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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#343)。

 あまりにエグすぎる「ガーシー砲」の破壊力に、日本中が震撼しました。
 ついに・・・、ついに、あの「ガーシー砲」が、芸能人ではなく、国会議員に炸裂するという、とんでもない事態が起こったのです。
 全国28万人のN国信者たちが、なぜ投票用紙に「ガーシー」とか「ガーツー」と書いたのか。それはまさに、「ガーシー砲」によって、日本の政治の闇を暴き、日本を変えてくれることに期待をしたから。そういう意味で言えば、N国信者たちが待ちに待った瞬間が、ついに訪れたと言っても過言ではございません。

東谷義和が投稿した、若き日の中曽根康隆さんの写真(引用元リンク

 記念すべき「ガーシー砲第1号」に選ばれたのは、自民党で群馬1区選出の衆議院議員・中曽根康隆さんでした。
 中曽根康隆さんは現在40歳ですが、国会議員になったのは2017年からなので、この写真が撮影されたのは明らかに「国会議員になる前」だと思われます。
 ちなみに、中曽根康隆さんは、祖父が中曽根康弘、父が中曽根弘文という圧倒的な政治家ファミリーに生まれ、松濤幼稚園、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高校、慶応大学法学部と進み、コロンビア大学の国際公共政策大学院に進学。「JPモルガン証券」に勤務し、しっかりと社会経験を積んでから、父の事務所で政治家になるための勉強をして、晴れて衆議院議員になったという男です。
 サブカルの街・中野の産湯に浸かり、小学校でブサイクになり、中学校でヤンキーにぶん殴られた末にカツアゲをされ、明らかに人と異なる感性を身につけてしまった結果、間違えて「東京NSC」に入り、我こそが世界最強のオモロー人間だと勘違いすること約12年。その後、日本の政治のクソ加減に気づき、「選挙ウォッチャー」なる仕事を始めるも、いきなり「NHKから国民を守る党」という巨大ウンコと対峙することになってしまい、「こいつら、マジでカルトなんだぜ!」と皆さんに教えようとするも、よく考えたら、この国では28万人が「ガーシー」とか「ガーツー」と書いてしまう人たちなので、N国信者からウザガラみされることはあっても、世間様から注目されるようになって売れるようなことはなく、今となってはキャバクラに行く金もありゃしない・・・というのが僕です。
 つまり、キャリアからして全然違う人生を歩んでこられた超一流のサラブレッドなので、中曽根康隆さんがまだ議員でもない、若かりし頃に両手に美女をはべらせていたとしても、「まあ、そうだろうね!」ということにしかならないってことです。逆に、僕みたいなクソキャリアの人間がコレをやっていたら、雑誌の後ろに載っている、手首につけるだけでラッキーが止まらない「例のパワーストーン」を買ったのかなと思われて終わりです。
 ちなみに、この写真につけられたガーシー参議院議員のコメントも、ご紹介しておきましょう。

楽しそーでんなー
もちろんこれは結婚前、いまの奥さんと付き合ってる頃ですわー
今の奥さんである彼女以外に第二、第三の彼女つくってはポイ捨てしてたらしいなー
夜の店では、あんたとのLINE交換禁止にさせてたらしいでw
とりあえずサロン前に一発古い写真あげとくわ
今のうちに奥さんに先に謝っときや笑笑
サロンで晒すのはこんなもんちゃいまっせ笑笑
聖人君子の仮面かぶってると、ほんま痛い目みんでー
次は木原や福岡いこか笑笑
除名?そんなことが足枷なると思ってる愚かな老害どもに、目にもの見せたるわ!

