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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・田畑毅の女性トラブルと比例東海ブロックの混迷。

これはドン引きにも程があるクソニュース中のクソニュースです。一般人でもドン引きですが、よりによって与党である自民党の国会議員がこんな事件を起こしたというのですから、いよいよ救いようがありません。愛知2区から立候補し、比例東海ブロックで復活当選を果たしていた田畑毅という国会議員が、女性とトラブルになり、自民党に離党届を提出しました。ニュースでは「女性トラブル」となっていて、女性とトラブルになったぐらいで離党届を出すなんておかしいなと思っていた人もいるかもしれませんが、国会議員だからって揉み消すということもできないぐらいに真っ黒すぎて、その犯行は実に卑劣なもののようです。この事件もまた、本来であれば内閣が吹っ飛ぶぐらいのインパクトなのですが、こんな事件が起こっても安倍内閣は飛びません。これほどまでに政治が腐敗した原因はどこにあるのでしょうか。


■ 田畑毅が起こした事件について

田畑毅が起こした事件については、まさに今、週刊誌が追っているとの情報があり、これから出てくることになると思いますが、ここまで僕に入っている情報をまとめて整理したいと思います。この情報はあくまで伝聞であり、正確な情報はこれから出てくる新聞や週刊誌の報道をチェックしていただきたいと思います。

田畑毅は、自民党の二階派の中でも影の薄い存在で、議員としてもまったく目立たない人物でした。愛知2区から立候補しているのですが、愛知2区で勝っている古川元久さんは選挙に強く、だけど、自民党としては候補者を擁立しないわけにはいかない選挙区です。田畑毅は日本銀行の名古屋支店に勤務していたことがあり、それなら愛知2区は適任だろうということで、比例東京ブロックから小選挙区の「国」が割り当てられました。しかし、今日の今日までそれほど目立った活動はなく、国会で取材している記者たちの間でも「そういえば、いたね」という感じの存在。アイドルが好きだったという話もあり、若くて可愛い女の子が好きであるようで、今回、トラブルになった女の子も未成年ではないものの、けっこう若くて可愛い女の子であるようです。今回のトラブルを見てもらえれば分かるように、田畑毅の実態は単なる「キモいオジサン」なので、多くの女性はこんな奴と付き合いたくないと思います。被害に遭った女の子は、田畑毅とフェイスブックで知り合い、その後、交際しているような関係にあったようなのですが、彼女の方から別れを切り出したところ逆上し、どうやら「動画をばらまくぞ」ということで食い止めようとされたようなのです。その動画というのがどのような流れで撮影したかは不明なのですが、どうやら性的な動画であるという話もあり、そんな動画をネタに強要されるのは気持ち悪いし、だんだん恐怖心に変わり、その女の子は警察に駆け込んだという流れのようです。女の子の相談を受けた警察は、もちろん東京の警察庁に連絡し、そこから首相官邸にも情報が行っているようなのですが、どうしてこの事件が揉み消されなかったのかと言うと、自民党の中でも端っこの席に座っている議員であること、女の子と交際していたのであれば示談になる可能性があること、木っ端議員を守ったところで詩織さんのようなパターンになってダブルで炎上するようになった方がはるかに面倒臭いこと。このようなことから週刊誌などで報道される前に離党届を受理して、「あとはテメエが勝手に責任を負え」ということになったようです。一部では「強姦だった」という話もあるようなのですが、このあたりは週刊誌がしっかり記事にしてくれるでしょうから、今度の木曜日を待ちましょう。いずれにしても、動画をネタに女性を脅し、無理矢理に交際させようというメンタルの奴が、よりによって国会議員をやっているなんて前代未聞であり、この国の議員の劣化は留まるところを知りません。ましてや、田畑毅は与党である自民党の国会議員です。日本には1億2000万人も国民がいるのです。一生懸命真面目に仕事する人もいれば、仕事をしない変態もいることでしょう。しかし、国会議員というのは国家の未来を決める重要な役割なのですから、1億2000万人もいる国民の中から特に優れたトップ・オブ・トップの人に議員になってもらわないといけないのです。この国で素晴らしい人を選りすぐった結果、若い女の子にリベンジポルノで脅しをかけるクソ野郎が抜擢されているって、一体、何なのでしょうか。投票用紙に最も支持率の高い政党の名前を書いたら、もれなくこんな奴が議員になるって、一体、どんな地獄でしょうか。自民党って書いたら変態が議員になるんじゃ、僕たちは困るのです。自民党も自民党でガチでちゃんとした人を比例の名簿に入れてほしいと思います。


