ・デラックスさん自身は「食べる企画も節度を持ってやるべき」だと考えている人で、番組の中でもたびたびスタッフに釘を刺すシーンが見られます。そもそも立花孝志はマツコ・デラックスさんのことをよく知らない情弱おじさんなので、マツコ・デラックスさんがグルメレポーター的な仕事ばかりしていると思っているんでしょうけど、それを言ったら、ギャル曽根なんてどうなっちゃうのでしょうか。そして、立花孝志はまたしても「おまいう」を平然と言ってのけます。

「この欲求を満たすためには、原則、他人に迷惑をかけなければ僕は何をしてもいいと思っています。ね、べつにたくさん寝ても誰にも迷惑をかけないし、ね、一人でエッチしようが、誰か合意のもとでエッチしようが、迷惑かからないですよね。で、もちろん、楽しいことをするっていうのも、他に、他人に迷惑をかけなければ全然いいんですよ。で、ダメなのは、この食欲です。これ、必ず迷惑がかかります。誰に迷惑がかかるかって言うと、牛とか、豚とか、鶏とか、魚とか、他人のというか、他の生物、まあ植物もありますけども、命を奪うことなんですよ。で、これはできるだけ、極力ね、抑えなければいけない」

コイツは一体、何を言っているのでしょうか。これを言うからには、立花孝志は日頃からステーキを食べる時にも「牛さんに迷惑をかけている」とか、寿司を食べる時にも「魚さんに迷惑をかけている」と考えているということになります。たかだかテレビの契約をするためにマスコミを引き連れ、カメラをぶん回し、NHKに乗り込んで警察を呼び、わずか4分で退去命令を出されている立花孝志の方がよっぽど迷惑ですし、僕たちの税金が立花孝志のYouTube制作のために使われている方がよっぽど迷惑。そりゃメシを食うたびに「いただきます」「ごちそうさま」を言って、動物に感謝することも大切でしょう。しかし、メシを食うことすら「迷惑」と表現するような人間が、社会に害悪を振りまいているのは一体、何なのでしょうか。コイツは単なる過激なYouTuberであって、NHKを利用して知名度を上げたいだけのデタラメおじさんです。だいたい口ばっかりうまいので騙される人も多いようですが、冷静に立花孝志のグルメ番組の解説を聞くと、頭のおかしさが滲み出ています。

「人間だけは天敵がいないから、アホみたいに食べてブクブクブクブク肥えてですよ、太って、で、それをですね、さらに『グルメ番組』とかっつってですね、もうムチャクチャ。馬とか、羊とか、それこそ鶏とかね、魚とかを、もうね、『うりゃぁ!』って殺してるわけですよ。そんなことをね、なんかまるで良いことのようにやっているのが、僕はちょっと違うなと思ってます」

コイツの見ているグルメ番組は、本当にグルメ番組なんでしょうか。そんな動物殺戮番組みたいになっているようなグルメ番組を見たことあるでしょうか。僕の知っているグルメ番組ってのは「夏に食べたい麻婆豆腐」みたいな特集で、グルメレポーターが行って、山椒の辛さで全身から汗をかくけど美味しいみたいなヤツですけど、立花孝志が見ているグルメ番組は、麻婆豆腐に入れる挽肉をゲットするために養豚場に行って、豚が「おやめください、ブヒブヒ」みたいな可哀想なことになっているのに、お構いなしにガンガンに棒で殴りつけ、こうしてできた挽肉をブクブクに太った人間が食べて「おいしい」と言い、「そうです、おいしいのです。口に入れた瞬間に心の中から笑顔にしてくれるハートフルな豚肉、大変素晴らしいですね!」というナレーションが入るヤツなんでしょうか。バカなんでしょうか。立花孝志は動画の最後に「それこそね、グルメ番組なんていうのは動物を殺してる、それをね、殺したものをなんかもうメチャクチャしてるだけなんでね」と言っているので、胴体を肉にされた豚の顔を置き、レポーターが「どうだ、肉にされた気分は。死んでるから何も言えねぇか。そうか、悔しいのぅ、悔しいのぅ」と言うぐらいのムチャクチャ加減が「グルメ番組」なのでしょう。どんな修羅の世界に生きているのでしょうか。バカなんでしょうか。


