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【選挙ウォッチャー】 柏市議選2019・NHKから国民を守る党による集団私人逮捕の暴挙。

僕はこれまで1年以上にわたり、「NHKから国民を守る党」が反知性派カルト集団であることを訴え続けてきました。「反知性派」とは、頭が悪いという意味ではなく、知性を否定する人たちのこと。立花孝志が政見放送で言った「国会議員は頭の良いエリートばかりだ」という批判は、まさに「反知性主義」を象徴する発言であり、いろんなことをしっかり勉強してきた人たちが議論をするのではなく、ろくすっぽ勉強していない前科者も含むアホのオッサンたちが議論に参加し、いろんなことを決めたらいいと言っているのです。これはめちゃくちゃヤバいことです。例えば、手術をする医者に専門知識がなく、メスで腹を切ったものの「肝臓ってどこ?」と言っている奴だったら、患者の死は免れません。さすがにそこまでのバカは医者にはなれないはずですが、研修医を経て、十分な知識と経験を持った人が初めて医者になれるのは常識です。まさか「素人に手術してもらおう」という人はいないことでしょう。しかし、国会議員は素人でも良いと言ってしまうのだとすると、これはこれでヤバいです。例えば、NHKから国民を守る党に移籍した丸山穂高は、北方領土で「戦争して取り返したらいいのでは」と発言し、もちろんその発言はロシア側にも伝わり、とうとう先日、ロシアのメドベージェフ首相が択捉島に上陸して、「この島はロシア領だ」と改めて宣言しました。日本はロシアに巨額のお金をお土産として持っていき、どうにか友好関係を築こうとしたのですが、すべてが台無しになってしまったのです。こうした事態を重く見ている日本維新の会は丸山穂高を除名。それどころか、他の野党とも協力して懲戒処分することを求め、すぐさま大阪19区に日本維新の会の候補者を擁立することを発表し、丸山穂高を二度と議員にしないように動いたほどでした。実質、丸山穂高が北方領土を「ロシア領」に近づけてしまったようなものなのですから、保守の人ほど丸山穂高を許さないことでしょう。つまり、バカを議員にすると北方領土が正式ロシア領になってしまうかもしれないのです。NHKから国民を守る党は、日本維新の会が「戦犯」として絶対に許してはいけないとした人物を拾い、「政治は数だ」と言って、笑っているのですから、異常です。これは竹島や尖閣諸島が韓国や中国に取られてしまうのではないかと心配している人ほど気付いていただきたい話です。バカを議員にしてはいけないのです。


■ 反知性派カルトがまた私人逮捕をやらかす

NHKから国民を守る党は、「反知性派カルト集団」の枠を超え、「反社会的カルト集団」であると言っても過言ではありません。8月4日は柏市議選があり、ここに参院選の東京都選挙区で立候補していた大橋昌信が立候補しています。選挙最終日の8月3日、最後の演説には参院選に当選した国会議員になった立花孝志が現れ、演説を始めたのです。ところが、この演説中に1人の市民が「嘘つき!」とヤジを飛ばしたのです。そもそも立花孝志は政見放送で嘘をついています。というのも、立花孝志はNHKの受信料を払っています。だいたい、このヤジを飛ばしたオジサンもアンチなのかどうかは分かりません。立花孝志は「政治は数だ」と言って、わざわざ丸山穂高を入党させておいて「しばらく増えなくても構わない」という趣旨の発言もしています。矛盾する2つの話をしているわけですし、渡辺喜美と会派を組んでいることも矛盾があります。NHK問題だけのワンイシューだと言いながら、実際には渡辺喜美と同じ政策を進めていくことになるわけです。あれだけNHKの被害者、被害者と言っておきながら、いざ議員になった瞬間、「今すぐぶっ壊したら本当にぶっ壊れてしまうから、6年かけて少しずつ壊す」とも言っているます。期待した人だって「嘘つき!」と言いたくなることでしょう。

