見出し画像

【選挙ウォッチャー】 NHK党による花王の前での名誉毀損。

 もしも今回の参院選で議席を獲得できず、得票率2%を下回った場合、NHK党に待ち受ける運命は「破産」となる恐れがあります。僕はこれまでNHK党に投資をしている人たちに「非常にリスクが高いので、今すぐに撤退した方がいい」と警鐘を鳴らし続けてまいりましたが、僕よりも立花孝志の方がよっぽど信用できると判断したのでしょう。これだけ危機的な状況にありながら、投資から撤退することはなさそうです。ここまで来ると、どうせ僕のお金じゃないし、すべては己の情弱が招いた自業自得ということで、特に申し上げるアドバイスはありませんが、NHK党は今、いよいよ崖の手前まで追いつめられていると見ています。これがサスペンスドラマなら、もう目の前に船越英一郎が立っています。


■ スポンサー企業にまで迷惑をかける男

民間企業である「花王」に対して「腐った権力者」と表現する立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、相手の心を潰すことこそ最大の攻撃であると考えています。なので、とにかく相手の嫌がりそうなことをすることで、相手に「ギブアップ!」と言わせたい。だから、相手が一向に謝ってこない相手を追い詰めるため、その行動をエスカレートさせています。
 6月27日には、スポンサー企業に嫌がらせをしたら、さすがに綾野剛さんや所属事務所も困るだろうと、とうとう綾野剛さんが主演を務めるドラマのスポンサーになっている「花王」の前で、選挙運動というテイの迷惑行為をしました。
 もう頭がイカれているとしか思えませんが、立花孝志は、花王があえて綾野剛さんのスポンサーになることで、高視聴率を叩き出し、炎上商法によって商品を売ろうとしているんだと主張し始めています。一生懸命炎上させているのは立花孝志なのに、とうとう花王まで悪者にし始め、こんなことまで言い出しています。

「で、これ、スポンサーが止めたらと止まるんですよ、要は。悪いのは当然スポンサーである花王であったりとか、TBSというテレビ局であり、綾野剛さんその本人であり、綾野剛さんの事務所のトライストーンであり、もういろいろと悪いのはあるんですが、腐った権力者同士が腐った権力者同士で結びついていますから、その腐った権力者のうちの一番効果があるであろうという『花王』にですね、今日の夜、演説というか、抗議街宣をしてきますので、ぜひね、YouTubeでご覧いただきたいと思います。とにかくね、腐った権力と戦うNHK党です」

 最近は、Netflixにしろ、Amazonプライムにしろ、お金がないと娯楽を楽しめない時代になりつつありますが、そんな中で、皆さんに毎週の楽しみを提供してくれているのが「花王」をはじめとするスポンサー企業です。僕たちは、こうした企業がお金を出してくれているから、その代わりにCMを見せられつつも、無料でドラマを楽しめています。こんなにありがたい話はありませんが、それを「腐った権力者」として表現し、本来の権力者であるはずの国政政党「NHK党」が、なんと、民間企業の前で『抗議街宣』なるものを展開するというのです。
 日頃から自分で犯行をゲロるタイプの立花孝志ですから、これが選挙ではなく、「抗議街宣」のつもりでやっていることを自分でゲロりました。みんなに「正義のヒーロー」だと思われたくて、いつも自分からゲロってしまうのです。


■ 「花王」との電話をネットで晒す男

 尊師・立花孝志は「花王」に電話をかけ、綾野剛さんが未成年にお酒を飲ませて淫行した疑惑があることを知っているかと問いました。そもそも、詐欺をして海外に逃亡している男が語った話を「疑惑」とし、「疑惑」の段階で対応しろと迫っていること自体、頭がおかしいのですが、「花王」の対応は「そういう質問には一切お答えしていない」でした。商品に関するご質問になら丁寧に答えてくれると思いますが、こんなくだらない話は門前払いされるのが「社会」というものです。「調査もしていないんですか?」なんて聞いていましたが、それもお答えしてくれませんでした。
 この動画は6万回再生され、360件以上のコメントが寄せられていたのですが、そのコメント欄は脳味噌をアハつかせた反知性の層で埋め尽くされており、「まともな企業の対応とは思えません」とか「立花さんとガーシーが本気で日本の未来の為に動ける人だと分かる」とか「こういうのは、不買運動が一番効くんだよな。 俺は花王の商品買わねぇ!」とか。この世の地獄を見ることができます。


