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日焼け止めについての個人的見解

ネット上で美容について発信している、どうやら正直そうで信用できそうな方の「この日焼け止めは焼けました」というコメントに対する人々の反応がとても気になってしまったので、この記事を書いています。

まずですね、
「えぇ~ショック!これ買っちゃった…捨てます」とか
「やっぱり!なんか変だと思ってた!もう買わない」とかとか
表明する人が実在しているっぽい事のほうがよっぽど、わたくしにとってはショックなんですけれども。
このSNS時代において、化粧品にまつわるアレコレが知れ渡るスピードは重々承知しているつもりですが、
美容については信念を持っていたほうが自分の身を守れますよ!
という事は声を大にして叫びたいです。
こういう事を書くと「お前誰だよ!」という声が飛んで来そうなので、先回りして証拠を提出しておきますね↓

わたくしは以上の資格の知識に基づいて美容に関する情報を精査し、実践や発信をしております、メイク研究家の智恵子と申します。
え?ご存知でした?
それはあなたの感性が優れているという証です。
信念を持つには知識も感性も必要ですからね、あなたなら安心です!
なお、「お前誰だよ♪」発言はリーゼントでロックンロールに乗せて歌い踊りながら、以外は認められておりませんので宜しくお願いします。

……え~と、何でしたっけ?
あっ、日焼け止めについて、でした。
手っ取り早く結論から先に申し上げてしまうと
直射日光に当たる場合はジェルタイプではない落ちにくい日焼け止めを使う
のが良さそうです、という事になるんですけど。
わたくしはこのところ前回の記事

で紹介した日焼け止めを使っているのですが、これはジェルタイプですね。
そしてわたくしの現状をお伝えしますと、ご時世的に外出を控えてます。
住まいは都市部で基本的な移動手段は徒歩or電車ですが、商業施設や駅までそれほど時間が掛かりませんし、最寄りは地下鉄駅です。
はっきりもっと勇敢になって言いますと、日に当たってないんですよ。
つまり、日常生活において日焼け止めの効果を検証できていません!
でも、検証はしませんし、日焼け止めも塗り続けます。
だって、紫外線怖いんですもの。

唐突ですが、実はわたくし海が好きなんですよ。
今回の見出し画像も、わたくしが出掛けた時に撮ったものです。
イイですよね~、海♡
眺めるのも好きだし、綺麗な海なら絶対に入って泳ぎたいです。
恰好付けなので、サンバイザーやUVパーカーやアームカバーなど装備する事はありませんし、泳ぐならビキニ一択ですね。
はい。海に行く時、わたくしは普段使っている日焼け止めは使いません。
レジャー・スポーツ用として売られているミルクタイプの日焼け止め
を使います。勿論、塗り直しのために、持っても行きます。
具体的にどんなものかというと、高SPF・高PAでウォータープルーフタイプのものですが、剤型で言うと、W/O型というものになります。
これは油性成分の中に水溶性成分がまんべんなく散らばっていて、乳製品でたとえるとバターのようなものなので、油分が多く、落ちにくいのです。
なので、ジェルタイプと比べると使用感が良いとは言えませんが、規定量をしっかり塗った上で状況に合わせて必ず塗り直し(重ね)もします。
すると段々、被膜感と閉塞感と白塗り度がアップして来るんですけれども、日に焼けるよりはましと考えて、我慢します!
日が落ちたら、全身クレンジングします。
日焼け止め専用のクレンジング剤も売られてますが、クレンジングオイルを使えば落とす事が出来るので、わたくしの場合、実験のために買って消費しきれていないクレンジングオイルをここぞとばかりに使います。
と、ここまですれば、肌色の現状維持は出来ます!
という事は、恐らく、焼けてません。

ここから激しく個人的な見解になりまーす♡

みずみずしく使用感の良い、白くならなくてまるで塗ってないみたい♪な
ジェルタイプの日焼け止めって「焼けた!」と感じる人が多いのではないかと思っているのですよ。
近年の日焼け止め市場ってすごいですし、SPFは50、PAは+++以上の商品ばっかりじゃないですか。
これは、日本では2012年に紫外線防止用化粧品の基準が改定され、表示方法も変わって、SPFの最高値が50、PAの最高値が++++となったせいだと考えられるのですが、この値の表示方法は国や地域によって異なるそうです。
でも、測定方法自体はSPF値もPA値も国際規格で定められています。
これをクリアしなければ日本では値の表示が出来ない訳です。
表示が出来なければ商品として売り出す事は出来ません。
だから日本のメーカーが表示しているSPF値・PA値に嘘はないはずです。
ただですね、この測定方法がですね、商品パッケージにも記載されていたりするんですけれども↓

