鹿砦社への抗議文

 2018年7月3日
 木下ちがや          

 2018年5月発売の鹿砦社の雑誌における李信恵さんに対する私の発言については、発言したことは事実であるものの、その内容については根拠のないものであり、その旨、6月8日に「私の鹿砦社の書籍における性差別的・レイシズム的発言について」という、経緯を説明した謝罪文をすでに発表しています。
 この謝罪文を発表するまでの過程について、鹿砦社のブログ「鹿砦社通信」6月5日付において、私に対して「水面下ですざまじい攻撃」がなされて、糾弾、総括がなされて「口封じ」「隠蔽」がなされているかのようなこと書かれています。
 しかしながら、そのようなことは一切なされていません。私が6月8日に発表した文章にも書きましたように、家族からの助言、また関係者から事態を整理するためのアドバイスはあったものの、あくまで私自身の自主的な判断に委ねるというものでした。こうした助言やアドバイスがあったからこそ、私が孤立感を抱き、ますます判断能力を失うような状態に陥ることが回避できました。そしてもちろん、現在にいたるまで、鹿砦社側から私への連絡あるいは私とのやり取りは一切ありません。
 鹿砦社が私の発言を許可もなく書籍に掲載したことについては、もちろん抗議します。ただし発言の内容については私自身の責任です。そのうえで、私自身を支え、適切な問題解決の方向に誘ってくれた家族を含む関係者を、あたかも「口封じ」「隠蔽」に加担したかのようにでっちあげた6月5日付の鹿砦社のブログ記事は、事実を歪曲するものに他なりません。
 鹿砦社に対して、このようなデマの拡散に強く抗議し、家族ならび関係者への謝罪を要求します。


                                                                                                 

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