見出し画像

ココロと身体が落ちつく言葉のみつけかた

感情がゆさぶられたとき、感じていることをピタッと言いあらわせる言葉を見つけると、ワサワサしていた気持ちが落ちつきます。

ただ、はじめのうちは、ひとりで「これだ!」という言葉をみつけるのは、むずかしく思えるかもしれませんね。

まず、「正しい言葉を見つけなきゃ」というふうに力んでしまうと、身体がこわばってしまい頭も固くなって、言葉につまりますし。

逆説的ですが、ピタリと感じる言葉を見つけるためには、見つからなくてもいいのだぁとリラックスすること。「見つける」という目的を持たないことかな。


ゆったりと呼吸をして。
眠りこんでしまわないくらいに姿勢もゆるめて。

まずカラダ全体に意識を向けてていねいに感じたあと(これだけで落ちつくときもあります)、ワサワサしている部分に気持ちを向けて、感じとったことや思い浮かぶイメージを言葉にしていきます。

言葉はいくつ出てきてもいいですし、意味をなさない音でもオッケー。
色や質感、形についてでもいいですね。

出てきた音や言葉を口から発しながら、しっくりくるかなぁと身体の感覚でたしかめます。
試してみると、しっくりくるかこないか、ちゃんと感じとれるものだなぁと思うんじゃないかな、どうかな。

「良いようだけど…何かが …ちがう気がする…」
というときには、こうかな、こっちかな、という細やかな言い換えをしていくと、だんだん近づいていきます。

(急いで見つける必要などないですし、見つからなくても良いのですよ。むしろ気にせず、ユルユルとゆるんでいる方がよいです。

感じようとしている、触れようとしている、だけで意識を向けていることになり、潜在意識は動きはじめています。)

ピタッときた〜というときには、明らかな体感があります。これだよ、とわかる。
心と身体が落ちつく。痛みがラクになったり、涙がでたり、することもありますよ。

もし、感じて口に出す、だけでは分かりにくいときには、出てきた言葉を紙に書いていくのも良いですね。言葉になっていなくても、グルグル線を描くとか。

身体を動かす、ジェスチャー、踊る、でも。

内から湧きあがる何かに合わせて、自由に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?