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【選挙ウォッチャー】 吉川市議選2020・分析レポート。

1月19日告示、26日投開票の吉川市議選。定数20に対して26人が立候補しており、それなりに激戦となっています。強引な市政運営をする市長を支えるグループがあれば、反発するグループもあり、複雑な対立構図がここにはあります。そんな中、僕が吉川市議選を取材しようと思った理由は、NHKから国民を守る党のポンコツが吉川市に襲来したからです。ちゃんと仕事をしようと思っている人がそれなりに多い中で、とにかく議員になりたいアホが手段を選ばずに吉川市に落下傘でやってくる。吉川市の平和は守られるのかを、しっかり取材して見守りました。

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実は、SDカードを紛失してしまったためにお届けできなくなってしまったのですが、僕は昨年の吉川市長選と市議補選を密かに取材しており、かなり闇の深い自治体であることを知っています。まるで市民のために動いている市民派のように見せて、実際には「市政の私物化」が始まっており、吉川市民の皆さんが知らなければならないことがたくさん隠されています。


■ NHKから国民を守る党のポンコツ野郎

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NHKから国民を守る党から立候補している鬼沢宏孝さんは、昨年8月の柏市議選に立候補し、373票しか獲得できずに落選した人物です。あれだけ暴れ倒した大橋昌信さんが3003票も獲得しているのに、たったの373票しか獲得できていないのですから、この時点でポンコツとしか言いようがありません。それでも議員になりたかった鬼沢宏孝さんは、よりによってNHKから国民を守る党に入信。柏市議選に落選した後、すぐに吉川市に引っ越し、このたびの立候補になったようです。しかし、鬼沢宏孝さんを応援するN国信者はほとんどいません。その理由は、NHKから国民を守る党の総会に出席した鬼沢宏孝さんが「ぜひとも応援してほしい」と呼び掛けたのですが、立花孝志代表のリアクションは異常に冷たく、「どうせ落選するんだから頑張るな」でした。鬼沢宏孝さんは「当選する可能性はある」と力説したのですが、NHKから国民を守る党で立花孝志代表に刃向かうということは「死」を意味するため、鬼沢宏孝さんは党内で干されることになり、誰にも応援してもらえなくなってしまったのでした。

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実際、鬼沢宏孝さんの選挙はチグハグなもので、選挙ポスターも素人感満載だし、駅前戦略も中途半端だし、選挙カーの荷台を開けて何やら作業していたのですが、僕がマクドナルドでチーズバーガーを食べている間にどこかに行ってしまい、何のために駅前にいたのかがわかりませんでした。データの上では鬼沢宏孝さんが言っているように少しは当選する可能性があったのですが、N国信者たちは立花孝志代表のお言葉しか信じない人たちなので、鬼沢宏孝さんの「応援してほしい」という要請は無視され、結局はホゲホゲと選挙戦を戦うことになってしまったため、初日の段階で落選確実と判断して撤収してきました。吉川市議選での落選はほぼ確実なので、あとは取手市議選の落選を願うばかりです。


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