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【選挙ウォッチャー】 参院選2019・NHKから国民を守る党についての緊急声明。

最近、奇抜で頭のおかしい政見放送で話題になっている「NHKから国民を守る党」ですが、この政治団体は、反知性派カルト団体です。今回の参院選では、各都道府県の選挙区に候補者を立て、その数は自民党に次ぐ2番目の多さとなっています。常識的に考えて、NHKから国民を守る党の候補者が各都道府県の選挙区で勝つことはできないのですが、それでも各都道府県の選挙区に候補者を立てるのには理由があります。それは「政党助成金をもらえる可能性が高くなるから」です。立花孝志の目的はズバリ、億単位になるであろう「政党助成金」なのですが、そのための作戦は実に巧妙です。


■ このままなら1議席も獲得できない

現時点で発表されている情勢調査の結果を見る限り、NHKから国民を守る党が1議席でも獲得できる可能性は低いと言えます。各都道府県の選挙区は全滅濃厚。東京都選挙区で立候補している大橋昌信が5位につけているというデマを信じてドヤ顔をしていましたが、全滅は避けられません。可能性があるとすれば比例区ということになりますが、立花孝志は「99.9%当選する」と豪語したものの、選挙期間を通じて大きな伸びは見られないため、このままでは落選濃厚です。議席を獲得できなければ政党助成金を得られないので、それなら心配する必要はないと思うかもしれませんが、実は、1議席も獲得できなかったとしても「NHKから国民を守る党」が巨額の政党助成金を獲得する方法があるのです。だから、少しでも投票する人を減らさなければなりません。


■ 都道府県の選挙区でも2%獲得すればいい

各都道府県の選挙でも2%以上のシェアを獲得できていれば、国会議員が1人もいなかったとしても政党要件を満たします。これは全国比例で2%を獲得するよりもハードルが低いです。比例区には選択肢がたくさんあるため、その中で2%を満たすのは大変ですが、各都道府県の選挙区で2%を満たすのは用意です。というのも、多くの1人区では自民党と野党統一候補しか立候補していないので、NHKから国民を守る党を合わせても3択なのです。3人の中から選んでもらうのであれば、2%以上は取れるだろう。そういう計算のもと、立花孝志は1億円以上の供託金をかけて、それ以上の政党助成金をもらうために投資をしているのです。

例えば、宮城県選挙区では自民党の愛知治郎さんと立憲民主党の石垣のりこさんによる一騎打ちとなっていますが、そこにNHKから国民を守る党の三宅紀昭が立候補することで、自民党にも立憲民主党にも投票したくないという人たちの受け皿となり、現時点で5%のシェア率があるだろうと言われています。どこの選挙区でも惨敗して1議席も獲得できなかったとしても、現職の国会議員を引っ張ってきて、NHKから国民を守る党の所属になってもらえば、立花孝志は一気に億単位のお金を手にする権利を得られるようになります。まずは条件を満たすために各都道府県の選挙区で2%以上を獲得したいのです。立花孝志は、もし1人も当選できなかった時には丸山穂高に声をかけ、NHKから国民を守る党の議員になってもらうと宣言しています。いくら丸山穂高がロシアと戦争しようと言ってしまうぐらいにバカだとしても、さすがにNHKから国民を守る党に移籍するほどバカではないと信じていますが、それでもまったく信用はなりません。丸山穂高がNHKから国民を守る党に移籍すると、立花孝志は一瞬にして億単位の政党助成金を手にすることができるようになるのです。また、丸山穂高が移籍しなかったとしても、それ以外の国会議員に声をかけ、積極的に勧誘していくとしています。