これはビオレUVアクアリッチ ウォータリージェルのパッケージです

1cm×1cmに2mgもの日焼け止めを塗らなければいけないのですよ!
これって結構な量だと思います。
ジェルタイプは伸びが良いので厚塗りできないじゃないですか。
たとえむらなく塗ったとしても、うす~く塗り伸ばし広げてしまったら、SPF値もPA値も表示通りに出ないのではないかとわたくしは考えます。
少し時間をおいて重ね塗りする事を繰り返して行けば規定量まで到達できるとは思いますが、ただでさえ慌ただしいお出掛け前には非現実的です。

そして、ジェルタイプの使用感の良さってO/W型という剤型に由来していると思っているんですけど、これは水溶性成分の中に油性成分がまんべんなく散らばっていて、乳製品でたとえると牛乳のようなものなんですね。
だから、たとえ「汗や水に強いウォータープルーフ」と謳ってあっても、
まず水流、そして着ている物や動作による摩擦、それから汗や皮脂が肌の中から出て来る時の押し上げる力にも、前述のW/O型と比べると、どうしても弱くて落ちやすいのです。
こうして考えると、実際に使っていませんが、いま流行りのミストタイプも諸々弱そうですね~。どうして流行っているんでしょうか?
とは言え、
現在日本で売られている全ての日焼け止めは
・規定量(顔なら1円玉2枚分です)をむらなく塗る
・2時間おきに塗り直す
という事を守れば紫外線防止効果はありますので、心配しないでください
というか、この事を忘れないでください!

まあ、紫外線防止って物理が最強なのですよ。
日に当たらない・肌を出さない・日傘を差す・帽子を被る・スカーフを巻く・ヒジャブを着ける・サングラスをかけるなどなど。
ですから、これらがメインであって、日焼け止めはあくまでもサポートアイテムとして使いましょう、というのが定説です。
確かに、SPF値が高いものほど肌への負担も大きくなりますし、落ちにくいものほど落とす時のアクションが肌に負担を掛ける可能性も出て来るので、まずは物理を駆使した上で、日常的にはSPF30程度の日焼け止めで十分だという説はよ~くわかります。
でも、こういう当たり前の事を大きな声で言う専門家みたいな人って、一体どこから言ってるんでしょうか?
もしも都心の遮光カーテンを閉めきった部屋からだとしたら、日焼け止めの効果は検証できてませんから説得力がありませんし、それじゃあわたくしと一緒です。
わたくしは日に当たらない生活をしている自覚があるからこそ、使用感の良さを優先して普段使い用の日焼け止めを選んでいるのだと気付きました。
ご時世的に海水浴にも夢の国にも行けないので、レジャー用の日焼け止めもここ数年買っていません。
ところが日焼け止めは進化して、どれもこれも「せっけんで落とせる」事を謳ったり、使用感が良くなった事をアピールして来て、区別がつかなくなって来ているように感じています。
わたくしが以前レジャー用として使っていたパーフェクトなミルクも昔々は専用クレンジングが必要な代物だったのに、今年リニューアルして別物のように進化を遂げたっぽいです。
今年は買う必要に迫られたら嬉しいんですけどね~、まだそうなっていないので、使ってもいないものを皆様におすすめする事は出来ません。
でも、カシャカシャ振って使う容器に入った、サラサラなのに何となく油っぽさを感じるようなミルクタイプの日焼け止めはやっぱり落ちにくいです。
そして、適量塗れるという理由で効果をしっかり得られるはずです。
ですから、レジャーやスポーツやアウトドアに限らず
紫外線の照射量が多い地域にお住まいの方や直射日光が避けられない環境でお過ごしの方が日焼け止めを使う場合、
SPF50・PA++++・レジャーやスポーツ用と謳われたミルクタイプ
のものを選ぶと、効果が実感できると思います。


あの~、ちょっと確認したいんですけど、
よく彼氏とか旦那さんと比較している人がいますけど、それって他人だからあんまり意味がないですよね
っていうのは言っても大丈夫な事ですか?
えっ、駄目ですか?あっ、いや、確認なんで。
何の話ですか、って?
わたくし、父と写真を撮ったのですよ。
あんまり言いたくないんですけど、わたくしは父と顔がそっくりでして。
以前は肌の色も同じだったと思います。
はい、ご覧くださいませ↓

日焼け止めなど塗った事がないウォーキング8年選手の父と
使い分けもしつつ何だかんだ日焼け止めを塗り続けている娘とでは
このように肌色の差が出ております。
現場からは以上です。

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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。

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