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親との関係。

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2023年4月8日
noteをはじめました。
御年49歳。
気持ちだけはあの日から変わらぬままの
永遠の○○歳。
なにもない日々に
何かを始めたくなった初老の戯言。
宜しくお願い申し上げます。
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2023年5月17日
no.74
★親との関係★

今日は83歳になる父のところへ行ってきました。父は車で1時間ほどの所の山の中に1人で住んでいます。TVのぽつんと一軒家ほどの山奥ではないですが、なかなかの山の中です。昨年は近くでクマの目撃情報もあったらしく怖いですよね。

父は83歳ですが、マキ切りをしたりして自然のなかで仙人のような暮らしをしているせいか、とても元気で、本日は筍(北海道のものは細い筍です)を山から採ってきたのとのことで頂いてきました。山菜採りの中でも筍は竹山に入って重い筍を背負って帰ってこなければならないのでハードなものなのですが、腰も痛いといいながら、たいしたものだと思います。

親との関係は距離が親密な分、問題が多いこともありますよね。わたしは母が小学5年生の時に家を出て別居になって、それからは父と3年間は2人暮らしでした。その後は父の母(祖母)も一緒に暮らしました。父は現代のイクメンなどではなく昭和の頑固親父でしたので、とても口うるさく厳しい人でした。子供の頃は怖い存在でした。ですが、趣味の釣りに連れて行ってくれたり、花火を見に仕事が終わってから連れて行ってくれたりしました。父子家庭でしたが、特に寂しかった記憶はないです。忘れてしまっただけかもしれませんが(苦笑)

父親とは自分が就職したあたりからの方がなんでも話せたりして、良い関係になったように思います。もともと、短気な人ではありますが冗談をいったり、面白い人ですので会話は楽しいです。一緒にお酒を呑んだりして盛り上がったりもしました。

父親に育てられてた名残なのでしょうか?若い頃からおじさんウケが良かったです(笑)うちの父親は本当に短気な人で気分屋でしたので、人の顔色を見るクセがついて、相手が何を考えているのかを自然に考えるようになって、なんとなく人の考えていることが分かる人間に育ちました(笑)

持論ですが、親とは適度な距離間があった方がうまくいくように思います。近くにいるとお互い頼りすぎたりして関係が悪くなる人もいるように思います。親子はなんでも話せるので関係がこじれると面倒なことにもなりますよね。

『親は子を選べず。子も親を選べず』

親ガチャなどという言葉もありますが、親子と言えども、もちろんですが性格も違いますし、考えていることももちろん違います。だから、本当に仲が良い親子でも、親しき仲にも礼儀ありではないですが、お互いに尊重しないと上手くはいきませんよね。

わたしはあまり親孝行ではないので、1時間ほどの近くに住んでいるのに、父には年に数回しか会いません。父もさっぱりしている人なので忙しいから来なくてもいいとか言われます(笑)その点は、わたしも父譲りのマイペースなので助かります。

動物が好きで、山でポニーを30年以上飼っています。とっても長生きなポニーさんで父は自分が先に死んでしまう、と冗談を言っています。父も83歳ですが、本当に長生きしてもらわないと困りますね(笑)動物が好きなのも父に似たようで、わたしも動物といると癒されます。ポニーは飼えませんが(笑)

親との関係がうまくいっていない人の中には、それが何かの要因になってしまっているのか、その他の人との人間関係にも影響を及ぼすことがあるとか。たしかに、自分の成長に一番か関わっている人ですし、自分の人格形成にも大いに関係のある人なので、感情表現などにも影響が出そうですよね。大人になっても親が過干渉過ぎる場合は、離れた方が良い場合もあるそうです。ある親にとっては子どもが自分の所有物のように感じる親もいるので、それでは良い関係など築けるはずがないですよね。

わたしには22歳の時に授かった現在27歳の息子が一人いるのですが、とてもではないですが良い親ではなかったです(悲)子供ができる前は、父親のように短気になって怒鳴ったりしないできちんと話をして子育てをしよう。と思っていたのに、父親とまったく同じ感情丸出しだった自分でした。短気もちゃんと引き継いでしまったようです(悲報)ですが、夫は穏やかで冷静な人でしたので、わたしが感情的な分、夫かフォローしてくれていたように思います。子育ては親が未熟なまま親になるので、人間性が大きく関わりますね(辛)

とは言いましても、わたしも父のように陽気な性格なので、息子との仲は悪くはないです。なんでも話せる方だと思います。息子も短気であったり、陽気な性格で気分屋でマイペース、親子三代で引き継いでいるようです。血は争えませんね(笑)

子どもの頃は親に頼るしかなく、親は絶対的な存在です。なので、親の意向にそおうと必死になってしまうこともあります。ですが、子どもが大人になるにつれて親の間違いに気づいたり、子どもの方が親よりも知識も社会性も人間性も優れていたりもします。そんなとき、大きな葛藤があったり辛い思いもすることもあると思います。でも、それを大人になってまで恨んでいたり憎んでいても仕方がありませんよね。自分でしっかりと自立して距離を置くなりして行くしかないですよね。関係を改善できないとしても、親は自分を生んでくれ、そこまで育ててくれた大切な人であることには変わりないのです。心の中でだけでも感謝することで自分も救われるように思います。

父親の元気な姿をみることができてうれしかったです!
まだまだ、長生きしてほしいです。

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