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昨日のMステ

三連休最終日の昨日。鬼の居ぬ間――ひよこがお昼寝しているあいだ――に夫がいつものようにテレビを点けると、何やら、ミュージックステーションのスペシャル番組が放送されていました。スタジオ(一部生中継やVTR)に代わる代わるアーティストが出てきて、タモさんとちょっと言葉を交わして歌うんですけどね、すごかったんですよ。

Coccoの「強く儚い者たち」を
YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly」を
THE YELLOW MONKEYの「LOVE LOVE SHOW」を
浜崎あゆみの「evolution」を
V6の「MUSIC FOR THE PEOPLE」を

この2016年に生放送で聴けるなんて!観れるなんて!

1995~2005年に中高大学生をしていたわたし、涙目。普段はひよこが起きてるあいだにテレビを点けることなんてないのですが、昨日ばかりは、点けっぱなしでした。

VTR出演だったけれど、いまの宇多田ヒカルを見れたのもよかった。彼女、同い年なんです。目の上ぎりぎりの重い前髪と前下がりの黒髪ボブ、装飾を落とした衣装、品性のある喋り方。33歳ってそういうのができておかしない年齢なんやな。仕事でぎゃーぎゃー言うとったらあきませんね。「女子」じゃない、「女性」にならないと。佇まいとして。

あと、V6って、わたしが中1のときにデビューしたんですけど、当時、坂本くんのこと、完全に「おっさん」やと思ってました。でも、まだ24歳だったんですね。いまのわたしより、9コも年下だ……。てことは、中学生から見たらわたしは完全体の「おばちゃん」。まだまだ知らないこと、できないことだらけだけど、「わからないんですぅ」然とかましてる場合ちゃうな。

図らずも、襟を正しました。

だけど、飛魚のアーチをくぐって
宝島が見えるころ
何も失わずに
同じでいられると思う?

Cocco「強く儚い者たち」

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