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【選挙ウォッチャー】 2018年9月の総括と10月の計画。

いよいよ今日は沖縄県知事選の投票日です。今日の沖縄は台風24号が過ぎ去り、昼からは天気も回復すると予想されています。嵐が去って、沖縄の未来に明るい日差しが差し込むのか。それとも、オスプレイが飛び交い、ヘリの部品や窓枠が降ってくる空が作られるのか。たくさんのデマが降り注ぎ、たくさんのネトウヨが現れた沖縄県知事選の取材も、もうすぐ終わりです。僕は「選挙ウォッチャー」なので、これが終わったら再び日本全国の選挙を求めて旅をすることになります。沖縄で出会った数々のかわいこちゃんともお別れなので、なんだかフーテンの寅さんになった気分です。今度は那覇市長選でお会いしましょう!


■ 9月のnoteの売上は約53万円

今月の目標は40万円を超えることだったのですが、沖縄に乗り込み、現場からのレポートが大変好評だったこともあり、なんと、9月のnoteの売上は約53万円になりました。いよいよ損益分岐点の半分ほどを売上でカバーできるようになりましたので、「主要な選挙の取材はできるようになった」と言えます。例えば、10月は那覇市長選、福島県知事選、新潟市長選など、交通費や宿泊費などのコストがかかる選挙が立て続けに行われますが、カンパに頼らずとも取材ができるようになりました。もちろん、キャバクラを3軒ハシゴするような取材は、社長に連れて行ってもらったから実現したもので、どこでもあのようなアグレッシブな取材ができるわけではありませんが、あんまり贅沢をせず、ただ選挙を淡々と取材をするだけであれば、レポートの売上だけで賄えることになります。問題は「必ず右肩上がり」という目標を立てているため、10月は54万円以上を売り上げなければならず、果たして達成できるのかが心配です。


■ 10月のスケジュール

どこまで予定通りにお届けできるか分かりませんが、まだまだ取材しただけで終わっている選挙レポートがたくさん残っていますので、10月前半は「沖縄県知事選」の勢いに乗って、ゴリゴリにレポートをリリースしてまいりたいと思っています。ぶっちゃけた話、沖縄県県知事選は誰が勝つかによって、僕のnoteの売上が大きく変わってくると思いますので、ここに勝負をかけようと思っています。

 1日(月):沖縄県知事選
 2日(火):大宜味村議選
 3日(水):北中城村議選
 4日(木):石垣市議選
 5日(金):国頭村議選
 6日(土):沖縄市議選
 7日(日):宜野座村議選
 8日(月):日米FTA検証(前編)
 9日(火):宜野湾市長選
10日(水):日米FTA検証(後編)
11日(木):うるま市議選
12日(金):東京五輪検証(前編)
13日(土):沖縄県議補選うるま市選挙区
14日(日):東京五輪検証(後編)
15日(月):品川区長選
16日(火):豊洲新市場問題(#1)
17日(水):品川区議補選
18日(木):豊洲新市場問題(#2)
19日(金):自民党総裁選
20日(土):豊洲新市場問題(#3)
21日(日):君津市長選
22日(月):ネトウヨの研究
23日(火):川西市長選
24日(水):関西国際空港コンセッション問題
25日(木):川西市議選
26日(金):立憲民主党の最新情報
27日(土):沖縄市長選
28日(日):水道民営化問題
29日(月):三郷市長選
30日(火):10月の総括と11月の計画

実は、かなり大胆なことをやろうとしているのですが、なんと、沖縄県知事選のレポートは10月1日にリリースする予定です。当選が決まると同時にお届けするというもので、もし想定と異なる結果になった時にはお届けできなくなってしまう大きなギャンブルです。しかし、今年最も大きな選挙だと思いますので、これをお届けしないわけにはいきません。僕もここで大勝負に出ようというわけです。


