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区境写真家になったのもコロナ禍があったから

またまたのっけから変なタイトルで失礼ですが、そもそもなぜ区境写真家になったかのキッカケが、まさにそうとしか言いようがない
(先日と同じこと言いよる)。

カメラの楽しさに目覚め、あちこち撮り歩いてたのがちょうどコロナ真っ只中。
まだデルタ株が恐れられていた頃だ。
その当時さかんに聞かれたフレーズがこれ。

県をまたぐ移動は自粛してください。

…要するに神奈川県から出るな、てことか。
じゃあ区をまたぐ移動なら良いんだね。

とまあ、まさに小学生なみの理屈を元に紙の地図を買った。
幼い頃から、まだ見たことのない場所に行くのが好きで、地図を見ることも大好きだった。
母が仕事であちこち移動しよく連れていかれたから、それもあるのかもしれない。
すれ違うバスの行き先が、聞いたこともない町の名前だと気になって仕方がなかった。
そういう感性が、この区境風景を撮っていた時に急に降ってきたのだ。

中区から見た西区境

この時の目的は野毛山で薔薇を撮ることだったが、突然この風景に出会い、明日からは区境の風景を撮ってみようと方針を変えた。

未だに聞かれるが、横浜にはフォトジェニックなスポットがたくさんあるのに、なぜ敢えて無骨な道路を撮るのか?と。
だって、美しいみなとみらいの風景は、自分より凄腕の先輩カメラマンたちがたくさん撮っているんだもの。

ランドマークタワー付近に咲く花


と、桜木町の駅ではそびえるランドマークを見上げず、地に咲く花壇にばかり目をやるのだった。

そんななか誕生した、できたてホヤホヤの電子書籍がこちら。
1冊250円、読み放題対象にもなっているので、ぜひご覧くださいませ。

随時、他の区境風景も出版していきます。

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