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ベトナムの軽井沢・ダラットで暑さ無縁の快適な週末

こんにちは。
ホーチミン市在住のChifukuです。

ダラットはベトナムの軽井沢と言われるだけあって、日中は25℃と快適。

朝晩は15℃くらいと寒くなるので、寒さに弱いベトナム人はダウンを着用。
夜はなかなか眠れないほど寒くて、こんなに涼しいベトナムは初めてです。

フランス植民地時代に開発されたとあって、フランス風の建物が沢山。

欧米人はもとより、韓国(仁川空港)から小さなダラット空港へ直行便が飛んでいるせいか、韓国人の団体バスをあちこちで見かけました。

そんな外国人には人気だけど、日本人にはあまり馴染みのないダラットの2泊3日の素敵な休日をご紹介します。

国際線と国内線が同じビル
花がある素敵な街並み
ベトナムと思えない涼しさ

往路

以前ハノイへ行く時に、往復とも3,4時間の大幅遅延で、便も変更できないというベトナムのLCC VietJetに懲りたはずだったけど、セールの価格をみてポチッと押してしまった。

しかも、どうせまた遅れるだろうと思って金曜日の16:35発の便にしたら、なんと遅延の連絡がない!

出発当日朝、便変更のメッセージがくるはずなのに、期待に反して予定出発すると言うメールが来た。

「早退しないと間に合わない!」

やはりVietJetはことどとく期待を裏切ってくれるな〜

珍しくオンタイム
有料で足元広めの席を確保
ホーチミン市から50分でダラットへ

空港を出て、市内行きシャトルバスを探します。

職員ぽい人にバス停を聞くと、
「バスはない。タクシーオンリー」
と言われる。

「そんな〜!」

慌てて空港ビルに戻りました。
定額タクシーの受付は、預け荷物受け取りの所にあるからです。

シャトルバスは運行してなかった

普通一度空港を出たら戻れませんが、事情を説明したら、セキュリティチェックして入れてもらいました。

タクシー会社は、毎年ダラットを訪れているというベトナム人オススメのLadoです。
他にもたくさんあるけど、並んで待ちました。

カードにホテルの行き先を書いてくれて、ドライバーに渡すと、定額で連れて行ってくれます。

街中で2度ほど遠回りされたけど(混雑回避のためかもしれないが)、ドライバーと会話することなく、下車時に額面を支払うだけ。
安心で快適でした。

バスがなくて定額タクシーLadoで15.5万ドンと良心的な価格

Tulip(Hotel★★)

1時間弱でホテル前へ。

「タクシーで良かった〜」

山なので起伏が多く、街中は建物でごちゃごちゃしているので、バスだったら絶対迷ったと思う。(方向音痴)

今回の宿は立地だけで決めました。
湖畔沿いに高級ホテルもあったけど、美味しいパン屋やお土産屋が多そうなエリアに。

でも壁が薄くて、音が筒抜け。
(レセプションでワインを開けてもらった時、部屋まで「ポンッ」て聞こえた)

ベトナムではいつもこの価格の2倍の5つ星だったから、もう少しランクが上でも良かったかな。

目の前がLien Hoa(パン屋)
歯ブラシ、シャンプー、石鹸、ドライヤーはある(スリッパはなかった)

Lien Hoa(Bakery)

ホテルの目の前は人気のパン屋さん。
ベトナム人からも勧められて、目の前のホテルに決めた。

朝も晩もものすごい混んでいる!
昼間のみ客足まばらでした。

18:30でこの品揃え
ベトナム人はやっぱり甘いのが好き?
このチーズケーキパン、美味しかった
(コルクはフロントで開けてもらった)

Cau Dat (tea village)

翌朝。
行きたい所は沢山あったが、Ladoの貸切タクシーは一日1,100,000ドン。

値段はさておき、自分で行く旅をしたかったので、まずは湖を散策。
するとバスを発見!

Googleでバスの行き先を確認して、滝がありそうだったので、
「滝に行くよ」と言って乗りました。

運転手や乗客のおばあちゃんが何か言っていたけど、お互い言いたいこと言って通じ合わないまま出発。

おー!バス発見!
1時間ほどで滝が見える所で下車
トレッキングルートが整備されている!
30分歩いても、湖には辿り着けなかった
トレッキングルートではなく、お茶などの収穫物を運ぶバイク道だった…
せっかく来たので一つ手前の風車の所へ戻ると、そこは茶畑だった
お茶工場はClose(監視員はいる)
絶景が見える所にはカフェだらけ
茶畑方面の席でまったり

バスでおばあちゃんが風車の所でしきりに指さしてたので、何かあるんだろうな〜と思って行ってみたのが良かった!
(工場がクローズしていたのが残念)

いい感じの風景が堪能できたのは良かったけど、30分待っても帰りのバスが来ない。

市内まで歩くと6時間。

暗くなる前に帰りたいと思って、歩き出すと反対方面に行き乗ったバスが!
(思わず運転手と目が合う)

良かった。
あのバスを待とう。
バス停に戻り、結局合計40分間待ってバスに乗れました。

景色の良いカフェはダラット中あちこちにあるのですが、徒歩では行けないので、偶然行けて良かったのです!

