両親が出会ったきっかけの一つは「音楽」だったそうだ。
その両親は自然の成り行きで（？）姉にピアノを習わせた。
姉が練習している曲を、
当時の私は聴いたまま、真似して弾いていた記憶がある。
多分小学校に上がる前だったから、４、５歳の頃だったと思う。
楽譜は読めなくても、頭の中に音楽がそのまま入ってきた。
そして不思議なことに、頭に入ってきた音楽は、勝手に指から出ていったのだ！

今考えると、母のお腹の中に住み始めた時から、音楽を聴いて育ってきたのかもしれない。
「耳」ができるのは、妊娠14週から18週あたりだそうで、その頃から聴力もあるのではないかと言われている。

音楽の池で育ったおたまじゃくしの私は、姉がピアノをやっているという理由で、小学校1年生からピアノ教室に通うことになった。

今でも、最初に弾いた曲は覚えていて、「ド」と「レ」だけの曲。

レドレド　レレレ　レレドド　レレレ　
たこたこ　あがれ　そらまで　あがれ

みたいな歌詞がついてた気がする。
それが、記憶している限りでは、初めて楽譜を読んでピアノを弾いた瞬間だった。
そして、弾けた時、嬉しかったのを覚えている。

そこからずっと、いろんな音楽をやってきた訳だけれども、
両親がピアノのレッスンを続けさせてくれたこと、本当に感謝しています。
そして、ピアノのレッスンだけでなく、その後の吹奏楽部での活動や、その先のまさかの音大進学まで、、、両親の理解がなければ（流石に音大行くって言った時は若干喧嘩になりましたが、、、笑）、今の私のキャリアはなかったと思います。本当にありがとう。

さて、ご報告ですが、
今回、スタジオを始めてから３ヶ月が経ち、その間の成果や課題が見つかりました。
そこで、それらの課題を解決すべく、新しい機材を導入することになり、
それにあたり、とても大切な人からご支援をいただきました。
その方との出会いやエピソードを話すとスターウォーズシリーズみたいになりそうなので、それは次回以降といたしますが、笑
その方のおかげもあって、レッスンにおける新たな可能性が広がりました。
新たな機材については、後日ご紹介させていただきます。

オープン３ヶ月経過を目前に、事業メンターの武田さんと、この３ヶ月間の成果や課題の洗い出し、今後の事業計画ver2を作成いたしまして、
来月からいよいよ、第二四半期となります。
新たなリサーチや目標も見えてきたので、まずはやるっきゃないですね！

これまで、たくさんの「先生」と出会ってきましたが、
その中でも継続的に習った先生というのが何人かおりまして。

その方たちとの出会いは、偶然そのものでしたが、
多くの影響を受けました。

今まで私の音楽とパーソナリティを育ててくれたクラシックのピアノの先生、ジャズピアノの先生、オルガンの先生、
ジャンルは違うけど、書道と日本画の楽しさを教えてくれた習字の先生、
今考えると、どうやって生きてたのかわかんないけど、仙人みたいだったそろばんの先生、
Boot Campみたいな大学で、本当に最先端のアートと建築を教えてくれた先生、
そして、私に０から物理を教えてくれた家庭教師の兄様（後の事業メンター）、
そして全ての人との出会いが、私の血となり肉となり、この体の一部となっています。
直接会えない先生もいるけれど、どうかお礼が届きますように。
本当に、いつもありがとうございます。

後日談となりますが、
自分の音楽スタジオを「やります！」と言った時、
皆さんの反応が予想以上に大きく、また暖かなもので、正直驚きました。

多分、それは、自分以外の人から見て（も）、シンプルに「私に合ってた」ことだったんだと思います。

自分が見える自分は、鏡に映った自分しか見えないので、
もしかしたら、私が見れない「自分」を見ると、
この事業をやることはとても自然なことだったのかもしれません。

がんばるぞ。