■ 本来は議員になっていないはずの田畑毅

まさに「数奇」としか言いようがありません。田畑毅はこれまで3度にわたって国会議員になっています。初当選は2012年に比例東京ブロックで。2014年も比例東京ブロックから立候補しましたが、この時には次点で落選。ところが、2016年に小池百合子さんが都知事選に立候補することになったため、当時、小池百合子さんの右腕だった若狭勝さんが東京10区の補欠選挙に立候補。これに伴い、田畑毅が繰り上げ当選を果たし、その翌日に二階派に入会したそうです。2017年の選挙では愛知2区から立候補するも、逆風吹き荒れる希望の党から立候補した古川元久さんに敗れ、自民党の比例東海ブロックの獲得議席は7議席で、田畑毅の惜敗率は8番目だったため、本来は完全に落選しているはずでした。ところが、立憲民主党の比例名簿が1人分足らず、立憲民主党の議席が次点の自民党に回ってきて、8番目だった田畑毅が当選。本当だったら今頃、田畑毅は国会議員ではなかったはずなのですが、国会議員になってしまったのでした。さて、ここまでを振り返ったところで、皆さん、なんとなくお気づきでしょうか。実は、田畑毅が市民から直接選ばれたことは一度もありません。2012年、2014年比例東京ブロックでの当選。2017年は小選挙区で落選という結果になっていて、民意は「コイツを国会議員にしない」ということになったのに、比例復活という制度によって、国会議員になってはいけない人間が国会議員になっているのです。皆さん、なんとなく思っていることだと思いますが、小選挙区で民意が「コイツを議員にしない」と示したにもかかわらず、「比例復活」という謎の制度によって議員に復活してしまうのは、本当はおかしいことです。桜田義孝先生のように小選挙区で勝ってしまっている場合はともかく、せっかく愛知2区の人が素性を見抜き、「コイツは議員にしない」と決めたのに、そんな奴が比例名簿に名前があるという理由で、いちいち復活しているのはおかしいです。なるべく僕たちの民意がしっかり反映されるように、選挙制度そのものを見直す必要があるのではないでしょうか。小選挙区の比例復活を認めないということは検討されるべきだと思います。多くの国会議員が反対して実現しないかもしれませんが。


■ 田畑毅が辞職すると静岡5区で繰り上げ当選

どうして、よりによってこんな事件が起こったのかと思いますが、田畑毅が辞職するとなると、比例東海ブロックで繰り上げ当選が起こります。こんな事件を起こしたのに自民党が議席を引き継ぐことになるわけです。フェアプレイを目指すサッカーのように、こんな事件を起こしてしまったのだから、野党に議席を譲ったらどうかと思いますが、制度がそうなっているので仕方がありません。田畑毅が辞職すると、名簿の次は静岡5区選出の吉川赳さんが繰り上げ当選となります。静岡5区と言えば、つい最近、民進党をぶっ壊したA級戦犯として扱われている細野豪志さんの選挙区で、細野豪志さんは二階俊博さんと話し、自民党入りすると言われていた人物。しかし、田畑毅は「二階派」の議員で、その二階派の議員がよりによってブラックな女性トラブルなんてものを起こしたので、静岡5区で細野豪志を自民党に迎え入れるということができるかどうかわからない展開になってきました。吉川赳さんは岸田派の議員なのですが、2012年の選挙では細野豪志に敗れながらも比例東海ブロックで比例復活。ところが、2014年、2017年と細野豪志に敗れて比例復活もできなかったので、二階俊博さんが岸田文雄さんに何の相談もなく「それなら細野豪志を自民党に入れよう」と決めてしまったのです。危険な裏切り者であっても派閥に入れてしまう懐の深さほど「二階派の強み」ということになっていたのですが、まるで使えない桜田義孝先生から女性を脅すようなクズ野郎の田畑毅まで幅広くゴミみたいな議員が在籍するところになっていたのです。吉川赳さんは「細野豪志が自民党に入るなら勝てない」ということでホームページも削除し、ひっそり身の振り方を考えようとしていたところだったのですが、まさかこのタイミングで国会議員になるかもしれないとは思いもしなかったことでしょう。そして、静岡5区の吉川赳さんが現役の国会議員になってしまうことで、自民党に入れさせてもらう分際で「鞍替えは絶対に嫌だ」と注文をつけていた細野豪志さんがどうなるのか。静岡5区はますます混迷を極めることになりました。ただ、今のところ田畑毅は議員辞職をしないという憶測が流れています。議員という職業にだいぶしがみついているという声が聞こえています。


