我が家の小さな茗荷谷

こんにちは。
9月になりました。
夏の暑さを引きずりつつも、朝晩はちょっとずつ涼しい風が吹くようになりましたね。

私の家には庭があるのですが、季節によって植物ごとにいろんな表情を見せてくれます。
ですが、今年の夏は本当に暑かったみたいで、今まで枯れたことのない植物たちも葉が焼けて枯れてしまったり、(枯れるギリギリだったり)、人間同様、大変だったみたいです。

先日植物の植え替えをしていた時に、今まで見たことのないくらいの大きさのトカゲがニョロニョロ!と出てきたり、(ヤモリ🦎かと思った)
元気よく育った茗荷達の根元をススススーッ!と移動していく、小さなトカゲも居ました。
この「小さな茗荷谷タウン」をはじめとした私の庭が、今の状態になるにあたり、
住み始めた数年前のことをふと思い出したりしました。

元々は祖父母の家だったところを、現在私が賃貸しているのですが

やはり家主が居なくなると、なんとなく植物も覇気がなくなるような感じで
住み始めた当時は、みんなひっそりと、静かに生えていました。

祖父は特に庭の手入れを良くしていて、タバコをぷかぷかさせながら家の周りを一周して植物の手入れをするのが日課でした。

それに秋口になると、たわわに実った赤い実を目掛けて、たくさんの鳥が来るのですが、
それを嬉しそうに見ていた祖父の顔を子供ながらに覚えています。

私が住み始めた当時は、祖父も祖母も亡くなってしばらく経っておりましたので、
庭の状態としては、良くもなく、悪くもなく、虫も、時々蟻とかダンゴムシとかが居るな、という感じでした。

その後数年かけて、草むしりや肥料、剪定や薬の散布、野菜くずを干して腐葉土と一緒に混ぜ込むなどした結果、

今は本当にダンゴムシやミミズの数も増えましたし、
彼らが増えたことで、本当にふかふかの土が作られるようになりました!
(この前触って感動した!)

そして結果的に、トカゲといった、ダンゴムシ君達よりも上のピラミッドにいるひとたちも増え、
少しずつ、豊かな生態系が作られてきているように感じます。

野菜は作ったことはないんですが、ハーブはいくつかあって、

・ローズマリー
・ミント
・ラベンダー
・レモングラス

このあたりは古株になってきました。
今年か来年あたり、月桂樹を植えたいな〜。

その他には、名前が分かる限りでは
・オリーブ
・ユーカリ
・茗荷
・南天
・花海棠
・木瓜
・小葱
・八手
・ツツジ(色んな種類)
・金木犀
・紫式部
・アロエ
・ピラカンサ(先日この棘にブスッと刺されて負傷🤕笑)
・ナギ
・朝霧草
・桔梗
・紫陽花
…などなど、

その他にも、「君の名は!」な植物がおりまして。
こうみると、すごい大家族ですね(笑)

虫にビビりながらも土を触ったり
葉っぱの匂いをかいだり
葉っぱの様子を観察したりすると
自然と心が落ち着きます

まさに家電に付いてるアース線みたいに
自分の中で帯電していたものが、地面に逃げていくみたいな感じです

時々自分の判断を誤って枯らしてしまうこともあります

でも、「ダメかな…」と思いつつ、ケアしていると、時々復活するひと(植物)もいます

多分根っこが生きていれば
土から上が枯れても
いつか、パワーが溜まった時に
芽を出すんだと思います

自分の根っこも、こうでありたいと
庭の樹々であるたくさんの先生から習う日々であります。

焦らずじっくり土壌を作ることは、
音楽を極めていく道とも似ている気がします。


ぜひぜひ遊びに来てくださいね☺️

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