■ 花王の本社前で迷惑行為をする男

わざわざ「バブ」を持って迷惑行為をする立花孝志(引用元リンク

 さまざまな疑惑のある綾野剛さんのドラマに「スポンサーとしてお金を出すのはけしからん!」ということで、わざわざ「花王」の前に行き、迷惑な抗議活動を始めた尊師・立花孝志。手には「バブ」を持っていますが、これは3年前にマツコ・デラックスさんの番組のスポンサーになっていた「崎陽軒」の不買運動を呼びかけた際、逆に「横浜のソウルフードをぶっ壊すなんて、けしからん!」と言われて炎上し、大怪我を負った経験からです。自分は「花王」のことは好きだけど、やむを得ずに抗議をしているんだというアピールです。
 迷惑街宣では、ガーシーのメッセージも再生されたのですが、ガーシーも花王は敵に回したくないらしく、「花王のことは好きだ」とアピールしていました。が、本当に好きだったら、わざわざ「花王」の本社まで乗り込んで電話のやり取りを晒したあげく、こんな迷惑な行為に及ぶことはないと思います。

「花王」の前での抗議街宣に駆け付けるN国信者は2人だけ(引用元リンク

 この抗議街宣には、急遽、みずにゃんさんと終電ウォッチャーさんが駆け付けてくださり、現地の様子を伝えてくれました。NHK党の衰退を肌で感じる話ですが、3年前にMXテレビ前で暴れていた時には100人近い信者が集まったのに、この日は2人ぐらいしかいなかったそうで、大橋昌信や小野沢健至に代表されるように、昔ながらのN国信者は離れるようになってしまいました。
 ちょっと面白いのは、とうとう尊師・立花孝志の街宣を選挙ウォッチャー以外に、公安の皆様が見守るようになってしまい、何より逮捕を恐れる立花孝志は、街頭演説を中断し、壇上から「警察の方ですよね?」と質問。これだけ名誉毀損をかましながら、「自分は権力と戦っているので、いつ逮捕されるか分からない」とホザいています。
 尊師・立花孝志をはじめ、黒川敦彦やN国信者になるくらいの「反知性の層」は、懲役2年6ヶ月・執行猶予4年の「自称・法律のプロ」の言うことを信じ、「公共性・公益性があるので、これは名誉毀損ではない」との見解を示していますが、これはゴリゴリに名誉毀損となる可能性が高いです。
 いくつか理由がありますが、大きなところでは、この話が7年近く前の話で、「飲酒」「淫行」も、両方とも「時効を迎えている」ということ。お酒を飲んだことの時効は1年、お酒を飲ませたことの時効は3年、未成年と関係を持つことの時効は3年です。つまり、事件性がありません。事件性がないということは、公共性も公益性もないということです。
 よく歯のないオッチャンが武勇伝のように「俺は中学の時からタバコを吸っている」ってな話を語ることがありますが、それに対し、「中学の時にタバコを吸うなんて言語道断だ。今すぐ謝ってください」とはならないと思います。今となっては、すっかり事件性がなくなっている話を蒸し返し、あたかも「犯罪者」であるかのように扱うことに、公共性や公益性というものは認められないと考えるのが一般的で、立花孝志が仕掛けた裁判も門前払いは濃厚です。
 加えて言うなら、綾野剛さんと当時未成年だったという女性は手をつないでホテル街へと消えていったという話です。お酒を飲んだのかもしれませんが、酩酊状態だったわけでもなく、二人は仲睦まじい雰囲気になり、ホテル街へと消えて行った。だとするならば、「準強姦罪」のような事件でもありませんので、やはり事件性がなく、公共性や公益性はないということになります。
 可哀想なのは、裁判が終わるまでには時間がかかるため、その間はずっとアホのN国信者から誹謗中傷され続けることです。そういえば、僕もNHK党の顧問司法書士から訴えられ、地裁、高裁とも僕が勝訴しましたが、先方が最高裁に上告することはありませんでしたので、僕の勝訴ということで確定いたしましたので、ご報告いたします。

