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ヘルスケアエヴァンジェリスト実践報告会レポート

<ヘルスケアエヴァンジェリスト実践報告会レポート>

(長文です)

9月6日。
白熱道場修了生、つまり

ヘルスケアエヴァンジェリストの

実践報告会がありました。

それぞれ、本当にそのご自身の立ち位置で

できることを模索し、整理し、概念化し、

実践されていました。

有山さんは

訪問看護ステーションにおいて、

看護職ではなくマネジメントを発揮しておられます。

様々な問題はどの現場でもおきますが、

それには、

真の問題点(問題の本質と理解しました)と

感情の問題という2つの側面がかならずあって、

それを解決するために、まよったら

白熱道場で整理し学んだことに立ち戻るとのこと。

立て直すときに、

デザインして、組み立て、どこに向けて、

何を目指すのかを

明確にすることで人に伝えるというお話。

社長である看護師の「看護観」をささえ、

専門職自身の意思決定を支えるという視点をおもちでした。

これは多分、

その人の職能や倫理観を

支えることにもなりますね。

東門さんは

新しい職場で、そして、社会的な様々な役割を

担われていました。参加者から

「いつやすんでいるの」という質問もでるほど、

様々な分野に取り組んでおられました。

その中で、

それぞれの立場において、

白熱道場で学んだ8つのチカラがどのように作用し

どのように自分を形成し、

活動させているかということを

とても整理し、表現し、つたえてくださいました。

教育現場においては、

職種や立場におけるコンピテンシーについて考えて、

不足を補ったり得意分野を引き出したりすることが

おおいのですが、

彼女の表現は

やりたいこと、やるべき事の実践につながる

大変わかりやすいものでした。

講師から、目的の設定や機能の表現の仕方など

アドバイスがあり、さらに深まりました。

森田さんは、

病院で大きなシステム導入をする際に、

白熱道場で学んだ力をとても有効に使い、

変化するときに起きがちな、様々な問題に取り組んだ

経験をはっぴょうしてくださいました。

病院のミッションとは別に

そのミッションを果たすべく、

「みんなにとって、必要なシステムを作る」という

自分の目標をおき、見事にミッションを果たされました。

前田さんは、

1期生としての発表です。

彼女は大学院にもいかれ、さまざまな医療・介護・福祉の

活動にかかわっておられるとても才女であることは

承知しておりました。

それが、

実は一つの大きな伏線としてつながり、

自分自身の

「介護現場の職員の支えになる」ために

研究会を立ち上げたり、人材育成のノウハウを

考えたりと、アカデミックな活動のその先が

明確な目的があり、

現場にしっかり根ざしているということを

発表を聞いて感動しました。

伏線回収をされて、さらにその先を、

そして彼女の芯に触れることができたからだとおもいます。

彼女の発表のキーワードは「探求」だったようにおもいます。

わたしは、この4人以外の

参加者の皆さんの意見や感想にも

いろいろと学びをいただきました。

新たにイノベーションを起こすことはとてもすばらしい。

同様に、

必要とされる現場と職業と職能を深め

探求し、立っている場所で

地域を支え続けることの素晴らしさも

再認識したのです。

結局、

「どのように、何を目指すのか」を

「だれのために、それをやるのか」を

ちゃんと描ける人が

どの現場にいても、自分の活動や仕事に

ちゃんと意味形成し、

自分も周りも幸せにするのではないかとおもいます。

誰かを納得させるためではない。

誰かに尊敬されるためではない。

必要とおもうからやっていたらこうなった。

そして、そこに、白熱道場の学習内容の意味を

学習した時から時を経て、

意味形成していき、

価値を見出してくださっていることに

講師陣はとても感動したと思います。

これからもよろしくお願いいたします。


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