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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・滋賀3区レポート。

10月19日告示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。草津市や守山市、栗東市などのエリアが「滋賀3区」になりますが、ここは昔、現在の滋賀県知事である三日月大造さんが地盤としていた選挙区でした。2012年からは自民党の武村展英さんが勝ち続けていますが、どうしてここを取材することになったかと言えば、僕の「同士」と言っても過言ではない高井崇志先生が立候補してくるからです。本当は岡山1区で巨匠・逢沢一郎先生との「乳首大戦争」が繰り広げられる予定だったのですが、急遽、高井崇志先生が滋賀3区への鞍替えと「れいわ新選組」への乳頭、いや、入党を発表したため、取材計画の中に組み込まれることになりました。

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武村 展英 49 現 自民党
佐藤 耕平 39 新 日本共産党
直山 仁  49 新 日本維新の会
高井 崇志 52 現 れいわ新選組

確かに、緊急事態宣言中にセクキャバに行ってしまったのは、あまりにうっかりしていることかもしれませんが、これまで「日本維新の会」に所属している人たちが繰り広げてきた数々の不祥事に比べれば、高井崇志先生のセクキャバ騒動なんて、何が悪いのかが分からないレベルです。高井崇志先生にキレていた奴が立花孝志のやりたい放題に「面白い」とか言っていたわけですから、高井崇志先生がここまで悪者として扱われるなら、日本維新の会なんて、とっくの昔に解党していなければおかしいです。


■ 佐藤耕平候補の主張

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佐藤耕平さんは、機会メーカーの社員として働いていましたが、現在は共産党の福井県常任委員になっている男性です。2014年の衆院選には滋賀1区から立候補し、2016年の参院選には共産党の比例区から立候補していましたが、ともに落選。今回は立憲民主党、国民民主党、社民党、市民連合が応援をする「野党統一候補」となりました。選挙公約は、8時間働けば暮らせるルール作り、消費税を5%に引き下げる、賃金や待遇の平等、選択的夫婦別姓、温室効果ガス最大60%削減、原発と石炭火力ゼロへの転換、辺野古基地建設ストップ、5兆4000億円の軍事費を縮小、核兵器禁止条約に参加をする。主張していることは、どれもこれからの日本に必要なものであり、本当はおかしいことを何も言っていませんが、ネトウヨの大活躍によって共産党のイメージは最悪なので、ここでも「共産党だから」という理由で勝てません。


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