 せっかくなので、ぜひ先方の言い分をご覧いただきましょう。
 こんなにゴリゴリに、まるで僕が悪者であるかのように書き散らかしておきながら、地裁でも高裁でも裁判に負け、上告を断念しましたので、僕の勝訴が確定しました。この文章を読むと、まるで僕が大犯罪者であるかのようですが、こんなにゴリゴリにやっておきながら、結果は「敗訴で確定」しているのです。司法書士という法律のプロなのに。
 ですから、尊師・立花孝志と一緒になって「公共性・公益性があるから大丈夫だ!」と言っている人たちは、マジで気を付けないと、NHK党がやっている名誉毀損に「加担している人間」になってしまうかもしれません。
 皮肉なことに、「綾野剛さんは犯罪をしているんだ!」と言って、迷惑行為の限りを尽くしている「NHK党」こそ、現在進行形で「犯罪」をしているかもしれない存在です。これまで「NHK党」は、すべて返り討ちに遭っている無能の集団です。立場は僕の方が弱いかもしれませんし、名前も売れていないかもしれません。しかし、「結果」を見れば一目瞭然です。ぜひとも「結果」にも着目してみてください。


■ 立花孝志が見逃せない発言を始めた

 今回の「花王」の前での抗議活動は、公安と一緒にNHK党を見守っている僕たちにとって、非常に収穫の多い内容だったと言えます。立花孝志の本音がチラチラと見えるものになったからです。
 街頭演説の中でも「ガーシーのようにドバイに行きたい」と本音を漏らしていましたが、終電ウォッチャーさんが立花孝志に質問をしてくれて、「議席を獲得すれば借金を返済できるのか」との問いに、このように答えていました。

「実は、当選すると20億円ぐらい入ってくるんですよ。3億5000万円ぐらいが6年保証されるから、実は、お金としたら20億円ぐらい入ってきます。逆に、その後がずっと継続するので。だから、本当に会社の立ち上げと一緒ですよね。だから、資本金が入ってきます。それを使って事業を投資しました。うまく行かなきゃ倒産。もちろんね、借りてるお金なんで返さなきゃいけないんですけど、十分だと思います。ガーシーが当選しないと、すいません、会社畳むみたいな感じ

 もし得票率2%を下回り、ガーシーが落選したらどうなるのか。
 尊師・立花孝志は「会社を畳む」と表現しました。つまり、NHK党は借金の返済ができなくなった瞬間に「終わる」ということです。
 まさに今、NHK党は「炎天下の路上で仰向けになって落ちている蝉」のごとし。最後にギャーギャー騒いでいますが、まもなくの運命です。もしかすると、NHK党が本当に面白くなるのは、参院選が終わった後なのかもしれません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

NHK党を応援することは綾野剛さんに対する名誉毀損への加担である

 NHK党による綾野剛さんへの名誉毀損は、この選挙期間中、ほぼ毎日と言っていいぐらい、ずっと続けられています。N国信者になるくらいの情弱になると、「やましいことがないのなら、とっととガーシーや立花孝志を訴えればいいじゃないか!」と思うかもしれませんが、トライストーンは声明を出し、既に法的手続きが進められていることを明らかにしています。
 そして、この「名誉毀損」という罪は、民事のみならず、刑事でも問われるものです。よほどの無能でない限り、刑事より先に民事を進めることはないでしょう。とはいえ、今すぐに立花孝志が逮捕される可能性はほとんどありません。今、立花孝志を逮捕してしまうと、「本当のことを言うNHK党を止めるために立花さんが消されたんだ!」と大騒ぎをする陰謀論のバカが大量発生してしまうため、まだ泳がされているだけなのかもしれません。だから、演説中に尊師・立花孝志が「そこの2人は、警察の方ですか?」なんて質問をしてブルっていましたが、本人もうっすら気づいているのかもしれません、シャバの空気を吸える時間が刻々と短くなっていることに。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。