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比叡山のゆるい旅(比叡山延暦寺編/③)

お世話になっております。千木良といいます。

今回、滋賀県の比叡山+周辺をゆるっと旅をしてきました。
見るものや学ぶ事も多く始終「( ゚∀ ゚)」の顔でブラブラしてました。

その簡単なまとめその6です。よろしければどうぞお気軽にご覧ください。
※間違った部分があったらすみません

延暦寺会館での休憩が終わりました!
まったりしたので、かなりの気力が回復しました!

しかし開門時間のリミットが迫っているので少し急ぎでまわっていきます。

根本中堂(こんぽんちゅうどう)

総本堂になります。

大改修中の根本中堂(2026年完了予定)。

こちらが国宝の根本中堂となります。
平成の大改修という事で、2016年~スタートで約10年間にわたり大改修工事が行われています。あと3年ほどで完成が見られますね!

ここへ下る道は大きなスロープになっていました。脇には緩やかな階段!
足腰に優しい。(ありがたい)

そして改修工事中の屋根が、限られたステージ内であれば撮影可能です。(※本尊は撮影不可)

個人的には、改修工事中の骨組みや建物の構造等が見えるこの状態(屋根の下が丸分かり)はベストと言えます(資料になるため)。

お寺の屋根の下がどうなっているのか分からなかったので、とても良い勉強になりました。

宮大工の方々が手作業でお寺のパーツの修繕を行っているのをガラス越しで見ることができます!!(あまりジッと見るのもアレなので作業に差し支えない程度に)

これが凄かった。
鑿(ノミ)を使ってお寺の部品となる木を削っていました。

宮大工の方や宮大工の仕事を見るのは初めてだったので興奮しました。

並べられた屋根の下骨の部分になるであろう板も滅茶苦茶綺麗に並べられており見応えがあります。

また、こちらの本堂には不滅の法灯(ふめつのほうとう)という灯火があります。

西暦788年、最澄が灯した火から一度も消える事無く燃え続けている火です。(一度、織田信長による比叡山焼き討ちでこの火が消えたそうで、比叡山焼き討ちが起こる前に不滅の法灯の火を他のお寺に分けていたので(分灯)、後にそのお寺が比叡山延暦寺に火を届けたものが現在にも続いているそうです)

火自体は続いているようです。
現在も燃えているこの火は、西暦788年の当時から菜種油で燃え続けており、毎日朝夕とお坊さんが菜種油を欠かさず注いでいるようです。

これが油断大敵の「油断」の元ネタみたいです。
こういう所に語源になったものがあるんですね。

中も迫力がありました!この不滅の法灯もそうですが、本尊も見事な様子でした。堂内ではお坊さんが観光客に説明をされていました。

比叡山延暦寺で学んだ開祖達。

聞いた事のある名前が沢山出てきますね、
色んなお坊さんがこちらで学んでいったのが分かります。

ちなみに、近くにお坊さんの学校があるので比叡山延暦寺では若いお坊さんの姿も見えます。

根本中堂を出たら、色々な石碑が建っているのが見えます。

根本中堂を出たら、

大きい階段。傾斜が急。超大きい。

縦に長い急な階段が現れました。
写真では分かりにくいのですが、傾斜が急な縦です。
一段一段の高さがそこそこあります。
誰か他の観光客が「傾斜45度ある!」と叫んでました。なんだと。

これを頑張って登りました。
上に良い雰囲気の建物がチラチラ見えるので頑張りました。

途中で散歩中の犬に普通に追い抜かれました。
スイスイと器用に登っていく犬に羨望の眼差しを向けていました。

自分が知る限りでは、これを登り切った後の人達全員がうめき声をあげるか大きい溜息をついていました。それ程に険しい階段でした。

「昔の人はこれを毎日のように登ってたんだろうな~」と感心しました。
昔の比叡山延暦寺のお坊さんや僧兵もここを登ったのでしょうか?

そう言えば、比叡山延暦寺はかの有名な武蔵坊弁慶が僧になったところでもあるようです。
ここは屈強な僧兵が沢山いたイメージがありますね。


2トンの御神輿を担いで日枝山を越えた人々のエピソードがお隣(山のふもとの方)の日吉大社にあるくらいなので、住民全員屈強だったのでは…と思いました。

文殊楼(もんじゅろう)

立派な建物です。

一見楼門に見えますが、こちらもお堂のようです。
楼上には文殊菩薩が安置されています。

文殊菩薩は知恵をつかさどるとの事で、「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもありますね。その文殊菩薩です。


別角度!
脇道に進むと…

脇道に進むと、朱色の御社が見えてきました。
星峯稲荷に着きました!

星峯稲荷

星峯稲荷!

綺麗な名前のお稲荷様ですね。
お稲荷様で鳥居もあるのですが、荼枳尼天(だきにてん)が本尊のようです。
荼枳尼天(だきにてん)、仏教の神様なので鳥居があるのも納得です。

その昔、荼枳尼天(だきにてん)が白雪の綺麗な神狐の姿となってこの星の峰に降りたとされています。以来、公家衆の信仰が篤く霊験あらたかであると書かれていました。

なるほど…!境内にはお稲荷様の石像がありました。

そして各所にマニ車と呼ばれるマントラが刻まれた円筒形の物があります。
これを回すとお経を唱えた事になるとの事です。
結構回しました。


今回はここまでになります。
次回も比叡山延暦寺についてになります!

ありがとうございました!


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