■ 各都道府県で2%を取らせないための戦い

立花孝志が猛烈なクソ野郎であることは、これまでもお伝えしてきました。今回の政見放送でも、立花孝志はNHKのアナウンサーの3年前のカーセックス疑惑をしつこく何度も言いました。「忘れてやれよ!」という話なのですが、立花孝志はそれを掘り起こし、さらにYouTubeの動画説明欄に、その女子アナの顔や裸が掲載されているブログのURLを貼り、これまでに234万再生以上をしています。これはセカンドレイプ以外のナニモノでもありません。「NHKのスクランブル放送」という主張をするために、わざわざ女子アナの顔と裸を載せる必要がどこにあるのでしょうか。このように自分の主張のためなら、女子アナの顔と裸を載せられるセカンドレイプクソ野郎が「国民を守る」などとヌカし、あげく、「これはNHKのセクハラだ」とホザいているのです。こんな奴らに、僕たちの税金が原資となった政党助成金を億単位でくれてやるわけにはいきません。今、若者を中心にNHKから国民を守る党の政見放送が「面白い」と話題になっているのですが、何も考えずに投票させてはいけません。ぜひ皆さんのお力をお借りし、NHKから国民を守る党に投票しないように呼び掛ける努力をしたいと思います。


■ N国党の落選運動は、やりやすい

僕は今、選挙ウォッチャーとして全国各地を取材中ですが、「NHKから国民を守る党に投票してはいけません」と呼び掛ける活動は、とてもやりやすいです。「自民党に投票してください」とか「立憲民主党に投票してください」と呼び掛けるのは大変ですが、「NHKから国民を守る党に投票してはいけません」は受け入れてもらいやすいです。自民党に入れようが、立憲民主党に入れようが、公明党に入れようが、共産党に入れようが、あなたがどこに入れても構わない。ただ、NHKから国民を守る党だけには絶対に投票しないでほしいというメッセージは、ほぼすべての人が「わかった!」と快諾してくれます。僕も会う人会う人、話す機会があれば「誰に投票してもいいけれど、NHKから国民を守る党だけはやめてください」とお願いしています。だいたいは「そんなのに投票しないよ」と言われるのですが、そう言ってもらえれば安心です。


■ 推し候補がいるなら、もっと頑張れ

今、僕のまわりには宮城県選挙区の石垣のりこさんを推している人が多いです。石垣のりこさんを知り、その政策や人柄に触れるうちに魅了され、この人を国会議員にしたいと思う人がたくさんいるということなのだと思いますが、このように推しの候補がいる人たちは、NHKから国民を守る党の落選運動に加われなくてもいいので、もっともっと推しの候補を推してほしいと思います。

例えば、宮城県選挙区で投票用紙に「石垣のりこ」と書く人がいれば、それはすなわち、NHKから国民を守る党の三宅紀昭には投票していないという逆説が成立します。石垣のりこさんに投票する人が多ければ多いほど、三宅紀昭に投票する人はいなくなるわけですし、シェア率を下げることにつながります。だから、もっともっとたくさんの人に投票してもらえるように頑張ってほしいということになります。これは愛知治郎さんを応援している人たちも同様です。とにかくNHKから国民を守る党のシェア率を下げることが重要なのです。