■ マツコ・デラックスをぶっ壊す

「国会議員YouTuberがマツコ・デラックスをぶっ壊す!」という脅迫と受け取られても不思議ではない暴言から動画を撮影し始めた立花孝志。この動画のタイトルは「マツコ・デラックスが嫌いなのでマツコ・デラックスがCM出演している企業の商品は買いません」です。こんな企業に風評被害をもたらす動画を撮影し、それが60万再生以上されているのですから、こんなに悲惨な話はありません。国会議員というのは、いかに日本の経済を活性化させられるかを考える職業です。そもそもNHKの受信料だって、貧困で苦しむ国民がほとんどおらず、みんなが裕福に暮らしていれば受信料で悩んだりする必要はないし、「高校野球もオリンピックも見ているし、受信料ぐらい払ってあげるか」という気分になろうものです。しかし、日本経済が20年以上も停滞を続けた結果、人々はどんどん貧しくなり、税金や年金、保険料などが値上がり、税金に準ずるNHKの受信料を支払うのも苦しくなってしまったというわけです。つまり、諸悪の根源はNHKというより、人々の生活を苦しくしている「政治」にあるわけですが、立花孝志は国会議員という立場にありながら、立花孝志の動画を視聴しているB層に「マツコ・デラックスの商品を買うな」と呼び掛け、日本経済にマイナスの影響を与えようとしているのです。NHKをぶっ壊す以前に、テメエの好き嫌いで企業を潰そうというのですから、とんでもない話です。しかも、立花孝志は「マツコ・デラックスをCMに使わなければ不買運動をやめる」と脅しのように言っています。企業だって社員の生活がかかっていますから、もしも背に腹は代えられず、マツコ・デラックスさんをCMから下ろすようなことになると、これはもう立花孝志によるファシズムが完成します。ましてや立花孝志は「嫌いだから」という理由でコレをやっているのです。国会議員がこれをやっていることの深刻さを皆さんは理解しているでしょうか。

たかだか「嘘つき!」とヤジを言っただけのオジサンにあれだけの暴力を振るう立花孝志ですから、たかだか「気持ち悪い」と言っただけのマツコ・デラックスさんに対し、執拗に粘着をして、国会議員が不買運動まで呼び掛けるのです。それでも立花孝志を支持している人たちは、一体、何なのでしょうか。そして、立花孝志がマツコ・デラックスさんを批判している、もう一つの理由が明らかになりました。

「MXテレビというのは、非常に、まあ中身についてはアレですけども、少なくとも、上杉隆という人間をですね、えー、東京都知事選挙に出たっていうだけの理由でMCから外す、で、この『5時に夢中』という番組の、まあプロデューサーのね、えー、僕と同じ名前のですね、プロデューサーあたりが、うわぁ、立花のことは叩け、上杉隆と仲の良い立花のことは叩いてしまえ! みたいな、そういう思いをそのマツコ・デラックスが忖度をして、うちの党の悪口を、まあ言っているんだろうと思いますが」

東京都知事選の候補者をMCにして、番組で大応援するのは問題です。だから、東京都知事選に出ると言われたらMCを降板させるのはMXテレビに限らず、どの放送局でも同じことだと思いますが、上杉隆と仲良しだから叩いてしまえというプロデューサーの思いを忖度して叩いているに違いないと、とんだ飛躍的被害妄想を理由に、マツコ・デラックスさんを叩いているのです。電波野郎です。妄想をベースに被害を受けているつもりになっている奴は、めちゃくちゃヤバいです。立花孝志が一般人であれば近づかないだけで解決する話なのですが、国会議員になっているのですから、この現状を多くの人に伝えるのみです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

政治家のレベルが低いのは、国民のレベルが低いからです。この「マツコ・デラックスが嫌いなのでマツコ・デラックスがCM出演している企業の商品は買いません」というタイトルの動画は、「いいね」2万5482もあるのに、「BAD」3591しかありません。そして、この評価を見て、立花孝志は「支持されている」と勘違いをしているし、支持者たちも「これでいいんだ」と思っているのです。多くの人が立花孝志の動画を見たら、立花孝志の金儲けに貢献してしまうと思って、見てもいないと思いますが、せめて「BAD」のボタンだけでも押しておいたらいいと思います。立花孝志に対する批判が物量的に上回らない限り、こうした政党は勢力を拡大し続けると考えています。やれることからコツコツと動くべきでしょう。

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