■ 立憲民主党は静岡5区に候補者を擁立すると発表

まさかこんな事件が起こるとは思いもせず、2月12日、立憲民主党の福山哲郎幹事長が国会内で記者会見を開き、細野豪志さんが無所属のまま、自民党の二階派入りしたことを受け、静岡5区に立憲民主党の独自候補を擁立すると発表しています。細野豪志さんが自民党入りをすると、自民党以外に選択肢がなくなってしまうことを理由として挙げており、立憲民主党が全面的に対決することを表明していたのです。2017年の衆院選では細野豪志さんが希望の党から立候補しましたが、立憲民主党は準備が間に合わなかったこともあり、独自候補を擁立することはありませんでした。自民党内のゴタゴタだけでなく、野党も入り混ざってのカオスな選挙になりそうなので、これは大注目です。


■ 二階派というスキャンダル帝国

田畑毅がいた「二階派」は、まさにスキャンダル帝国です。桜田義孝先生や片山さつき先生のスキャンダルはこれまでにも報じているところですが、他の議員にもたくさんのスキャンダルがあるので、簡単に振り返ってみることにしましょう。まずは、平沢勝栄さん。先日、相変わらず古い考え方でLGBT差別を繰り広げたポンコツです。今村雅弘さんは復興大臣だった当時、東日本大震災について「東北でよかった」と失言したポンコツ。福井照沖縄北方担当大臣は色丹島を「しゃこたんとう」と読んだポンコツ。神谷昇は岸和田市長選にカラんで裏金を渡したり受け取ったりしていたポンコツ。鶴保庸介さんは、沖縄の機動隊が「土人」という言葉を吐いても差別ではないと言い、後援会長が1000万円以上の裏金をもらっていた疑惑があり、六本木の高級クラブやガールズバーなどで接待されていた疑惑のあるポンコツ。門博文&中川郁子は同じ二階派の議員同士で不倫路上キスをするポンコツ。今はもう議員ではありませんが、ゲス不倫で話題になった宮崎謙介さんもポンコツでした。これにUSBを知らないサイバーセキュリティー大臣のポンコツや、大臣になった途端に次々と真っ黒なお金のやり取りが暴露されるポンコツがいるのですから、どいつもこいつもゴミばかり。さまざまなタイプのポンコツを揃えるポンコツオールスターズ、それが「二階派」です。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

事件が明るみに出る前から自民党に離党届を出すなんて、よっぽどの事件に違いないのですが、どうやらご本人は国会議員を続けるつもりのようです。国会議員には不逮捕特権というものがあり、国会会期中は逮捕されないことが法律で決められています。もちろん、国会の会期が終わったら逮捕されることになるのですが、もしも示談が成立するようなことがあれば、そのまま逮捕されずに国会議員を続けることになります。だけど、こんな人が国会議員であり続けるというのはどうなのでしょうか。僕たちの税金が「変態」のために使われることになるということをどう解釈すればいいのでしょうか。民意で決まったわけでもない国会議員が犯罪をして、堂々と何事もなかったように議員を続けることが認められれば、日本の政治はますます腐っていくばかりです。僕たちは田畑毅が議員であり続ける限り、自民党にしっかり抗議していかなければならないのだと思います。[了]

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