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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#33)。

国政ではポンコツの桜田義孝先生が失言をかましたり、片山さつき先生の秘書が裏金をもらっていたり、追いかけるべき話がたくさんありすぎて、本来は「NHKから国民を守る党」なんていう弱小政党の記事を書いている場合ではないのですが、また立花孝志がYouTubeで「選挙ウォッチャーちだい君はバカだから」と言ってアクセス数を稼いでいるのを見つけてしまいましたので、無料の検証記事をお届けしたいと思います。葛飾区には既に苦情が殺到しているそうなのですが、苦情が殺到するのは当然です。なにしろ、葛飾区議のくせに葛飾区の助成金で自転車を買い、その自転車を転売して小銭を稼いだらよろしいと、堂々と助成金制度を悪用する指南を動画で披露し、しかも「憲法で財産権が約束されているので、転売してはいけないなんて言えない」と独自の法解釈を展開し、職員を黙らせたことをドヤしていました。葛飾区の制度が不十分だから動画をアップしているんだというのが立花孝志の主張ですが、それ以前に、テメエは議員なんだから不十分な制度を変えるのが仕事だろという話です。議会でろくすっぽ質問もしないくせに、制度が不十分だから助成金制度を利用して転売して金を稼げばいいなんて、頭おかC!

普段から僕のレポートを読み慣れていない方は、葛飾区議が「葛飾区の助成金制度を悪用して、自転車を転売して金を稼げばいい」なんていう不正を指南していると言われても、「は?どういうこと?」という感じかもしれません。僕はこれまで、およそ議員としての資質に欠けている「NHKから国民を守る党」の言動をチェックし、皆様に「こんなクソみたいな議員がいる」ということをお伝えしてきました。立花孝志は僕にスラップ裁判(民事の本人訴訟は極めて低額でできるが、訴えられた方は弁護士を雇うなどの高額な金銭的・時間的負担を強いられる)を仕掛け、「被告」「被告人」の区別がつかないので、「ちだい被告」などと呼んで悪者のように演出していますが、NGT48の女性アイドルに対するセカンドレイプ事件をはじめ、今回の「自転車補助金悪用指南」を見れば、立花孝志がいかに「議員をやってはいけない人間」であるかが分かると思います。なので、今回もしっかりと検証していきます。


■ 自転車補助金の悪用を指南する最初の動画

立花孝志は「葛飾区役所最高^^子育て中のママは条件を満たせば自転車を半額で購入できます」という動画をアップし、葛飾区が実施している3人乗り自転車購入費助成事業を紹介したのですが、自転車を半額で購入し、転売すれば儲かるという助成金の悪用を推奨しました。動画の前半は助成制度の紹介だったのですが、最後に悪用する方法を案内したのです。

「で、僕は本当は区議会議員がこんなことを絶対言っちゃいけないんですが、あの、こういう制度はね、あの自転車を使わない人も僕は利用されたらいいんじゃないかなと思います。えー、例えば駅の近くで、えー、自転車はなくても、お子さん2人いても自転車は使わないよってな人もいると思うんですね。で、じゃあ自転車買わないのにこの制度使えるかって言ったらそれはもちろん無理で、えー、自転車、買っちゃうんですね。で、そのまま転売すればいいと思います。こんなもん言う市議会議員、区議会議員って大丈夫かと思われるかもしれませんが、やっぱりね、自転車を持ってないけども、車を持ってるとか、えー、駅が近くで、まあ歩いていつも行ってるんだよっていう人もいると思うんで、でも、これ3万円、上限3万円で助成されますから、自転車をですね、3万円引きで買って、それをネットでヤフオクとか売るとかですね、欲しい人に転売すれば、幾ばくかの利益が僕は出ると思うんですけどね。それは僕は全然悪いことじゃないと思いますよ。この子どもさん2人いれば自転車を買う権利があるわけですから、えー、3万円、半額になる自転車。まあ、上限が3万円ですけどね。まあ、買ってそれを転売するのも賢い僕は主婦の方っていうか、家庭経営のね、回し方だと思いますので」

