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18:組織運営はやはり愛を込めることなんじゃないかと改めて思う。

看護職の教育支援をしています。一ヶ月に一度数日滞在して看護部全体の動きを捉えます。組織としてのミッションを意識しながら、看護の視点を育てるためのコンサルテーションを行っています。

もちろんそれ以外は、メール、ライン、いろんな形で、サポートしています。

さて。

組織を運営する上で、大切なのは、共通言語とビジョンがあることだと思います。

それがそれぞれの立場で、どのように理解され、何が足りないのかを現状分析していける管理職を育てています。

教育計画を立てないといけない。 数値目標を立てないといけない。

そういった ネバナラナイ をやり抜くときに忘れてはならないのは、「人のため」に行っているということを忘れてはいけないと思っています。

これは、働く人、患者さん、地域におられる人々のためになるのか。

立派な目標ではなくて、「そうだよね、それが必要だよね。そのためにこの計画だよね」とわかりやすい指標が必要なんだろうと思います。

教育支援していると「こう言いました」「こう指導しているのですが」という「やってます」という話はよく聞きます。でも、「やれているか」というところにおいては、なぜ、できないかという視点には至っていないことが多いです。

やらない方が悪い、なんで、言語道断です‼︎

管理職をしていたときに、達成したい目標があれば、なぜそうかを、スタッフに大いに熱く、(暑苦しく?笑)語り、夢を語る管理職でした。

そして、その夢を果たすことにより、スタッフも元気になる、スタッフも報われる、患者さんも元気になる、ということを熱く語ります。

何かをなすときに、スタッフが不幸になるのは絶対嫌なんです。それは世の中にとって必要なことではないと思っているのです。だから、何度もわかってもらうまで語ります。そこで起きる弊害は自分が身を挺して守ってあげたいと思っていました。いま教育支援をする立場でもそう思います。

青臭いですか?

「自分が好かれたい」ではなく、「その人が幸せになってほしい」と思えば、伝わる言葉が10倍にも100倍にもなると信じています。

愛情を持って考える。

自分ごととして捉える。

傷つけない。勇気付ける。

安全な職場であると思ってもらえる。

組織に血肉を注ぎ込むために必ず必要なことだと思っています。

たった月に一度の訪問でも、「もっと来てほしいです。」「一緒に働いてほしいです。」といってもらえることが、私自身の大きな励みです。

あ、教育成果をちゃんと「出さねばならない」ですけれど、ね(笑)

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