事の発端は、立花孝志が大橋昌信の応援に入り、「テレビのコメンテーターはNHKに出演したいから、N国の悪口をしているのだ」という陰謀論を語り、街頭演説でも共同通信が立花孝志の「受信料の請求に暴力団を雇っている」という発言をそのまま報じてくれたと喜んでいたことに始まります。今までは葛飾区議でありながらもマイナーな存在だったため、適当なことを言っていても許される身分だったのですが、今は国会議員の中でも特に目立った存在であり、適当なことを言えば罪に問われます。立花孝志は「NHKは集金人に暴力団を雇っている」と言い切ったのですから、何か絶対的な証拠があるのでしょう。NHKが真っ青になって小便チビるレベルの証拠があるからこそ、こんなことを言っているのでしょう。まさか「被害者からそういう話を聞いたんだもん!」が証拠ではないはずです。大人の世界でそれは通用しないので。オラオラしている集金人はいるかもしれませんが、暴力団であるという証拠が必要です。雨上がり決死隊の宮迫博之さんやロンドンブーツ1号2号の田村亮さんなどが、あんまり深く知らずにお金をもらってパーティーに参加しただけで、こんなにヤイヤイなっているわけですから、暴力団を雇ってお金を徴収しているなんて話が本当だったら、これはもうとんでもない事件なのです。が、立花孝志は確固たる証拠を持っているのでしょうか。これまでも数々の適当発言でお騒がせし、摂津市議の渡辺慎吾さんからは名誉毀損で慰謝料を請求し、歳費の差し押さえまで喰らっている男です。かつては証拠もなく「森友問題は同和利権だ」とまで言いました。いよいよ「NHKは集金人に暴力団を使っている」はシャレにならない領域に突入していると思うのですが、これでNHKが訴えてきたら「俺のことを潰そうとしてる!」と騒ぐのでしょう。アホです。しかも、立花孝志はこの演説中にもさまざまなデマを吐いています。

「山本太郎さん代表のれいわ新選組、地方には1議席もありません。地方議員は実は誰もいません。やってないんじゃないんですよ、山本太郎さんが地方の選挙で頑張っても当選しないんですよ、これまで」

確かに、れいわ新選組には地方議員はいません。それは「れいわ新選組」ができたばっかりで、現時点では地方議員を生み出すことに労力を使っていないからです。ただし、山本太郎さんが個人的に応援している議員は存在しており、その人たちは無事に当選を果たしています。これまでのレポートでも数々ご紹介していますので、ぜひ参考にしていただきたい。つまり、立花孝志はデマを流しているということです。そして、見逃せない発言もしています。

「この大橋昌信、まさに僕の右腕として、一番最初に、私の次に、私じゃない人間として最初に選挙に当選をした人間、人物であります。いろいろとね、YouTubeやTwitter上で問題発言とか、過激な行動を言われていますが、もうこれはもう僕が教えたことなんで、僕の背中見たらこうなるんですよ」

ネット上では「立花孝志さんはまともなのに、大橋昌信さんが評判を落としている」みたいな書き込みもチラホラ見かけるのですが、それは全然違います。大橋昌信は立花孝志の影響でこうなっていることを立花孝志が認めているのです。つまり、大橋昌信がまともではないということは立花孝志もまともではありません。そして、この発言がこれから起こることのフリになっていますので、ぜひチェックしていただきたいです。

「集金人がだってメチャクチャなんだもん。彼らがあまりにも弱い者イジメをして、弱い人をイジメているから、大橋君は正義感が強いから、それが許せない。で、日頃ね、上品な言葉を使って賢いフリをしている政治家や評論家、こういう人が結局はNHKの味方ですよ」

集金人が弱い人をイジメるから、暴言を吐いたり、問題行動を起こしているんだという理屈なんですが、立花孝志と大橋昌信はそう言った矢先、たまたま通りかかった通行人のヤジに反応し、「選挙妨害だ」と騒ぎ立てたあげくに、大人数でオジサンを囲み、さらには「私人逮捕」という不当な拘束までして、それをネット上に晒しているのです。弱い者イジメをしているのはNHKから国民を守る党のカルト党員とカルト信者なのです。

「NHKをぶっ壊すというこのフレーズ、これは小泉純一郎元総理からパクりました。あの時、小泉さん、国会でこう言ってます。私に逆らう人間はすべて抵抗勢力。言ってましたよね。自民党の中であろうが、他党であろうが、自分に逆らう人間は全部抵抗勢力とみなす。あれですよ、僕もそういう気持ちです。私やNHKから国民を守る党の活動に抵抗してくる人間は、すべてNHKの味方、すべて抵抗勢力です。それを叩き潰すのが、叩き続けているのが候補者・大橋昌信です。ですから、彼の過激な行動や発言、言動に対して、文句を言ってくる人間に対しても私は毅然と抵抗勢力である。そんな人間は必要ない。言いたいことを口だけで綺麗事を言っているよりも大橋君のように過去に多くのNHKからの被害者を守ってきた行動する人間が素晴らしいんだと、このように言い続けております。おりますし、これからもその気持ちは変わりません。大橋君がね、弱い人を相手に暴力を振るってたりしたら、これは別ですよ。彼が変な人にカラんでいったら別です。でも、カラんでくる人間はこれは間違いなく抵抗勢力。とことん潰しに行くのが、我々NHKから国民を守る党です。しかし、この考えは非常に危険です。こんなに攻撃的な人が政治をするのは危険です。ですから、我々はできるだけ早く可及的・・・