こいつは一体、何を言っているのでしょうか。普段、「NHKをぶっ壊す」とは言っているものの、実際には葛飾区を壊しているとしか言いようがありません。立花孝志は「制度を紹介しているだけだ」と言うのかもしれませんが、利用者に「転売したらいい」と勧めているのです。議員のくせに何のために自転車の助成事業をしているのかが分かっていないし、助成金の穴を逆手に取って金を儲けようなんて、せっかく子育て中のお母さんを助けるために助成金制度が作られたのに潰すつもりなのでしょうか。さすがにこの動画を見た人たちが葛飾区に電話をかけ、「こんなことを言っている議員をなんとかしてくれ!」ということでクレームが殺到したそうですが、担当の部長さんから抗議を受けたのに、立花孝志は言い訳の動画をアップし、再び独自のデタラメ法解釈を繰り広げ、転売を正当化しようとしました。


■ 市役所職員からの抗議を受けての言い訳動画

立花孝志は基本的に漢字が書けません。「オマエだって漢字を間違えることぐらいあるだろ!」と言われるかもしれませんが、こんなに簡単な漢字を間違えることはありません。基礎的な教養がないだけだと思います。基礎的な教養のない人が政治家をやってはいけないとは言いません。どうすれば市民の役に立てるのかを考えていれば、漢字を書けないぐらいのことは大目に見られます。しかし、立花孝志の場合には教養がないくせに偉そうにホワイトボードで解説をし、その解説がデタラメという地獄です。頭が悪くてデタラメを解説するぐらいだったらやらない方がいい。そこらへんのYouTuberだったら、社会的には迷惑だけど放置できたかもしれません。しかし、助成事業を悪用して転売を勧めるような解説をしている政治家を放置するわけにはいかないのです。先程の動画をアップして以来、葛飾区には抗議の電話が殺到したそうですが、立花孝志は自分を正当化する言い訳の動画をアップしました。

「自転車を乗らない人は転売したらいいんだと、僕がYouTubeで言ったところですね、まあ案の定、苦情の電話が葛飾区の方に、葛飾区役所の方に入りました。で、今日、葛飾区役所に行ったらさっそくまあ、議会事務局次長に、えー、こういうことですということで、転売についてはお断りしているということで担当の部局からですね、あの、そういうクレームがあって、そういうのが話が来ているということで、えー、僕はそんなんでもちろん引き下がりませんので、なんであかんねんっちゅう話で、えー、すぐにその担当部の課長さんをですね、に、まあ、お越しいただいてお話をさせていただきました

立花孝志によると、葛飾区議会に苦情の電話が殺到し、事務局から報告を受け、担当の部署からも抗議されたものの、そんなので引き下がるような性格ではないので、担当部局の課長を呼びつけ、転売してもいいんだという話をしたというのです。これが立花孝志の議員としての仕事ぶりです。そして、立花孝志は日頃から「自分は政治家として条例を作っているのだから、自分は法律の専門家だ」と言っているのですが、どうやら立花孝志は条例を理解していません。

「まずね、こういう、なんだろう、こう変わったものというか、直接区民にお金を出す、あるいは出さないというものは、僕はこれは条例にした方がいいと思いますけどね。どうでしょうね、葛飾区の執行部の皆さん。区長、特にどうでしょうか。こういうのは僕はやっぱり条例にして、明確にですね、決めた方がいいと思います」

立花孝志は、3人乗り自転車の購入助成を出すか出さないかという話は「条例にした方がいい」と言い出しました。さっぱり意味がわかりません。「葛飾区ママチャリに金を出す条例」を作り、葛飾区が市民にお金を出す条例として制定するべきだと主張しているのです。区が助成金を出すことを「条例にするべき」だとおっしゃる。こんな人が議員をやって、あげく「法律の専門家」を自称しているんですが、この世はこれで大丈夫なのでしょうか。そして、立花孝志は議員のくせにYouTubeで「区長どうですか?」と言っているのですが、それを提案するための議会であり、議会でろくすっぽ一般質問をしない議員がYouTubeでは偉そうに語るというのは、一体、どういう理屈なのでしょうか。しかも、「ホームページや案内の紙にはどこにも転売してはいけない」とは書いていないと言い出し、あげくに憲法で財産権が約束されているので、どのように処分しても勝手だというのです。そして、区が転売してはいけないと言っても、葛飾区議である立花孝志は転売してもいいと言うのだと表明し、どうして転売してもいいのかという理由について「駅の近くに住んでいたり、自動車で移動したりする人たちに不公平だから」だそうです。自転車の普及を目指しているわけではなく、主婦の生活のためにやっているなら転売してもいいじゃないかというのが立花孝志の主張です。しかし、こんな簡単なことさえわからないんだったら、まずテメエが議員なんだから区長に直接「どうなってますの?」って聞けばいいのです。どうして本人に直接聞かずにネット上でグダグダ言うのでしょうか。ネット上でグダグダ言うだけだったら素人でできるので、議員にできることをしてほしいわけですが、立花孝志は「議会は暇」だと断言しているほどです。それは明らかに仕事をしていないからです。そして、どうして一般ピープルの僕が議員先生に教えてやらなければならないのかと思いますが、なぜ3人乗り自転車に対して、このような形で助成金を出すことになったのか。そんなものは区長に聞かなくても理解できる話なので、日頃から小学生にも分かるぐらいに分かりやすく解説している僕が、立花孝志でも分かるように解説して差し上げましょう。