Xuân Hương(スアンフーン湖)

一度ホテルに戻ってスマホを充電。
(GPS使うと電池の減りが早い…)
再び湖畔へ戻って小一時間、湖を1周しました。

アーティチョーク型のカフェ
大型スーパー Go!
パンがたくさん!おいしそ〜
ベトナムはパンが美味しいんですよね
焼きたてピザも美味しそう!
ダラットワインは残念ながら不味い…
(一通り飲んだ個人的な感想)
ホーチミン市より、コーヒーが安い!
ダラットコーヒー購入。85,000ドン
(ホーチミン市では116,000ドン)
ハス?
あいにくの天気
湖を一周している人が大勢います
晴れてたらもっと綺麗だったかも

Langbiang(ランビアン山)

翌日。
18:20発までたっぷり時間はある。
8時にチェックアウトして、ランビエン山へバスで行くことにしました。

バス停までバスがないと言われて、1時間歩いて行くと、ランビアン行きのバスはないとのこと。

Grabを呼ぼうとすると、運転手と直接会話してくれました。

Mai Anh Daoのバス停にはランビアン行きのバスはなかった
途方に暮れてたら、道を尋ねたおじさんがGrabを呼んでくれた!
30分、42,000ドンで到着。Grab便利
バスや貸切タクシーがずらりと並ぶ
頂上までジープで行きます。歩いてる人は若干いましたがジープがお勧め
車が7名、ジープが4名でグループになる。車が来るまで待機
何故か韓国語の説明付き
天気が良くて、花が綺麗でした
パンナコッタは硬めだが、いちごソースは美味(ダラットは苺が有名)
いい眺め〜
頂上には40分間滞在しました。
韓国人、多いんですね
やはりGrab圏外。タクシーは22万ドン…歩いて帰りました。

Nhat ly(Restraunt)

Grab圏内に入ってからも、お昼時だからか、Grabがなかなかつかまらない。
(お昼の宅配しているように見えた)

市内に近づくと、道が別れるように複雑になってきた。スマホの充電も減ってきている。

最後の徒歩45分くらいのところで、
オヤジが「乗ってく?」と聞いてくる。

スマホで行き先を見せると、
「3万ドン」

Grabは2万ドンだけど、、、
「OK、OK」

交渉成立。
良かった〜

充電が3%だったので。
わずか15分でレストランに到着。
やっぱりGrabは楽〜

しかもベトナムでは口頭の交渉でも、インドのようにぼったられないし。

レストランはほぼ全員外国人。
充電をお願いしている韓国人がいたので、「私も!」とスマホを差し出しました。

39%まで回復。助かりました!

欧州の団体のほか、韓国人が沢山
英語メニューあり。
1人用から量を選べる
ビールとステーキで200,000ドン!

Langfarm(食材)

町中のあちこちに店舗がありました。
ここでお土産を色々買いました。

どの店舗もセンス良い
アラビカとロブスタの比率が違うコーヒー3種類。計244,000ドン
さつまいもチップス34,000ドン(自分用)
ダラットワイン156,000ドン。飲んだことない種類を選んだがやっぱ不味い
ブッフェ行きたかったなあ〜
夜は店の前に屋台がずらりと並ぶ
(日本なら営業妨害?)

The Choco(チョコレート)

ほぼ全種類、試食可能
Berry Hop 12(95,000đ)
楊枝入り
美味しい

帰路

行きと同じLadoで帰ろうとしたら、見つからない。
昨日の夜とか、街中でたくさん待機していたのに。
日曜日14:00だと、観光中なのかな。

仕方ないのでGrabでタクシーを呼ぼうとしたらLadoより高くて、バイクにしました。

バイク気持ちいい〜
上着を着る間もなくすぐ来たので、半袖でちょっと寒かったけど。

但し、山道で未舗装の砂利道もあったので、バイク乗り慣れてなかったり、夜はやめておいた方が良さそうです。

疲れたから早めに空港へ
バイクだと1時間超
復路もオンタイム。どうしたVietJet?

飛行時間わずか35分。
19:05にホーチミン市着。

31℃。蒸し暑っ!

ダラットへ戻りたくなりました。
家に着いたら即、プールへ直行(笑)

朝6時でもこの気温。年中夏

費用

今回はVietJet&2つ星ホテルだったので、旅費は約2.6万円ほど。
過去最安値のベトナム国内旅でした。

その分、コーヒーやチョコなど、お土産を沢山買いました。
こんなにベトナムでお土産買ったのは初めてです。

VietJet(SGN-DLI) 7,580円
VietJet(DLI-SGN) 8,555円
TulipⅠHotel(2nights) 1,117,200đ
Langbiang(Ticket&Deep) 170,000đ
Taxi(空港から市内) 155,000đ
Grab bike(市内から空港) 172,000đ
Bus(Cau Dat) 60,000đ
Grab bike(Langbiang) 62,000đ

まとめ

コロナ後だからか不明ですが、他の地域以上にバスが走っていないので、Grabやタクシーになります。

ベトナム人はもちろんレンタルバイク。
1日10万ドンと格安だから、家族やグループでもバイクだそう。

そんな不便なダラットだけど、雨期が過ぎた今の時期、晴れると花や緑がとても綺麗で良かったです。

来月はベトナムの離島、
フーコック島へ行ってきます!


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