ここまで言ったところで、「嘘つき!」とヤジが飛びました。その瞬間、大橋昌信が「来い、この野郎!」と言い出し、立花孝志と大橋昌信で市民にカラみ始めました。立花孝志は自分に逆らう人間をすべて抵抗勢力と見なすと言っていますが、凄まじいレベルで北朝鮮化しています。弱い人を相手に暴力を振るわないとか、変な人にカラまないとか言っていますが、たかだかヤジを飛ばしたぐらいでカラんで「私人逮捕」という不当な拘束をしているのです。頭がおかしいです。

立花孝志が「何が嘘つきだ」と言って、NHKから国民を守る党の党員たちでヤジを飛ばした市民を囲い込み、横断歩道を歩く男性にカラみました。その中には強盗のようなフルフェイスの覆面マスクの被った立川市議の久保田学もいます。明らかに異常な光景です。しかも立花孝志は「嘘つきと言ったら選挙妨害だ」と主張しています。こうなってくると「法律の専門家」である偉大なる立花孝志大先生がおっしゃっているのだから、立花孝志大先生に司法の資格はまったくないけど、選挙妨害だと言ったら選挙妨害だというN国信者が次々と湧いてきちゃうんですが、ぜひ「google」というサイトで過去の判例の一つもお調べになってから発言してください。

たった一言、「嘘つき!」と言っただけで、こんなふうに囲まれ、川口市議の塩田和久から「あなたも嘘つきとか事実じゃないだろ!答えろよ!警察行きましょう!あのみんなの前であなたはこの演説を邪魔してきたんだ!」と絶叫され、さらにはこの酷い動画を勝手に顔出しで公開しています。この男性にモザイクをかけているのは僕です。大橋昌信は「大問題だ」と恫喝し、立花孝志は「警察を呼ぶから立ち止まってください」と言いました。もちろん、立ち止まる義務はないです。なにしろ、たった一言「嘘つき!」とヤジを飛ばしたぐらいでは選挙妨害ではないし、こんなに付きまとわれる筋合いはないからです。しかし、大橋昌信はさらに男性を追い詰め、「とことん行くからな!」とまで発言しています。脅迫です。

普通、こんなカルト集団に囲まれたら早く帰りたくなると思いますが、NHKから国民を守る党の現職議員やカルト信者たちは「御用だ!御用だ!」みたいな感じで、「逃亡だ!逃亡だ!」と言って、街中でカバディをしていました。明らかに通行の妨げです。

動画をご確認いただければ一目瞭然ですが、川口市議の塩田和久が大声を張り上げ、立花孝志が最終的にタクシーに乗って帰宅しようとした男性の腕を引っ張り、不当に拘束しています。これはYouTubeにも証拠が残っていますし、僕のカメラにも大橋昌信が拘束している姿が記録されています。そもそも選挙妨害に問うことができないにもかかわらず、「私人逮捕だ」と言って拘束しているのですから、逮捕監禁罪に問われても不思議ではないと思います。

あまりの騒動に市民の女性が仲介に入ったのですが、たかだか「嘘つき!」と一回叫んだぐらいで、これほどの大捕物劇を繰り広げ、大声で恫喝しているので、「こんなことをしていたら恥ずかしいですよ」と諭していたのですが、これから柏市議になろうとしている大橋昌信は「恥ずかしくて結構!」と言い切り、また市民の女性に顔を近づけ、ゴリラのように威嚇していたのです。そもそも「嘘つき」というヤジは一理あるわけですし、これくらいのヤジが飛んでも「そう言われないように努力していきます」と返せば済んだ話だろうに、いちいち私人逮捕をしているのですから、コイツらが私人逮捕をするのは、これで何度目でしょうか。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

と、ご覧いただきましたように、NHKから国民を守る党は「反知性派カルト集団」なのですが、「反社会的カルト集団」であるとも言えます。TikTokで有名な人をオジサンが知らないように、このような過激な映像を繰り返すことで人気を得てきた立花孝志のことがよく分からず、いろんなオジサンたちが立花孝志を「本当はスゴい人なのではないか」と思っているかもしれませんが、実際はまったく違います。アホがYouTubeのノリでそのまま政治をやっているカルト集団です。僕は1年以上も昔から皆さんにお伝えしているのに、ほとんどのマスコミが僕に取材してきません。いつでもレクをしますので、お気軽にお声がけください。

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