引用:ガーシー参議院議員のInstagramより

 どうでもいいのですが、一見、キャバクラのような場所で撮られたようにも見える中曽根康隆さんの写真ですが、プロのキャバクラ客である僕に言わせると、おそらくこの写真は、「夜の店」で撮影されたものではないと思います。その理由は、向かって左側、黄色い服を着た女性が持っている飲み物が「紙コップ」であるというのは、極めて不自然。なので、これは御友人との1コマなのかもしれません。そして、中曽根康隆さんはカメラ目線で写っています。ということは、明確に写真を撮られることを意識しており、ただ写真用に取ったポーズに過ぎない可能性もあります。
 えぇ、なんだか「名推理、出ました」みたいな感じで、キリッとした顔をしながら喋っていますが、僕はあくまで、キャバクラに通う「客」です。ですから、これだけは言わせてもらいたいのですが、キャバクラって所は「疑似恋愛」を楽しむ場所であって、けっして「本気の恋愛」を楽しむ場所ではない。けれど、しばしばその大切なことを忘れてしまうから、ある時から飲む酒がすべてソルティードッグ風味に感じられてしまうというわけです。えぇ、今日飲む酒も、妙に塩味が効いています。どうしてでしょうか。
 あと、東谷義和は「夜の店では、あんたとのLINE交換禁止にさせてたらしいでw」と言っていますが、それはほぼ100%「ガセ」でしょう。理由は簡単です。お店としても、女の子としても、LINEを交換しないことに何一つメリットがないからです。お店を出禁にすることはあっても、LINEの交換を禁止するなんて話は聞いたことがありません。よっぽどケチでブサイクでクソみたいな客だったら知りませんが、この僕ですら、女の子の方からLINEを交換しようと言ってきます。もちろん、その後は女の子からたくさんメッセージが届きます。「ひまー! ねぇ、ちぃちゃん、今日飲みに来ない?」みたいな感じで。彼女たちいわく、僕の顔がある有名人ソックリに見えることがあり、たまらなく好きになるそうです。「福沢諭吉」っていう人なんですけどね。どうせ「こいつのメッセ、マジうぜぇわ!」と思ったらブロックをすればいいだけですし、実は、LINEを交換すること自体のハードルというのは、それほど高くありません。それより営業をかけるためのラインを維持しておく方が大切で、総理の孫で、議員の息子で、自身もエリートで高収入の中曽根康隆さんは、完全なる「太客予備軍」。疑似恋愛を提供しているだけのキャバクラが、いちいち「本物の彼女様がいらっしゃるかどうか」なんてことを気にするはずがなく、もし僕が店長だったら、女の子を引き戻してでも「LINEを交換してきなさい」とアドバイスすることでしょう。
 つまり、東谷義和は「夜の店」なら当たり前の、ごくごく基本的なことさえ知らないということです。なので、あまりにエグすぎるガーシー砲の破壊力に、日本中が震撼してしまいました。大砲とは言わずとも、せめてバズーカー砲ぐらいの破壊力があるかと思いきや、豆鉄砲にも及びません。その破壊力たるや、この夏、小さなビニールプールで遊ぶ子どもがパパに向かって放つ、ダイソーで買ってきた100円の水鉄砲のごとし。「わぁ~、やめろ~、冷たぁ~い! キャッキャッキャッ!」です。
 おい、東谷! もうちょっとマシなネタを持ってこいよ! これじゃイケてる中曽根康隆先生が羨ましくなるだけじゃねぇか! そうじゃなくても自民党の先生方は今、統一教会の問題で絨毯爆撃を受けている真っ最中だっていうのに、国会を休んで、満を持してドバイから出してきたネタが、まったくもってノーダメージって、一体、どうなってるんだよ、クソが!


■ 尊師「きりたんぽさんの責任は取らない」

きりたんぽさんの件で批判が殺到するも「責任は取らない」と明言(引用元リンク

 東谷義和が4年前のキス動画を流出させたせいで、23歳の女性が精神的に追い込まれ、突発性難聴を患い、YouTuberやモデルとしての活動を休止せざるを得なくなった件について、NHK党には支持者からも批判が寄せられたようですが、さっそく尊師・立花孝志が動画を発信し、「党として責任を取るつもりは一切ない」と断言しました。