■ 年内の選挙取材予定スケジュール

ここからは平和な選挙が続きます。国民的な関心を集めそうな選挙はなく、それぞれにマニアックな問題があるくらいです。11月11日の新宿区長選や18日の松戸市議選は非常に面白いと思いますが、全国的な話ではありません。10月には豊洲新市場がオープンする予定ですが、今なおトラブルが頻発していることもあるので、このあたりは追いかけることになりそうですし、秋には憲法改正を目指して安倍政権のやりたい放題が続くことになると思うので、選挙よりも世の中の政治ニュースの方が関心高めです。

10月14日:君津市長選
10月21日:那覇市長選
10月21日:川西市長選
10月21日:川西市議選
10月28日:福島県知事選
10月28日:新潟市長選
10月28日:みなかみ町長選
10月28日:草加市長選
10月28日:草加市議選
11月11日:新宿区長選
11月18日:松戸市議選
11月18日:愛媛県知事選
11月25日:和歌山県知事選
11月25日:犬山市長選
12月 9日:茨城県議選
12月16日:佐賀県知事選
12月16日:三島市長選
12月16日:逗子市長選
12月23日:成田市長選
12月23日:西東京市議選
12月23日:宮崎県知事選

みなかみ町長選(10月28日)はセクハラで辞職したことを受けて行われる選挙であり、12月16日の三島市長選は駅前の再開発をめぐる現職市長の「反対するなら俺を殺せ」という頭のおかしい発言が話題です。それぞれに地味な話題はあるのですが、それらをどう面白く伝えていけるかが僕の腕の見せ所なので、日々、精進していきたいと思います。


■ 沖縄を利用して金を稼いでいるというご批判について

改めて説明するまでもございませんが、僕は「選挙ウォッチャー」なので、毎週のように異なる地域の異なる選挙を追いかけております。9月30日は沖縄県知事選でしたが、その前は長野県知事選や香川県知事選を取材していますが、「長野を利用して金を稼いでいる」とか「香川を利用して金を稼いでいる」とか言われたことは一度もありません。なぜ沖縄だけそんなことを言われるのでしょうか。これもまた沖縄の特殊性だと思いますし、沖縄に横たわるさまざまな問題の根深さを示しているのではないかと思います。


■ 活動家であるというご批判について

僕は何か特定の団体に所属しているわけでもなければ、多くの人に自分の思想を共有したいわけでもなく、ただ選挙を見て、僕が自分の目で見たこと、耳で聞いたことをまとめてお届けしております。モットーは「政党ではなく人で選ぶ」なので、これまでに自民党の候補者を高評価したことは何度もありますし、共産党の候補者には割と手厳しい批判をしていることが多いです。その基準は何かと問われれば、「市民や国民のために仕事をしているか」であり、市民や国民が困っても一部のステークホルダーのために大人の事情を作る政治家たちを酷評しています。北方領土をロシアに明け渡し、TPPだけでなく、日米FTA、日EU経済連携協定、RCEPなどを進めて日本の利益を海外に売り渡し、カジノや水道民営化で海外の企業に利益を作り、消費税を10%にしたあげく、年金を株で溶かし、憲法改正まで目指そうという「安倍晋三」というクソ売国野郎のことは徹底的に批判していますし、安倍晋三マンセーのアホ議員は酷評していますが、それは「市民や国民のために仕事をしていないから」で、他の自民党議員を全否定しているわけではありません。ゴミみたいな老害議員たちは早く死ねばいいだけで、これを「活動家」と言われても、日本国民の一般的な感情に過ぎません。なので、「活動家」と言われる筋合いはないのですが、「活動家」と言いたがる奴はだいたいネトウヨなので、ネトウヨのことは心底バカにしています。それ以上でもそれ以下でもありません。


■ ネトウヨカルト化する日本人について研究していく

日本は着実にネトウヨカルト化が広がっています。それが目に見えてわかるのが「沖縄」という土地であり、特に石垣島だと思っています。もっとたくさんの人たちと話をして、どうしてネトウヨカルト化しているのかを探っていくことが必要だと思っています。この後、石垣市議選のレポートもリリースされる予定ですが、キャバクラレポートと同じぐらいの衝撃を受けるのではないかと思います。今、安倍政権を支持している人たちが多いのも、大人の事情ばかりを並べてしまう自民党の候補が勝ってしまうのも、ネトウヨカルト化している人たちに支えられてのものです。なにしろ議員がネトウヨ化しているのですから。

