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◇日記(-2020)

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日記のほか、考えごとを綴ったりしています。2日に1回くらいのペースで更新中。
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2019年11月の記事一覧

◇句読点、さくっと打てん

文章を綴っているとき頭を悩ませることの一つが、句読点。使う言葉やその並びはおおよそ決まっているのに、句読点をどこに打つか悩んで、進まなくなってしまうことも多々あります。

特に意識せずに句読点を打つ場合、わたしが基準にしているのは多分「音にしたときの区切りやリズム」です。実際に話すときのタイミングとはきっと違う。けれど文字を打ちながら、頭に声が響く感覚がある。抑揚もあるし、どこかで息継ぎをしたり、

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◇本の帯、取っておく派

帯に限らず、しおりやチラシなど、本に付属していたものは全て保管します。位置もそのまま。だからしおりも、別に用意してあるものを使います。
読み始めるのは、保護のために透明なカバーをかけてから。
手に入れたときの状態をなるべく維持したい、そういう気持ちがあります。
ところで帯の保存に関して、表紙の下へ入れたり、折りたたんで本に挟んだり、ファイル類で整理したりと、色々な方法があるみたいですね。保存しない

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◇お酒にめっぽう弱い話

下戸です。アルコールを口にすると顔がすぐ真っ赤になります。
父は体質的に弱く、母も好まず、両親が飲むところを見た記憶がありません。ただし双方の祖父は大のお酒好きでしたし、叔父やいとこはビールを飲みます。だから親戚が訪れる盆や正月だけ、母はアルコール類を用意していました。

兄と弟も体質的には決して強くないのですが、彼らは好んで飲むほう。というか、飲むのを楽しむタイプというのかな。飲みながら会話を楽

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◇「最初の一文」と「最後の一文」

小説を買うとき、何を決め手にしますか。
タイトルに惹かれた、表紙が好みだった、帯の文句が印象的だった等、まず手に取るきっかけがありますよね。ではそれを買うかどうか、どこで判断しますか?

そういう時、わたしが必ずといっていいほど確認するものがあります。それが、「最初の一文」と「最後の一文」。時には「冒頭の段落」と「末尾の段落」だったりもしますが、つまりは「始まり」と「終わり」です。

たぶん、「始

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◇ポップコーンに弾ける心

わたしが足を運ぶゲームセンターは、ファミレスや温浴施設、ボウリング場、映画館といったものが集まる施設にあります。だから休日ともなると、家族連れでとても賑わう。
そして時に、ゲームセンターのある1階にポップコーンの匂いが強く漂っていることがある。映画館は2階なのだけど、エスカレーターですぐ行ける範囲。だから届いてしまうんですね。

ポップコーンは、わたしにとって少し思い入れのあるスナックです。
あの

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◇四季をめぐるような一日

ついに11月になりました。朝はずいぶん冷え込み、布団のぬくもりが名残惜しく感じるようになりました。靴下を履いていても、足裏が冷たい。手の指先もすぐにかじかむ。玄関を開けた瞬間などは、触れた外気の鋭さにおもわず身震いするほどです。車も結露が見られるようになり、乗り込むと冷たさが身にしみる。
ああ、冬に向かって季節は動いているんだなあ……。

時間が下れば徐々に寒さはやわらいでいきます。窓からの風も、

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