■ 生活を「バカ」の手に委ねてはならない

選挙というのは、僕たちの生活がかかった大事な判断です。自民党や公明党が議席を取れば消費税増税は前に進められますし、イージス・アショアだって配備に向けて前に進みます。一方、増税に強く反対している共産党やれいわ新選組といった政党が議席を獲得するようになると、消費税増税は見直しの方向に進み、このまま官僚によるデータ捏造を許していて良いのかということにメスが入ることになります。消費税が増税されることになれば、その代わりに法人税は下げられ、大企業を経営するお金持ちの皆さんの生活はさらに豊かになります。アベノミクスのおかげで、僕たちの年金が株の買い支えに使われているため、株を持っている投資家の皆さんは株の暴落を避け、資産の安定が約束されています。ただし、もし日本の株価が暴落した時には年金も溶かされることになるため、僕たちがもらえる年金はさらに減り、ただでも老後に2000万円足りないと言われているのに、もっと足りないことになります。ただ、この世は弱肉強食の世界、能力なき者が野たれ死ぬのは自己責任です。多くの人はこういう世の中を求めて自民党を支持しているわけですから、文句はないのだと思います。自民党も自民党で世の中の人が求めている政策を提示しているに過ぎず、求められていなければ議席を失っているはずなので、これは皆さんが望んでいる世界だと言えます。しかし、世の中には「人生の負け組」と呼ばれる人たちはいるわけで、自民党に投票したくないという方もいらっしゃいます。そんな時、誰が一番庶民の味方をしてくれるのかを考えて、公明党は創価学会だし、立憲民主党は蓮舫や辻元清美がいるからパヨクだし、国民民主党は元民主党だからパヨクだし、共産党はパヨクだし、社民党もパヨクだし、れいわ新選組は山本太郎だからパヨクだし、こうなった時に選択肢が日本維新の会と幸福実現党とオリーブの木と安楽死制度を考える会とNHKから国民を守る党しかなくなり、幸福実現党は靖国神社を愛でているので素晴らしい政党だけど幸福の科学だし、安楽死制度を考える会は死ぬ話だし、オリーブの木はイジメられっ子が集まっているような雰囲気がしてトラウマが蘇るからイヤだし、日本維新の会かNHKから国民を守る党しかないんだけど、日本維新の会に投票するのはなんか面白くない。やっぱり政見放送であんなに大胆なことができて、NHKの受信料問題という僕たちの生活に直結する問題に真剣に取り組んでくれそうな気がするので、NHKから国民を守る党にしよう。そういう人も出てきてしまうのは事実です。

しかし、このNHKから国民を守る党こそ、他のどの政党や政治団体よりも「言っていることとやっていることが全然違う」のです。立花孝志はNHKの受信料を14年間不払いしてきたと豪語していますが、実際には払っています。NHKを相手に自ら裁判を仕掛けた末に敗訴し、ワンセグ機能付きのスマホでも受信料を払わないという判決を引き出したのは東京都から立候補している大橋昌信です。立花孝志は葛飾区長を相手に住民訴訟をしていますが、その訴訟の内容は「葛飾区はNHKに受信料をちゃんと払え」です。裁判が趣味なので、人々に「払う必要がない」と言うことでNHKから裁判を起こさせ、弁護士資格もないのに相談に乗り、NHKに受信料をごそっと支払うことでNHKに裁判する理由を与えず、「払ってくれるなら裁判をやめる」と言わせ、「勝訴した!」と言っているのが立花孝志です。多くの人が裁判のことをよく知らないため、立花孝志の勝利宣言の動画を見て「さすが立花さん!」とか言ってしまうのですが、褒められることで立花孝志は自分の能力が高いような気になって勃起しているのです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

僕は「選挙ウォッチャー」ですが、反知性派カルト集団に議席を取らせることは「テロリズム」につながると考えています。オウム真理教がテロリズムを起こしたように、NHKから国民を守る党はテロリズムを起こす可能性のある反知性派カルト団体です。「刑罰の対象にならなければ不法行為をしても良い」という思想は極めて危険であり、彼らにはマナーやモラルが存在しないからです。実際、今回の参院選でもカーセックスをしたというアナウンサーの顔や裸を載せたブログのURLを政見放送の動画に貼っており、これから議員になろうとしている人がセカンドレイプをするぐらいのクソさ加減です。立花孝志は自分たちの議席のために、女子アナの過去をほじくり返して、顔や裸を見せ物にして、自分たちを面白がってもらうためなら女子アナの裸を見せることを厭わないというクソ野郎です。「なんで立花孝志のことが嫌いなんですか?」と聞かれたら、自分の議席を取るために女子アナの裸を公開するぐらいに人間性が下劣極まりないからです。こんなクソ野郎が国会議員になるなんて、日本の終わりでしかないので、こんな奴に絶対に投票してはいけないのです。コイツは永久に無職の豚野郎にしておくべきです。だから、どの政党に投票したとしても、NHKから国民を守る党だけには投票してはいけないと多くの皆さんに呼び掛けているのです。

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