 かねてから指摘していることではありますが、「NHK党」「人を傷つけることを喜びとしているカルト集団」なので、以前にも「もし綾野剛さんが追い詰められて自殺するようなことにでもなったら、どうするおつもりですか?」と質問をした人に、「その時はその時」と回答しています。
 自分たちのやっていることが原因で、誰かが病気になったり、亡くなるようなことになっても、「暴露をされた側に責任がある」と言ってのけるのがNHK党なのです。こうしたカルト性については、本の中でも具体的な胸糞事例を挙げて紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
 さて、尊師・立花孝志は、23歳の女性YouTuberが活動休止に追い込まれたことについて、「これはYouTuber同士のプロレスかもしれず、自分たちには責任がない」というスタンスです。その後は印籠のように、自分たちはNHKの被害者を守る正義の味方だと繰り返すばかり。しかし、これはけっして「YouTuber同士のプロレス」なんかではありません。これは「党として掲げていた暴露の公約が実行された」のはずです。今さら忘れたとは言わせませんが、「ガーシー」こと東谷義和が当選したら暴露するとしていた47のネタの1つが、このキス動画だと考えられます。尊師を含め、N国信者たちもダチョウ並みの脳味噌しかないから思い出せないかもしれませんが、あなたたち、鹿児島県で放送された政見放送の中で、このネタを暴露することを公約に掲げていましたがな!

鹿児島県で放送された参院選の政見放送で、東谷義和は暴露を公約にしていた(引用元リンク

 ナメるのは乳首だけにしてもらいたいですが、こちとら、こんなこともあろうかと、東谷義和が政見放送で掲げていた「暴露の公約」は、すべてまとめてリスト化しています。
 東谷義和の暴露公約をまとめるクソほど無駄な時間で「ウマ娘」でもやっていたら、今頃、サクラバクシンオーちゃんがスクスク育っていたと思いますが、その貴重な貴重なゲームの時間を惜しみ、中二病をこじらせた女衒のオジサンの動画を一つ一つまとめていたので、これが「公約」であったことは、とっくの昔に捕捉されています。詳しくは、コチラをご覧ください。

 これが先日の参院選で「公約」として掲げていた暴露であり、NHK党の政見放送として流されていた以上、党に責任があるのは明らかです。
 そもそも、尊師・立花孝志は「NHKから裁判された人の分までお金を出して助けているんだぞ!」とドヤっていますが、それとテメエらの暴露によって女性YouTuberが精神的に追い詰められ、突発性難聴を患い、活動を休止せざるを得なくなったことは「別」です。他人の受信料をオゴってあげればチンチンを出していいわけではありません。何の罪もない女性を傷つけたことに対しては責任が生じます。こういう時、裁判ジャンキーの尊師・立花孝志はすぐに「刑事でも民事でも訴えてくればいい」というスタンスに出るのですが、それが原因で「懲役2年6ヶ月・執行猶予4年」になっていることを学習する能力はないようです。こういうのを見る限り、まだまだ警察や検察のお仕事が足らんのではないかと思わずにはいられません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 これまで指摘してきたように、「ガーシー」こと東谷義和の暴露で日本が何か一つでも良くなることがあるかと言ったら、そんなことは1ミリもありません。むしろ、刑法でもアウトなので、こういう迷惑行為や不法行為は今すぐやめていただきたいと思っています。

 それともう一つ、「NHK党」には公選法違反の疑惑があり、NHK党の議席が剥奪される可能性は十分にあります。このことは有料のマガジンで指摘しており、証拠となり得る素材も集めています。
 今後もまとめてまいりますが、東谷義和には、党から立花孝志に貸し付けて、立花孝志から東谷義和に貸し付けるという形で総額3億円を支払う約束になっているそうで、既に1億3000万円が振り込まれたそうです。もちろん、これらの原資は「僕たちの税金」ですから、議員報酬とは別に、NHK党に振り込まれる年間約3億3300万円の政党交付金が、国会に出席せず、豆鉄砲にも満たない「ガーシー砲」なる暴露ネタで金を稼ぐ女衒のオジサンのために支払われることになります。
 今のところ、国会をズル休みをして、女性YouTuberを精神的に追い詰めて病気にした以外に実績がない、オワコンの女衒オジサンと立花孝志。こんなものに3億円も払うくらいなら、まだ寝ているジジィに議員報酬だけ払った方がマシというものです。脳味噌ぷるんぷるんのN国信者の皆さんは、それでもまだ「ガーシー」とかいう痛い中二病のオジサンに期待をするのでしょうか。

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