月の満ち欠けとともに浮かんで消えてまた現れる、月の満ち欠け低浮上日記。
10月29日は満月でしたね。
これを書いているのは10月31日。そうハロウィン。満月の2日あと。
低浮上もいいところである。
言い訳なんだけど弁解させてもらうと、私はちょうど新月か満月のタイミングでよく頭痛になる。
以前からそうだったと言うか、この月と伴走する低浮上日記月を始めたことで月の周期を意識してみて、初めてそう言えばと気がついたのだ。

今日は新月だな、そろそろ満月だな、noteの日だな。
なんて日に限って、じわじわ小さな渦が頭の中に生まれてくる。

うまく休息をとりながら頭痛逃しをして、功を奏すれば、いつに間にか勢力を弱めて通り過ぎてくれるのだが、頭痛薬にもひるまない大トルネードが来たらもう最悪。横になって、時には吐いて、あとは暴風がおさまるまでただじっと堪える時間だ。

そんなわけで先日の満月もいつものごとくの頭痛デイだった。
だったのだけれど、この日はどうしても行きたい所があった。

実はというか、一度行ってみたいなと思っていたミュージシャンのライブが幸運にもめっちゃ近所の大ホールに来てくれたのだ。

こんな千載一遇のチャンス、そうあるもんではない。一念発起、思い切ってチケット購入したのが先月の話。
(迷いに迷ってチケット観に行ったらラス1だった。危なかった…💧。)

今回は、ライブにしては珍しく1人で観覧。
結婚して子どもができて、なんとなく出かける時は家族単位ということが長年当たり前になっていた。
基本的に音楽ライブは夫もセットでチケット買うので、単独行動でライブは考えてみると初めてかもしれない。
今や子どもも順調に親離れが進み、私も普段1人で買い物に行くし、友人に会いに1人で電車でGOしても、夫も子どもたちも快く送り出してくれる。

方向音痴なのに大丈夫？
と心配される部分もなくはないが、いや待て、今までだって私1人で目的地ちゃんと着けてるからね？
駅近徒歩10分の会場くらい、初見でだって辿り着けるさ。
1人で行けるもん！

人知れず息巻いて、宣言した通り、マップ検索を駆使し、テクテク歩いて会場へとたどり着いた。

予定外だったのは、午前中からズキズキと疼く頭痛。
おかげで体調良ければなんてことない、むしろ心地いいはずの爆音と照明が悪い方に刺激され、照明の強い場面や音響の響く時は目を閉じて凌いだ。

音が耳に反響してしんどい、照明で目が刺激されて頭が痛い、重低音が響いて呼吸が辛い。
はたから見れば、じゃあなんでライブに来てんだよという感じなんだろうな…。
体が爆音に慣れるまで凌げるよう、耳栓持ってくればよかった😭。
自宅を出発する小一時間前の、自分の判断ミスに後悔する。
しかしライブ会場で耳栓つけてたらそれこそ
コイツ何しに来てるんだ？
って顰蹙かうかもしれない。見ようによっては嫌がらせだもんな…。

座席で呼吸を整えながら、今さらながら自分の頭痛癖に涙目になりつつ、でも演奏は素晴らしかった。
後半は楽しむ余裕も戻ってきて、素敵なMCに笑ったり、アンコール、そしてラストの演者の退場まで、見届けることができた。
やっぱり来れてよかった。
こんな近くの会場でこれからも生ライブが聴けるなら、絶対次も行きたい。

あと、つけてても顰蹙かわない耳栓ってないものかな。
耳が慣れるまで刺激を抑えるためのイヤホンです、みたいなメッセージをつけたらいいのだろうか。
そんなことを考えつつ満月に照らされ帰宅した。


2日明けての今日はハロウィン。
前回記事で書いた医療マンガ大賞は絶賛作成中である。
締め切りまであと数日。
ギリギリじゃん💢と自分を叱咤激励しつつ、体調も戻ったし、諦めずに作って出そうと誓う10月末日です。
ではまた次の新月まで。
読んでくれてありがとう。