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#36 CULTIVATION AND PROCESSING IN THE COUNTRY OF ORIGIN -5

今回も、カカオの木の実についてのお話(P.47)

3番目の感染病として広がっているのは、冷害です。この菌は若い実だけですが、魔女のほうき病よりさらに広がりやすいです。この菌もまた、南アメリカでのみ流行しています。
加えて、ウイルスもあり、発症の引き金になります。感染した1年目は25%収穫減、2年目は感染した木は完全にダメになってしまい、3年目には木が死にます。東南アジア、特にマレーシアで育てているジャワカカオは、蛾がカカオの実に卵を産み付けました。幼虫は、新鮮なカカオの実をたべ、実も苗も乾燥してしまいます。

さらなる加工処理
カカオ豆の加工方法は、非常に様々なものがあります。新たなトレンドは、ローチョコレートです。これは温度を46度以上に加熱してはいけないというもので、伝統的なものと異なります。
しかし著者たちは、伝統的なやり方を好んでいます。基礎的な手順はどこでも同じです。しかし、ちょっとずつ違います。
カカオの実を収穫した後、カカオの実をあけ、パルプと一緒に取り出します。カカオ豆だけではなくパルプと一緒にというのが正しいポイントです。ここからもっと大切な工程、加工処理があります。

《keywords》
prevalent  流行している
desiccate  乾燥する
procedure  手順

おしまい(^^)

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