・ミュージカルジョジョの奇妙な冒険を見に行ってきました。
前半は基本ミュージカルの感想、後半は小石川チエというプロレスラーが思ったことなどが書いてあります。

・帝国劇場、駅から直通になっていてすご、むちゃくちゃ劇場の駅だ〜！
色々な会場で舞台を見たことがあるわけではないので、劇場！！！！！という感じがしてわくわくわくでした。
会場から特別って感じがすると嬉しいのかもしれない。
チョコレート広場も市ヶ谷駅直通と言っても過言ではないですが改札抜けてすぐようこそチョコレート広場へ！という感じではないので…

・貸し出しオペラグラスが上限数達していたのでオペラグラス買いました。ついに。
チケットは一枚しか買えなかったので500の力で楽しむ気持ち、あります。

・舞台一幕最初から最高だったんですが老人のスピードワゴンがその時代のスピードワゴンになってラップをしたところでうきゃーーーーーーっ！！！！という感情になった。
そんな演出があるなら言って欲しかったな、オペラグラスで見たかったよ
オペラグラス初心者なので人がいっぱいいる時は全体を見てたんですけどスピードワゴンがあまりにも個人的に良かったのでもっとしっかり見ておけば良かった…
ラップ、すきっぽいしな

・星と泥の関係性、私はどちらを見るのだろうか

・ダニーが燃えるシーン衝撃すぎて笑ってしまうかと思ったそんなに？？？？？という感じ、ある。
原作でもそんな！？ではあるか…

・筒状のでっか〜い舞台装置がぐるぐる回っていたのですが、とてもでっかい
こんなの動かすの大変そうすぎる。搬入も大変そう…
リングはみんなでよいしょよいしょとはこんで作っていますがこの装置はよいしょよいしょと持っていけるのでしょうか…？

・1幕のディオ言い方がこれであっているのかわからないのですがすごく『人間』という感じがして素敵だったし動き一つ一つが嫌味なくらい綺麗だったりジョジョ！って感じの立ち方だったりしてすごかった…

・ダリオブランド──────────────────

・食事や勉強のシーンの机がぐるぐるしてるシーンがあったのですがジョジョとディオの対比がわかりやすいしかわいいな。マナーはダメかもしれないけど食べかたが健やかわんぱくすぎるジョジョ、いっぱいお食べ…

・スピードワゴンはクールに去るぜ、想像の五億倍クールにさっている
さっきまでめちゃくちゃラップをしていたのに

・ツェペリ男爵が私の想像上のツェペリ男爵がそのまま出てきていてびっくりしたし最高だった…ほぼ二次元。
歌も踊りも1番好きかもしれない。波紋…スーハースーハー
最後のお辞儀が手の甲で投げキッスみたいのしていて良すぎたのでチエもします。

・ツェペリの姓を持つ人の散り際が好きだから好きになっているのですが辛すぎる

・海に沈むシーン、絵画かと思った…

・メインテーマみたいな感じの曲が良すぎる。
YouTubeの公式で上がっているものに歌がついたものだと思うのですが、ミュージカルを見終えて最後の最後らへんに聞くと涙が出てしまう。人間讃歌…

・有料の配信もあるようなのでもし興味のある方は是非…！！！
会場で見た方が良い面が多く言われがちですし、体験として会場で見ることは最高なのですが、それはそれとして配信はスイッチングがあると役者さんの最高の表情を目一杯見ることができますし、全景だと追いきれなかった部分が見れという良い点もあります。
また、噛み締めながら見たり何度も見返したり細かいところを巻き戻すことができるので私は配信も大好きです。

・これに関してはプロレスも同じかもしれませんね、会場も配信も一長一短？
逆に考えるんだ…両方見てもいいやって

・「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た」ジョジョ1部の一巻冒頭で引用されていた詩がミュージカルでは全体に散りばめられていて、ディオとジョナサン二人の関係のキーワードになっていました。

・やっとnoteをこのまとめられている今は3月7日です。ミュージカルを見てから約２週間が経ちました。
感想をわーっと書きながらふと、私は今何を見ているのだろう、と感じたのでこのnoteを締められずにいました。

・基本的に日記として書いているので楽しかったー！で終わってもいいわけなのですが最高の体験をした後に自分の中で考えたことはここに書いておいた方がいいというのが自分のなかであります。　

・ここからはジョジョとは関係のない私の話になります。
今小石川チエは左肘脱臼で長めの冬休みをいただいている状態です。
やりたくって1番楽しいことを外から見ていなくってはいけない。
今から欲しいものがあったのに。
小石川チエでいられる場所にいることができない。
同期と並んで走りたいどころか遅れを取らざるを得ない。
後輩には負けたばっかりで、振り払わないといけないのに。
よくない感情ばかり増えて視線はずっと下を向いて足元のまま。なんならそのまま沈んでいってしまうくらい。

・お出迎えやオープニングでチエでいられる場所があったことと、試合をしていなくてもチエの売店やチャット欄でお話をしにきて下さったこと、そして同じくお休みをしている鈴木心さんとの交流や、やまいきフリマさんがあったこと、我闘雲舞のメンバーとの会話のお陰で沈み切らずに浮上して俯いて…を繰り返しつつなんとか日々をやり過ごしていました。

・つい先日やっと大幅な運動の許可が出ました。
詳しく言うとマット運動や軽めのプロレスの動きなどです。
先生とは闘いつつ真面目なリハビリに勤しんできた甲斐があったと言うものです。ほほほ
久しぶりにマットで前転をしてやっと今前を見たと言う気持ちになりました。試合復帰はまだですが。

・泥すら見えていないような狭い視界で過ごしていたのでここから先に何を見るのか、なのかなぁと思っています。
前を向いた先に私は何を見る？
落ち込むと極端に考えて視野が狭くなりがちですが気落ちする冬ももう開けるので春を目指して体を動かして参りたい所存でございます。

・復帰をするまで出来るだけ泣かないようにしようと心がけています。
それでも数回泣いているのですがそのうちの一回がBestBrosさん対CDKさんのタイトルマッチ。
配信ではBestBrosさんがちょうど入場されて肩車で客席を回っているあたり。
私にとって誰よりも特別なタッグチームがBest Brosさんなんです。
デビューして以来、我闘雲舞のリングから1番遠い場所で見た王者のBestBrosさんはあんまりにも綺麗でかっこよくて、そして先に入場したCDKさんはいつも通りCDKさんで。チエは悔しいとかぜーんぶ通り越して自分に呆れてという状態でした。

・3月13日の我闘雲舞の大会はタッグ4wayが決まっています。奇しくもそんな気持ちを抱いたおんなじ会場の新木場で。
BestBrosさんが王者のまま4組を相手取る形になります。
その中の一チームに同期の桐原さんがいます。
同期の活躍を喜ぶ気持ち、かっこいい桐原さんを沢山見たい気持ち。
そして置いて行かれて悔しい気持ち。
チエ個人の感情は悔しい、なので大丈夫です、自分自身に何やってんだろ…と下を見ているわけではなく真っ直ぐ今を見れているので。

・小石川チエはそれでも今回はBestBrosを応援させていただきます。
今回は？今回も！
何故なら私はBestBrosさんの前に帰ってくるつもりなので。
小石川チエも夢を見たいのでそれまで健やかに過ごします🌱