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【選挙ウォッチャー】 宮城県議選2019・亘理レポート。

選挙レポートは「鮮度が命」ということで、統一地方選のレポートはコツコツ出していくとして、今日から10月27日投開票だった宮城県議選のシリーズをお届けしてまいります。台風19号による洪水被害を受けた宮城県丸森町の様子を見に行きながら、たまたま立ち寄ったのが亘理町でした。沿岸部は東日本大震災で300名以上の方が亡くなった場所です。亘理町の定数は1なのですが、まさかの3人が立候補する大激戦となり、なにげに注目度が高かったです。

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渡辺 重益 42 新 無所属
鈴木 敦  55 新 無所属
渡辺 和喜 78 現 自民党

亘理町は2018年5月の町長選でも現職が新人に敗れるなど、現市政に対する反発も多いようで、「ちゃんと仕事をしてもらわないと困る」という空気が漂っているようです。自民党に頼っていても、東日本大震災の復興がろくすっぽ進まないので、こういったところに不満が募り、無所属や立憲民主党の候補に風が吹いていると言えるのかもしれません。


■ 渡辺重益候補の主張

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渡辺重益さんは、亘理町議を2期務め、4人の子供を育てるパパです。教育、農業、漁業、防災などの多様な現場の第一線で活躍しているとアピールしており、「攻めの農業・攻めの漁業」を公約に掲げ、地域振興にも力を入れていこうと言っている人物です。地元の小中学校を卒業し、「若さ」をアピール。まさに、これからを担っていく世代だと言えます。


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