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理想と現実と背中を押してくれるもの

自分が出席した成人式は、気づけば10年以上も前のことになった。
「大人」になってもう十分すぎるくらい時間が過ぎたけど、過去の自分が思い描いていたような理想の大人には遠いな、と思う。
本当はもっと颯爽と世間を駆けていくような強さと、何事も受け止めてかつ折れないしなやかさを持った人になっている予定だったのに。
現実の自分は、内心周りの反応を気にして右往左往してじたばたしてる。
能力以上に見せようとしている自分は、なんだかとても不恰好で、全然変化していないんじゃないかと落ち込むばかり。

そんな時に、ふと思い出すのがさとねことちゃんのこのnote。

私がnoteを始めた頃に出会ったこの作品。
理想と現実のギャップにもやもやして、もがいている自分のこと、だいじょうぶだよって言ってもらえた気がした。
不恰好にもがいているうちに、確実にステップアップしていることもある。
そして、いつか背伸びが背伸びじゃなくなって、素敵な世界が見れるんじゃないかな。
そんな前向きな気持ちになれた。

分不相応かな、と思うような素敵な靴でも、いつか似合う自分になりたい。
改めて思った成人の日。

(さとねことちゃんの1ページ漫画、どれもめちゃくちゃ雰囲気があって好きという言葉じゃ足りないくらい好き。マガジンはこちら↓)


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