まず、3人乗りの自転車に乗るようなお母さんっていうのは、どういうお母さんですかという話です。もちろん、駅に近いお母さんも、車で移動しているお母さんも3人乗りの自転車を所持し、TPOによって使い分けたりもすることでしょう。しかし、ここは港区ではなく、葛飾区なのです。葛飾区は区民の年収ランキングが23区中22位となっていて、平均年収は333万円と言われています。1位の港区の平均年収は902万円です。つまり、生活にいっぱいいっぱいの中で生活している主婦の方々が、港区に比べて圧倒的に多いのです。そして、最も補助してあげるべき対象のママさんはどんなママさんかと言うと、葛飾区の中でも家賃の高い駅前には住めなくて、駐車場代やガソリン代、車検や各種税金などを考えると車を維持することができないために車を買えないような主婦です。それでいて小さな子どもを2人抱えていて、前と後ろで3人乗りの自転車で移動しているようなママさんたちに手厚い補助をするべきである。だから、駅前に住んでいるママさんや車で移動することの多いママさんが自転車を買う時に活用してもいいけれど、最も手厚い補助をするべき「駅から遠くの車を持てないママさんたち」に利用してもらうことを主眼に置いているのです。これがこの「3人乗り自転車助成事業」です。こういうアイディアを実行する葛飾区長さんは素晴らしいと思いますが、そんな葛飾区長を「NHKに支払っている受信料がおかしい」と言い出して訴訟しようとしているのが立花孝志です。それでいて「条例にしたらどうか」などと、議会ではなく動画で区長に向かって提案しているのですから、サイコパスにも程があるのです。この後もウダウダと何か言っているのですが、そんな助成金を悪用して自転車を転売し、小銭を稼ぐことを推奨するなんて脳味噌沸いているのです。こんなのは多くの人が「言語道断だ」と思うはずなのに、それを「転売するのは自由」と言ってしまうのは、立花孝志という人間が圧倒的に「道徳」「モラル」というものを持ち合わせておらず、民事で問われるものなら罪ではないから何をやっていいんだという、社会の秩序を乱すような認識をしているからであり、そんな奴は議員をやってはいけないのです。こんな話が相変わらず垂れ流されているのですから、こんな議員を野放しにしている他の議員や議会もまた「おかしい」と言わずにはいられません。これからも抗議は殺到し続けることでしょう。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

事情を知らない人は、こんな奴が議員をやっていることに驚くかもしれませんが、現実は、こんな奴が議員をやっているのです。葛飾区では、こんな奴に騙されて投票する人が一定数いたため、立花孝志が議員になってしまいました。しかし、驚くべきことは、こんなことを繰り返している立花孝志に対し、「議会としては何もしていない」ということです。かつて青森市議が高齢者に向かって暴言を吐いているSNSの裏アカウントが発見されてニュースになりましたが、その時には辞職勧告が出されています。今回、立花孝志がやっていることは葛飾区の助成金の不正利用のススメです。こんな税金の無駄になることを動画で指南している立花孝志に対し、いまだ議会として何もしないというのは、葛飾区議たちが何も問題にしていないということに等しいです。立花孝志のみならず、他の議員たちもその職務を放棄していることに他なりません。自民党の議員、公明党の議員、共産党の議員、彼らは一体、何をしているのでしょうか。これだけ葛飾区議会の品位が問われている中で、何もしないなんて、どいつもこいつも区民のために仕事をしようとはしないポンコツだらけだということです。葛飾区議全員、議員でメシを食う資格がないと言っても過言ではありません。他の区議に飛び火して、初めて事の重大性に気付くでしょうか。それとも、気付かないままのマヌケの集団でしょうか。いよいよ葛飾区議全員が問われ始めています。[了]

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