彼らは真実ではなく、「デマ」を信じ込み、時にはヘイトスピーカーになって社会に悪影響を及ぼしています。松山のキャバクラで僕が体験した出来事が大反響だったのは、ネトウヨになる要素のないはずの若年層がネトウヨのデマを信じて投票行動を左右されていたことです。ここにネトウヨが「職業差別」とか「学歴差別」とか、本筋とは関係ないところにツッコんで信頼性を失わせようと必死だったのですが、これは観測的事実です。そういえば、福島第一原発事故の時にも「信頼性を失わせる」という手法で黙らせるのがネトウヨたちのやり方でした。ネトウヨは「ネトウヨというレッテルを貼るな」と言ってきますが、彼らもまたしっかりと「パヨク」というレッテルを貼っているので、「ネトウヨ」をしっかり定義付けした上で、なぜネトウヨがネトウヨなのかを分析し、1冊の本にまとめる必要があるだろうと思います。僕が書く本はキャバ嬢と貧困の問題ではなく、ネトウヨが与える社会的悪影響についてです。またネトウヨの皆さんが発狂しちゃうかもしれませんが、ネトウヨはなぜネトウヨになるのか、しっかりサンプルを集めていきたいと考えております。


■ SDカードの運用ルールとバックアップについて

今回、沖縄取材で撮ってきた写真データがSDカードのバーストによって開けなくなるトラブルに見舞われました。このようなトラブルに見舞われたのは初めてだったため、日頃からバックアップを取る習慣がなく、写真の復旧にお金と時間を要することになり、ものすごく落ち込みました。バックアップを取っておけば何の問題もなく原稿を書けていたと思うのですが、スケジュールの変更や巨額の出費を余儀なくされ、とても高い勉強代になりました。歌舞伎町のボッタクリキャバクラに行ったと思えば安いものですが、そうでなければこんなことにならなかったと思うと、とてもガッカリです。このようなトラブルを一生回避するために、以下の運用ルールを定めることにしました。

①使用するSDカードは8GBにする。
②SDカードの使用期限は、使用開始から半年とする。
③撮影した写真データは必ずパソコンに取り込む。
④記事に使用する写真データはパソコンに取り込んだものを使う。
⑤SDカードの容量が90%を超えた時点で使用を中止する。
⑥撮影可能枚数が100枚を下回った時点で使用を中止する。

今回データがクラッシュしたSDカードは「16GB」でした。16GBだとデータがいっぱいになるまでに半年以上使うことになり、ポメラのデータを何度も保存しまくっている間に耐用できる限界を超えてしまうことがわかりましたので、写真を撮るだけの「選挙ウォッチャー」の場合、8GBで十分です。SDカードがクラッシュするのが一番やってはならないことなので、耐用限界を迎えないように8GBのSDカードを使用することをルールとします。撮影した写真を使うためにアクセスした時点で、さっそくパソコンにコピーすることをルールとして、SDカードの紛失や破損があっても対応できるようにします。今回のようにデータが破損するケースは珍しいかもしれませんが、日頃から「うっかりちだべぇ」を発症する僕は、SDカードのような小さいものはよく紛失します。なので、これは絶対的なルールにしないといけません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

これからも僕のことを知らない人からの風当たりが強いかもしれませんが、僕は粛々と選挙をウォッチングしてレポートを書いていくだけです。僕がまるで特定の党派を応援しているように書いてくるネトウヨもいますが、僕に支持政党はありません。「政党より人で選ぶ」「基準は国民を向いているかどうか」の2点だけを大切にして選挙を見ていけば、自ずと真実が見えてくるというものです。大人の事情で国民の不利益を容認するような人間を議員にしてはいけません。そのために「選挙ウォッチャー」が必要だと思っているので、ポンコツにはポンコツ、トンチキにはトンチキだと言って、批判することも忘れません。政治家を監視するのは有権者の役割です。[了]

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