見出し画像

区境のグルメ〜西区

これまで紹介してきた区境グルメは、ラーメンや和風の定食といった少々武骨なものが多かった。
しかし今回はそれとは違う。

場所は日ノ出町の駅からほど近く。
と言っても野毛の繁華街ではなく、反対側の急な階段を登った崖の上。
なお、日ノ出町駅そのものは中区と西区のほぼ区境にあり、おおまかに分けると野毛側は中区、坂上側が西区となる。

その一角に一軒の家がある

WAEN(わえん)、美容室とカフェを兼ねたお店。
今よく見かける古民家カフェという風貌だ。
しかし個人的にはこうした古民家カフェはもっと増えてほしい。
空き家問題の解決にも期待できるし、あるものを活かすという考え方に大いに賛成だから。

店内の様子。
オシャレなキッチンスペースの傍ら、座席は古タンスなどの調度品が活かされている。
他に大きめのテーブル席もある。

室内から庭を眺める。
よく手入れされている。

さて、肝心のランチメニューだが、和風ハンバーグ、唐揚げの定食が2種類とフレンチトーストのプレート、その他スイーツやドリンクとなっている。
私が注文したのはハンバーグ、ドリンク付きで1,400円。
少し贅沢するにはぴったりだ。

注文してから焼くため少し時間がかかるが、その分良い香りと共に運ばれてくる至福。
副菜に野菜をたっぷりと添え、ボリューミィかつヘルシー。

たっぷりの大根おろしにさっぱりした和風ソースをかけていただく。

ハンバーグはぎゅっと凝縮されてジューシー、どっしりとした肉質。
スッキリした和風たれの大根おろしとのハーモニーは絶妙。
ご飯との相性もばっちり、男性ならおかわり必須だろう。
副菜のおかずとスープは素材を活かした優しい味、サラダの野菜もみずみずしい。

食後の紅茶を飲んだ後、午後からの旅に向かう。
住宅街の中の古民家カフェはセンス良く落ち着いた雰囲気、ゆっくりと過ごすには最適だ。
猥雑な野毛の雰囲気とは180度違うが、このギャップこそ日ノ出町の魅力なんだと知った。

こちらがWAENの公式サイト、ぜひ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?